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メキシコ麻薬カルテルと米国ギャング2009/04/18 00:31

メキシコ麻薬カルテルと米国ギャング


オバマ大統領は就任後初めてメキシコを訪問。
焦点となったのはやはり麻薬問題。
オバマはメキシコ政府が推進する麻薬組織撲滅作戦を全面支援する意向を表明。

ここ数年、この問題を積極的に取り上げてきたストラットフォーが、
メキシコの麻薬カルテルと米国のギャングの関係を詳細にレポート。
なにやらギャング間の抗争にまで発展しそうな予感。

麻薬問題で腰の重かったブッシュ前政権との違いを見せつけるオバマ。
その自信はシカゴ・ギャングを味方につけているからでしょうか。
それともJFKの悲劇再来となるのでしょうか。

<関連記事>

When the Mexican Drug Trade Hits the Border(画像引用)
http://www.stratfor.com/weekly/20090415_when_mexican_drug_trade_hits_border

オバマ米大統領、メキシコ大統領と会談 麻薬対策など協議
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200904170005.html

米政権、メキシコ「麻薬戦争」にようやく支援
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090417/amr0904172028014-n1.htm

武装グループと軍が銃撃戦、麻薬組織か メキシコ南部
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200904170025.html



外洋型海軍へ転換はかる中国2009/04/18 01:29

呉勝利 Wu Shengli


これは日本にとって極めて重要な記事にも関わらず、
日本メディアはほとんど取り上げていません。
17日早朝の時点で英フィナンシャル・タイムズまでもが取り上げていたのに・・・。
これは大問題ですなぁ。

現在ソマリア沖での海賊対策という「実戦」を通じて、遠洋作戦能力を試している中国。
海軍強化の方向性が見えてきました。

防衛システムを突破するそうです。


<記事引用>

中国海軍におけるレベルアップの6つのキーワード
2009/04/17(金) 16:26
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0417&f=politics_0417_007.shtml

 中国人民解放軍の海軍が成立60週年を迎えるにあたり、中国共産党中央軍事委員会委員で海軍の呉勝利司令員が13日にメディアの取材に応じ、海軍の60年の歴史を振り返り今後の発展を展望した。

 呉勝利司令員によると、60年の発展で水上艦艇部隊、沿岸防衛兵、航空兵、潜水艦部隊、陸戦隊の5兵種で編成された戦略的で総合的、国際的な海軍になり、5兵種は半機械化から機械化へレベルアップし、徐々に情報化へ変更しているという。

キーワード1:新式装備

 海軍は新世代の艦載戦闘機を研究開発する計画で、当面、3つの艦隊は駆逐艦と護衛艦の分隊、モーターボート分隊、上陸用舟艇分隊および作戦支援艇分隊の数十隊と、3級以上の戦闘艦艇数百隻を擁し、その容積トン数は1980年代に比べて5倍に達するなど、艦艇の総合的な戦闘力が大いに強まっている。

 重点は兵器と装備の開発を迅速に行わなければならない点で、大型の水上戦闘艦艇、水中での連続潜航時間とステルス性の高いすぐれた新しいタイプの潜水艦、超音速巡航戦闘機、防衛システムを突破する能力が強い精密な遠距離ミサイル、深深度高速人工知能魚雷、通用性と許容性を兼ねた情報戦の装備など、新しいタイプの兵器と装備を研究開発する必要がある。

 また各戦略的方向では、戦略的な母港を中心とする沿岸保障力をしだいに形成し、海上での修理や遠洋兵力の輸送、大型救援と補給面での整備を強化する。今後、遠洋機動戦力と戦略的な兵力輸送能力を軍事力整備システムに組み入れることにしている。

キーワード2:航空兵

 第三世代の戦闘機が配備されるにつれ、航空兵部隊の全ての戦闘旅団は多地域間の機動作戦に参加することができるようになり、戦闘準備のパイロットは全員ミサイルの実戦訓練に参加する。

キーワード3:人材の養成

 新しいタイプの総合補給艦に代表される後方勤務の艦艇装備部隊の発足で、保障艦艇の容積総トン数は80年代の6倍に達している。大型の戦略的な母港や重点空港、後方の戦略的倉庫を建設し、艦船や航空機、装備の修理基地を十数所も建設するなどして、遠洋に向かう海軍を強くサポートしている。

 近年では高学歴の艦長やパイロット、仕官の養成規模が5年前に比べて10倍になり、4カ所の海軍の大学は仕官の訓練を行い、毎年、訓練を受けた仕官と兵士は5000人に達している。

キーワード4:沿岸部隊

 現在、沿岸部隊は全面的にミサイル化を実現し、新世代の沿岸ミサイルも全面的に配備され、海軍の沿岸部隊は他の兵種による攻撃を支援する新しいタイプの兵種になった。防衛システムを突破する能力が強化され、知能化レベルも向上、射程もより遠くなり、妨害に対する抵抗力がより強い新世代の沿岸ミサイルが全面的に配備されるにつれ、要地防空と近海防空能力を備える沿岸防衛部隊は、ほかの兵種の攻撃に効果的にサポートする新しいタイプの兵種となった。

キーワード5 潜水艦部隊

 人民海軍潜水艦部隊の防衛システムを突破する能力は明らかに向上している。潜水艦は水中での重要な突撃力として海軍にとって重点的に構築する兵種である。新世紀では新しいタイプの通常動力型潜水艦や原子力潜水艦が相次いで配備され、新タイプの潜水艦には、超長波通信システム、データチェインシステム、戦術ソフトウェア、指揮自動化システム、知能魚雷、精密誘導ミサイルなどの装備が配置されている。またステルス性や連続潜水時間、生存力が明らかに高まり、水中での防衛能力が明らかに強まった。

キーワード6 軍事演習と訓練

 この10年、海軍は集団での海上作戦や戦役演習を30回以上実施してきた。これらの演習によって新しい戦法を検証し、海軍の一体化と総合的戦力、戦略抑止力が大いに引き上げられた。

 海軍の遠洋訓練はすでに日常的になり、海軍の5兵種は毎年数回、遠洋での演習を実施している。そのうち水上艦艇の昼夜航行訓練は数百ノットから数千ノットになり、潜水艦の水中での待機訓練は十数日から数カ月にわたっている。


<関連記事>

軍事専門家空母開発の重要性を強調
http://japanese.cri.cn/881/2009/04/17/1s138827.htm

Beijing reveals plans to expand naval presence
http://www.ft.com/cms/s/0/2b240b3a-2ae8-11de-8415-00144feabdc0.html

China planning huge navy upgrade: commander
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5jA6H84RGCwU46vfJEIJJyLiR1QnA

Chinese navy expands foreign cooperation(画像引用)
http://www.chinadaily.com.cn/china/2009-04/15/content_7681345.htm


<追加引用記事>

あっ。産経さんがようやく報じた。さすがですね。

中国海軍 創設60周年 紛争にらみ外洋型転換 東・南シナ海の作戦能力強化
2009.4.18 01:05
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090418/chn0904180107000-n1.htm

 【北京=野口東秀】今年創設60周年を迎える中国海軍が、台湾との紛争を想定した近海防衛型から、太平洋やインド洋への展開をにらんだ外洋型への転換を急ピッチで進めている。中国国防省などが認めた、同国初の空母建造計画もその一環だ。また、海軍司令官が23日の記念式典を前に、部隊の遠洋訓練を毎年実施する方針を表明、周辺各国・地域との間で領有権問題を抱える東シナ海、南シナ海などでの作戦能力を高める構えを示した。

 国営新華社通信によると、呉勝利・海軍司令官は創設60周年を迎えた海軍の今後の方針として、次世代型の水上艦艇や潜水艦などの実戦的訓練を強化すると指摘。「数百キロ~数千キロ離れた海域での艦艇の昼夜航行訓練、数十日~数カ月にわたる潜水艦の潜航待機訓練」を毎年行うことを明らかにした。東シナ海や南シナ海などでの訓練を想定したものとみられている。

 軍機関紙「解放軍報」などによると、中国海軍はすでに、尖閣諸島(中国名・釣魚島)の領有権を主張する東シナ海でほぼ毎月、演習を実施しているもようだ。14日付の解放軍報も一面トップで、「新型のミサイル快速艇が電子妨害を受けながらミサイルを命中させる訓練を東シナ海で成功させた」と伝えている。

 フィリピンなどと南沙諸島の領有権を争う南シナ海でも、中国はこのほど海軍の退役艦を改装した最大級の監視船を投入。新華社電によると、同海域で巡視船やヘリコプターによる過去最大規模の巡視活動を始めるという。

 中国海軍が、東・南シナ海での訓練や巡視活動を強化する背景には、紛争地の主権を主張する狙いのほかに、両海域での作戦能力を高めることで、その先に広がる太平洋やインド洋への進出を容易にする思惑もあるとみられている。

 中国が外洋型海軍を目指すのは、核弾頭を搭載した原子力潜水艦を西太平洋に展開し、米国を牽制(けんせい)するという安全保障上の理由からであり、また、インド洋に延びる、エネルギー資源のシーレーン(海上交通路)を防衛するためでもある。

 外洋進出をにらむ中国にとって海南島は戦略的に重要な拠点で、すでに巨大な地下基地を建設し、新型原子力潜水艦を配備した。3月には、同潜水艦の情報収集を行っていたとみられる米海軍の音響測定艦が、中国海軍の艦船に航行を妨害される事件も起きている。