Google
WWW を検索 「園田義明めも。」を検索

「『隠された皇室人脈』エピソードⅡ原爆投下阻止工作があった!?」を更新しました2008/06/20 07:29

今回のコラムは冒頭で推論と言い切りました。
アドバルーン的に「原爆投下阻止工作があった!?」としましたが、
情報を集めたいとの思いからと理解してください。

一応カトリック中央協議会や時事通信社には問い合わせしたのですが、
興味深い情報は入手できませんでした。

知りたい情報を簡単にまとめるとこんな感じでしょうか。

1 マレラ工作に登場する「代表的財界人」とは誰か?
2 「東京倶楽部」情報(メンバーリスト含む)
3 バチカンはマンハッタン計画をどこまで知っていたのか。
4 米政権内に原爆投下を阻止しようとした勢力がいたのかどうか。



1については、渋沢正雄も考えられると思って調べてみると、
正雄は昭和17年に亡くなっているので可能性が消えました。
残るは渋沢敬三。しかしいずれも弱い。
やはり日本政府を動かせるほどの財界人で
しかも前科ありといえば、
樺山愛輔しかいないのではないかと思っています。

いずれにしても、
2の東京倶楽部にかかわっていた人物だと思うのですが、
この東京倶楽部の情報も極めて少ない。
グルーも東京倶楽部を頻繁に活用しており、
当時の警察はリベラル派の拠点として監視していたようです。

3については、
おそらくOSSのドノヴァン本人が
バチカンにリークしていたのではないかと・・・。

4の視点で書かれた文献は今までほとんどないかもしれません。
科学者の中には原爆使用に反対した人もいましたが、
当時の米政権内で投下に反対した人がいたのかどうか。
存在したとすると、考えられるのは、
親日派や開戦回避にも動いたカトリック人脈。

親日派のグルーは敬虔な聖公会信徒。
聖公会もカトリックに近い。
またドノヴァンもギグリーもカトリック信徒。

いかにマンハッタン計画が極秘に進められたとはいえ、
ドノヴァンやグルーのレベルになれば、
情報が入っていた可能性は充分考えられます。

彼らが知っていたとしても表立った動きは当然できない。

仮にグルーが知っていたとすれば、
なんとしても投下される前に戦争を終わらせようとしたはずです。
これが今回のコラムにつながったわけです。

『隠された皇室人脈』でも取り上げましたが、
当初から投下目標に長崎が入っていて、
それをバチカンが知っていれば、
バチカンはもっと活発に動いたかもしれません。
むしろバチカンを動かさないために、
当初から長崎が候補にあがっていたのに、
隠していた可能性もありますね。

いくら私一人で頑張っても限界があります。
皆様からの情報、お待ちしております。
どうかご協力お願いします!