エココンのエネコンが語る「温暖化懐疑論が問題になっているのは日本だけ」 ― 2009/04/25 10:18
私が勝手に名付けた「エココン」とは、eco-conservative、ecoconservativeのこと。
本来、左翼的なエコとコンサバティブ(保守主義者)は対立関係にあるはず。
ところが日本ではコンサバティブが先頭に立ってエコエコ推進。
地球温暖化問題と原子力の存在が奇妙なエココンなる勢力を生み出した。
彼らはエココンではなくはエネコン(enecon)と呼ばれたい。
http://enecon.netj.or.jp/index.htmlをクリックすると、
ほーら出てきた「地球を考える会:地球愛」。
彼らが唱える地球愛とは原子力の平和利用推進、つまり原子力愛のこと。
原子力ルネッサンスの旗振り役を担っている。
この地球を考える会の中心メンバーの一人が小宮山宏氏。
小宮山氏は東京大学総長時代に日本原子力研究開発機構の原子力分野で包括提携。
「東大で原子力界のトップリーダーを養成する」との志を高く掲げた人物。
今年3月に東京大学総長を退任すると翌4月から三菱総合研究所理事長に就任。
なんともわかりやすい転身。
三菱総研理事長(前東大総長)の肩書きで日経エコノミーに登場し、日本の環境への取り組みに喝!
「温暖化懐疑論が問題になっているのは日本だけ」とか「GDPが影響を受けるといった議論はデタラメだ」などとおっしゃる。
ほーほー。温暖化懐疑論は日本だけにGDP議論。
ここでメモメモ。
さらに「日本のヘッド(頭脳)をどうするかです。日本にふさわしいのは、米国のシンクタンクと同じようなものではないと思っています。バランスよく議論をするには、世界をつなぐネットワーク型の組織が必要ではないでしょうか。」との提言もあり。
米国のシンクタンクに言及している点に注目。
ここでまたメモメモ。
それでは小宮山宏氏に最新記事をプレゼント。
世界的に見れば、日本の地球温暖化完全洗脳状態の方が極めて異常であることがわかるはずです。
<小宮山氏へのプレゼント記事>
April 24, 2009
Views on Global Warming Relate to Energy Efficiency(画像引用)
http://www.gallup.com/poll/117835/Views-Global-Warming-Relate-Energy-Efficiency.aspx#1
http://www.gallup.com/poll/117835/Views-Global-Warming-Relate-Energy-Efficiency.aspx#2
April 22, 2009
Awareness, Opinions About Global Warming Vary Worldwide
http://www.gallup.com/poll/117772/Awareness-Opinions-Global-Warming-Vary-Worldwide.aspx#1
http://www.gallup.com/poll/117772/Awareness-Opinions-Global-Warming-Vary-Worldwide.aspx#2
April 23, 2009
Five Reasons the EPA Should Not Attempt to Deal with Global Warming
by Ben Lieberman and Nicolas Loris
http://www.heritage.org/Research/EnergyandEnvironment/wm2407.cfm
<関連記事>
「知の構造化」で温暖化懐疑論に終止符を 小宮山宏・三菱総研理事長(前東大総長)
NIKKEI NET 日経Ecolomy:インタビュー
http://eco.nikkei.co.jp/interview/article.aspx?id=MMECi1000006042009&page=1
「エココン」のエコエコ運動
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2008/06/25/3594515
エココンを育む土壌
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2008/06/27/3597830
エココンの悩みごとは日米間温度差
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2008/06/29/3601321
エココンの「地球愛運動」発進!
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2008/07/17/3631965
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