ゾンビに学ぶネアンデルタール ― 2009/02/19 00:31
フィナンシャル・タイムズ紙のマーティン・ウルフもまた、
日本の「失われた10年」に学ぼう運動推進役の一人。
この人はリチャード・クーがお気に入りのようです。
簡単に日本語で要約しようかと思っていたら、翻訳記事を発見。
こりゃ便利ということで、紹介しておきます。
それにしても惜しい!
原文では“zombie banks”となっているところを「死に体状態の銀行」、
さらには“neanderthal”となっているところを「原始的」と訳していますね。
“neanderthal”には頭の鈍い人という意味もあることから、
そのままネアンデルタールでもよかったのにw
その方がマーティン・ウルフらしかったと思いますよ。
やはり憎たらしいことにネアンデルタールは、
「失われた10年」入りを回避しそう。
これじゃ、米国の独り勝ちですな。
米国一極体制はますます強化されることになるのでしょう。
<関連記事>
Japan’s lessons for a world of balance-sheet deflation(画像引用)
By Martin Wolf
http://www.ft.com/cms/s/0/774c0920-fd1d-11dd-a103-000077b07658.html
バランスシート・デフレの世界に日本の教訓――フィナンシャル・タイムズ
2009年2月18日(水)12:14
(フィナンシャル・タイムズ 2008年2月17日初出 翻訳gooニュース)
マーティン・ウルフ
http://news.goo.ne.jp/article/ft/business/ft-20090218-01.html
中川騒動の裏側 ― 2009/02/19 01:00
中川昭一氏のしどろもどろ会見に関して、
怪しげな情報が飛び交っております。
火をつけたのは毎日新聞。
その記事がコレ。
中川財務相:G7昼食会抜け出し、同行記者とワイン
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090218k0000m010139000c.html?link_id=RSH05
この記事をおもしろおかしく財務省謀略説に発展させたのがコレ。
中川辞任、財務省の“謀略”説も…情報流出が早すぎる(画像引用)
扱いにくい大臣として有名
http://www.zakzak.co.jp/top/200902/t2009021828_all.html
新聞各社の記者さんたちの間でも話題になっているようで、
私の方にも情報が入ってきました。
無難なところだけ紹介しておきます。
▼毎日新聞
(しどろもどろ会見直前に)「中川氏はホテルの1階のイタリアレストラン「ドニー」に移動、財務省の玉木林太郎国際局長や日本から取材で同行した女性記者、イタリア人通訳など数人で会食した。」
→事実。
『レストランの支配人によると、中川氏らは午後2時ごろから、ビッフェ形式のサラダとパスタとともに赤のグラスワインを注文。中川氏はここでの飲酒について「本当に口をつけた程度」と話す。』
→ほぼ事実。
→ワインは合計3本。
ここで気になるのが、中川氏の「口をつけた程度」発言が本当なのかどうか。
当然この時同席していた女性記者は特ダネをつかんでいるわけですから、
真相が記事になってもおかしくない。
むしろそれが記者の義務というもの。
実はこのあたりを毎日新聞は暗にチクッたわけです。
ところが、この女性記者の所属する新聞社は沈黙を続けています。
記事にしないどころか、
この女性記者と思われる人物に関する情報をなぜか削除し始めた。
この新聞社の「2010年度の採用情報」ページに写真付で紹介されていたのに削除。
学生向け就職情報サイト「LET'S」に掲載されたこの女性のインタビュー記事まで削除。
そういえばこの新聞社さんと同じグループのテレビ局が、
つい先日「麻生内閣支持率9.7% 歴史的低水準に」とする世論調査を公表したことは、
本ブログで紹介済み。
おそらく週刊誌などは単なる女性スキャンダルとして取り上げるのではないかと。
それで幕引きでいいのでしょうか。
読売グループが隠したいものは他にあるかもしれませんね。
中川酔拳効果で日本ソブリンのCDSスプレッド拡大中 ― 2009/02/19 09:17
見方によっては、これって日本にとって神風になるかも。
これって中川酔拳効果?w
<関連記事>
〔金利マーケットアイ〕スワップ金利は低下、ブル・フラット化
http://jp.reuters.com/article/domesticEquities2/idJPnTK024852620090218
<15:00> 日本ソブリンCDS一段と拡大、金利低下を連想
クレジット市場では、日本ソブリンのCDSスプレッドが一段と拡大している。18日の取引はドル建て5年で125bp、130bp、120bpとなっている。17日は122.5bpでの取引だった。CDS指数も気配で570─590bpと、600bpをうかがう展開となっている。市場では「クレジット市場のスプレッドの急拡大は信用不安を一層呼び、債券への逃避買いから金利低下要因となる連想が働く」(国内証券)との声が聞かれた。
外為早朝 円、93円台後半に続落して始まる 国内景気や政局で
http://markets.nikkei.co.jp/kawase/summary.aspx?id=ASS0IMF01%2019022009
日本株は反発へ、円安進み輸出関連に見直し買い-海運も上昇公算
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003017&sid=aciLSlHUeV7g&refer=jp_japan
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