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AIGに激怒している米国人(ギャラップ世論調査)2009/03/21 08:10

AIGに激怒している米国人(ギャラップ世論調査)


巨額賞与問題で豚まで出てきたアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)。

米世論調査企業ギャラップ(Gallup)の3月18日発表のAIGに関する調査結果を見てみましょう。

米政府はAIGの巨額ボーナスを取り戻して欲しいと考えている米国人は76%
政府は口出しすべきではないと考えている人はわずか17%

このAIGの巨額報酬問題に激怒している米国人は59%
腹立たしいと思っているのは26%
特に激怒していないと答えた人は11%

支持政党別に見ると、
民主党支持者の取り戻せ派は83%、激怒派は70%
共和党支持者の取り戻せ派は67%、激怒派は56%

民主党支持者の方がこの問題で熱くなっていることがわかります。
こうした米国民の声に圧されてオバマ政権も必死になっているわけです。
そして、ボーナス課税法案のわずか数日でのスピード可決(米下院)。

このギャラップ社の世論調査は3月17日に電話取材により行われたもの。
平日の調査ということもあり携帯電話も併用されています。

日本ではメディア主体の電話世論調査で携帯電話を使用することは稀。
とはいえ、携帯電話を使用されてもいい迷惑。
よって、そろそろ抜本的に方法を見直すべきではないかと思います。

平日の日中に固定電話に出る人っておじいちゃんかおばあちゃんか主婦。
週末でも似たようなものでしょう。
日本の世論調査結果に偏りが生じる結果になっているのではないでしょうか。


<関連記事>

Outraged Americans Want AIG Bonus Money Recovered(画像引用)
http://www.gallup.com/poll/116941/Outraged-Americans-AIG-Bonus-Money-Recovered.aspx

AIGのワシントン・コネクション2009/03/21 09:40

AIGのワシントン・コネクション


AIGに比べれば西松建設なんてまだかわいいもの。

こんなの昔から有名な話。
何をいまさらって感じがするけどなぁ。

今一番焦っているのはブッシュ前大統領だと思いますけどね。

ついでにAIGと外交問題評議会(CFR)の関係も明らかにすればいいのに。



<関連記事>

OpenSecrets Before the Fall, AIG Payouts Went to Washington - Capital Eye
http://www.opensecrets.org/news/2009/03/before-the-fall-aig-payouts-we.html

Will Obama, McCain, Dodd Return Contributions From AIG Employees?
AIG Gave More Than $630,000 During the 2008 Political Cycle
http://abcnews.go.com/Politics/story?id=7110145&page=1

Critics Got Donations From Insurer - WSJ_com(画像引用)
http://online.wsj.com/article/SB123742426774379307.html

▼過去に多額の献金受ける~AIG批判する政治家ら
http://www.usfl.com/Daily/News/09/03/0320_025.asp

 巨額の公的支援を受けたアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の高額ボーナス問題について、オバマ大統領をはじめとする政治家は一斉に強く批判しているが、当人らも過去にAIG関係者から多額の献金を受け取っている。

 ウォールストリート・ジャーナルが伝えた政治献金の監視団体センター・フォー・リスポンシブ・ポリティクス(CRP)のデータによると、オバマ氏とクリストファー・ドッド上院銀行委員長は、いずれも民主党の大統領候補だった2008年、AIG社員から10万4000ドルづつ献金を受けた。また、ドッド氏は1990年以降にAIG社員から受け取った献金総額が28万ドルと、現職議員では最も多い。

 ドッド氏はこれまでに、「今後、財務省の不良資産買い取り措置(TARP)による公的支援を受けた金融機関からは献金を受けとらない」と宣言した。

 また、「AIGが社員に支給した賞与が返却されない場合は課税しろ」と批判しているチャールズ・シューマー上院議員(民主)も、同社から総額11万2000ドルの政治献金を受けている。シューマー氏は「献金はほとんどが5年以上前のもの。同社の経営を救うために公的資金が投入されてからは献金はない」と釈明した。

 一方、共和党サイドでAIGからの献金が最も多いのはブッシュ前大統領で、90年以降に20万ドルを受け取った。2位はジョン・マケイン上院議員の同9万9000ドル。

 AIGの両党への政治献金は、90年代から00年代初頭まではほぼ等分だったが、04年以降は民主党への献金が増え、同社関係者による合計260万ドルの献金の60%を占めている。

 AIGは98年以降、議会や政府向けのロビー活動に7260万ドルを投じて政権への影響力を強めたが、08年9月に公的資金援助を受けた後はロビー活動を中止し、10月には大統領選への協力資金も尽きた。