「中国救世主論」崩壊へ ― 2009/01/03 00:00
いよいよ第二局面に突入かな。
▼引用開始
China factories cut output at record pace: CLSA PMI (画像引用)
http://www.reuters.com/article/ousiv/idUSTRE5010DQ20090102
12月中国PMI指数は41.2、過去最低水準から若干上昇=CLSA証券
2009年 01月 2日 14:36 JST
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnTK834633120090102
[北京 2日 ロイター] CLSA証券が発表した08年12月の中国購買部担当者景気指数(PMI、季節調整済み)は41.2で、過去最低だった前月の40.9から若干上昇した。同指数は、50を上回れば製造業が拡大、50を下回れば製造業が縮小していることを示す。
また、PMI指数を構成する生産指数は、12月は38.6に落ち込み、同統計の算出が開始された2004年4月以来の低水準となった。
CLSAの調査責任者エリック・フィッシュウィック氏は「中国の製造業セクターは12月、非常に弱かった。PMI指数はこれで5カ月連続、節目の50を割り込んだことになり、製造業が定義上のリセッション(景気後退)に近い状態であることを示唆している」と述べた。
中国の製造業活動指数、輸出需要減で5カ月連続で縮小-PMI41.2
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=a.rxxss1QEq0&refer=jp_home
1月2日(ブルームバーグ):昨年12月の中国の製造業活動は5カ月連続で縮小したことが民間調査で明らかになった。日米欧の景気後退で輸出需要が低下していることが響いた。
香港に拠点を置く証券会社CLSAアジア・パシフィック・マーケッツが2日発表した12月の中国製造業購買担当者指数(PMI、季節調整済)は 41.2となり、50を下回った。11月は過去最低の40.9だった。
CLSAのPMI指数は2004年4月に集計開始。400社を超える製造業の企業を対象とした調査を基に、生産や新規受注、雇用、在庫、価格などの動向をまとめたもので、50を上回ると企業活動の拡大、50を下回ると縮小を意味する。
中国の製造業は金属から玩具に至る幅広い業種で減産か閉鎖に追い込まれている。CLSAの経済調査責任者、エリック・フィッシュウィック氏(シンガポール在勤)は「12月の中国製造業活動は非常に弱い。5カ月連続で50を下回ったことは、中国経済の43%を占める製造業部門が自律的な不況局面入りに近づいていることを意味している」と指摘した。
<金融危機>09年上半期、失業率11%の予想も―中国
http://www.recordchina.co.jp/group/g27174.html
2008年12月30日、ある証券会社のアナリストの分析によると、金融危機による世界的な景気低迷の影響を受けて、中国の2009年上半期の失業率が11%に達する可能性があることが分った。中国経済時報が伝えた。
金融危機の影響などで、中国では08年に約67万社が倒産し、670万人分の職位が失われたという。中国社会科学院が最近、「中国の失業率は9.4%(=政府の公式発表の約2倍)に達している」と発表したが、多くのアナリストは実際の失業率はこれをさらに上回っていると見ている。
西南証券の高級アナリスト、董先安(ドン・シエンアン)氏によると、08年上半期の農業や漁業などの就労人口は3億8700万人、製造業は9900万人、小売、貿易または飲食業などは5900万人、建設業は4億6400万人だった。このうち、08年の下半期の新たな失業は、製造業で1980万人、建設業で1546万人に達し、大部分が農村からの出稼ぎ労働者だったという。董氏は「データを基に推計すると、失業率は社会科学院の発表した9.4%を遥かに上回り、11%程度になろう」との見方を示している。
また、多くのアナリストが「不況のボトムはまだこれからで、回復の兆しが現れるのは09年の下半期以降」と予想しているだけでなく、中国社会科学院は「09年の大学卒業生610万人のうち、約4分の1が就職できない」との見方を発表するなど、09年の失業率上昇は避けられそうもない状況だという。(翻訳・編集/HA)
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