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第1回かくれんぼ大会の結果発表!2008/06/01 03:52

勝者はこのわたしです。あっはっは。
 え? 誰も探してないって? (・・;)
  まぁ、いいじゃないですかぁー。

只今、身近な方々に頼みまくっています。
ここはやはり私自身も汗かかないとね。

というわけで、
雨の都心をリュック背負って駆け抜けてきました。

ちゃんとプレゼントも持っていきましたよ。
図書カードと今や入手困難の前著(しかも新品!)。

今回お世話になった本屋さんを書いておきますね。
すべてのお店で『隠された皇室人脈』が置いてあります!

足が動けば今日もこっそり第2回目か!?
皆様、見かけたらよろしくお願いしまーす♪

<お世話になった本屋さん一覧>

ブック エキスプレス ディラ 上野店

ブック エキスプレス 東京駅北口店
ブック エキスプレス 東京駅南口店
八重洲ブックセンター 本店
八重洲ブックセンター 八重洲地下街店
ブック エキスプレス ディラ 東京店
丸善 丸の内本店

紀伊國屋書店 新宿本店
紀伊國屋書店 新宿南店
ジュンク堂書店 新宿店

ジュンク堂書店 池袋本店
リブロ 池袋本店
旭屋書店 池袋店

昭和天皇の戦争責任に関して2008/06/03 00:15

アマゾンの『隠された皇室人脈』ページに新たなレビューを発見!
なになに、この方も左から右と呼ばれているのでしょうか。
そんなこと気にしちゃいけませんよ。
私は左からは右、右からは左といわれる毎日を
思い切り満喫しておりますw

このレビューで気になるところがありました。
引用させていただきますね。

「左翼の人の中では、なんだかんだ言いながら、
結局は昭和天皇万歳の右翼の本じゃないかと
思われる方もいるかもしれませんが、
そんな浅い内容の話ではありません。」

それでは私なりの意見も書いておきましょう。
それまで「天皇陛下万歳」と叫んでいた人たち。
この中から手の平を返したかのように
戦争責任を追求する人も出てきた。
そして追求組にまたもや付和雷同する人たちも。
これによって日本人としての誇りまで失ったように思うのです。

一方で昭和天皇を擁護すべき人たちはどうだったのでしょう。
中には戦争を食い止めようと苦悩する姿よりも
軍服姿の昭和天皇にこだわっている人もいるのではないでしょうか。

そんなことを考えながら、
昭和天皇の戦争責任に関する世論調査結果をまとめてみました。
最近は同様の調査が行われておらず、
かなり古い資料になりますが、これを見てください。
http://www.sonoda-yoshiaki.com/tenno.html

気になるのは時事通信社の調査結果です。
昭和天皇の戦争責任について、
「全面的にある」「幾分ある」と答えた人の合計が、
戦争を経験したはずの60歳代でも4割を超えていました。
大半が「幾分ある」だと思われますが、
なんとも悲しいことですね。

戦争責任という問題だけに固執すると
悲しみだけが大きくなります。

右・左にとらわれることなく、
極めて現実的に平和を希求した昭和天皇像も
もっと明らかにしていく必要があるのではないでしょうか。



▼今聴いている曲 Minstrel Boy
http://youtube.com/watch?v=pwJRltuApKI

▼この曲の日本語訳
http://www.worldfolksong.com/songbook/others/minstrelboy.htm
http://shanachie.jp/minstrel.htm

とっても気になる番組が・・・苦笑2008/06/04 01:56

先日お酒の席である方がこんなことをボソボソ。
子供に「勉強しろ」を繰り返す奥様に向かって、
「お前もたまには本ぐらい読めよ!」と言ってしまったそうです。

私も同じ言葉を何度発してきたことか。
思わず二人でニヤリ

男性女性に関わらず、
書店や図書館に行く人と行かない人の差は
ますます大きくなっているような気がします。

そんな中で面白そうな番組が放送されます。

ランキング依存は出版業界に限らず、
あらゆる分野に広がっているように思いますけどね。

個性を主張するのはもはや時代遅れ。
勘違いした個性も怖いものがありますが、
なにやらつまらない世の中になってきました。


NHKクローズアップ現代
6月4日(水)放送予定
ランキング依存が止まらない
~出版不況の裏側~

このほど、出版社の倒産件数が15年ぶりの高水準を記録したことが明らかになった。かつて「声に出して読みたい日本語」などのベストセラーを生み出し、じっくりと本を育てることで定評のあった草思社も経営が破たん。背景には、読者の本の選び方が劇的に変化していることがある。「売り上げランキング」をもとに本を選ぶ人が増加。売れる本への一極集中が顕著となり、書店ではランキングに入らない本は即座に返品することが常態化している。短期間で売り上げ実績をあげる必要に迫られた出版社は、出版点数を急激に増やし、本の寿命が短くなる事態を招いている。日本の出版界の根幹を揺るがし始めた読者の変化。その知られざる実態に迫る。
http://www.nhk.or.jp/gendai/

私のブログにようこそ♪2008/06/05 07:51

今日は、あの有名な国際ニュース解説のところから、
大勢のお客様がこちらに遊びに来る予感・・・。

そうそう、テレビでもよく見かけるあの方ですよ。
独自の視点で世界を斬るフリーの国際情勢解説者。
「隠れ多極主義」に「覇権ころがし」といえば、
もうわかりますよね。

実は随分前から、
この方と隠れ付き合いをさせていただいております。

せっかくだから何かお土産でも準備しないと。

そうだ、あれにしよう!

この方のコラムでよく登場する
アメリカの有名一族に関する情報を
私のホームページに仕込んでおきますね。

何度かツンツンとクリックしていけば、
きっと見つかると思います。

随分古い資料で申し訳ありませんが、
私の恩師が作成した信頼できる情報です。

次回はこの一族のことを少しつっこみますね。

ロックフェラー家の影響力(1)2008/06/06 00:41

ロックフェラー一族の持株リスト
『現代アメリカ金融資本研究序説』松井和夫、文眞堂より




今や日本を代表する国際情勢解説者の田中宇さんの唱える多極化論。
これに対して米外交問題評議会(CFR)会長のリチャード・ハースが、
多極化を通り越して無極化になるんだぜ論を展開。
このハースでさえもドキッとしそうなのが、
田中さんのババ抜きや覇権ころがしかもしれない。
覇権も時にはババになるという見方はさすがだと思います。

さて、田中さんは適切な表現でロックフェラーを取り上げていますが、
中にはこんな表現をしている本もたくさんあったりします。

「我らがロックフェラーのエクソンモービル!」

こんな風に書くと、
あたかもロックフェラー家がエクソンモービルを所有している。
あるいは支配していると勘違いする人もいるでしょう。

残念ながら事実は違いますね。

エクソンもモービルも共に
ロックフェラー家創業のスタンダード・オイルをルーツとすることから、
歴史的に見てロックフェラー系との表現はありでしょうけどね。

とはいえ、今なおロックフェラー家が強い影響力を持っていることも事実です。

つい先ごろに行われた同社の株主総会を前に
最高経営責任者(CEO)と取締役会議長の分離を求める問題で、
エクソンモービル経営陣とロックフェラー家が対立しました。
ロックフェラー家の子孫たちが結束しながら、
地球温暖化問題への対策含め、
長期的な成長戦略を構築するためには分離が必要と主張しましたが、
賛成約4割を得るものの、この提案は否決されました。

エクソンモービルほどの規模になれば、
創業者一族とて自由に動かすことなどできないわけです。

それを証明するのが私のホームページに仕込んでおいた資料です。
すぐにみつかったと思いますが、ここにも貼っておきました。

楠木正成の怨霊と御陰2008/06/06 14:58

このところ頻繁にやり取りする友人が、彼なりの切り口と座標で解説した本が講談社から出版された。当ブログでもその間の出版社の交渉過程と小生の観察を記させてもらった。
http://www.sonoda-yoshiaki.com/index2.html

出版から削除された部分を上記サイトにて掲載しているが、多くの意見が寄せられる。その実直な質疑のなかに、その提起は友人の本と根底では同義ながら、文字表現と解釈に異なるものをみる、というものだった。
それは楠木の意志を勘案して善なるものを現世に活かそうとする意志が双方にある。それゆえ小生も拙意を呈する気持ちになった。

それは文中にある楠木正成の意にたいする各様の捉え方だが、「怨」という、ある種忌まわしい文字を楠木の「霊」に繋げ、「怨霊」としたことだった。友人にもその意がある。また真摯な質疑を呈する方も意があるが、そのことについて小生に意見を求めるメールが友人から届いた。

以下は、友人の情を別として応答したものである。


「怨霊」は「御陰」

邪なものからすれば、怨であり、心の秘奥にある自制心などを支える「御陰」ともおもえます。

産霊を、゛むすび゛とも読みますが、神域の問いは、現世を超越して恐れを抱く、祟りがある、これを利用しようとすれば霊の意思とは異なる現象を招くといいます。これをアカデミックに考察するとノイローゼになり、解消するスベとして珍奇かつ高邁な仮説を立て自己納得します。

愚かな軍部、政治家からすれば怨ですが、無辜の民からすれば御陰です。
孫文もペテン師、女好き、謀略家、と色々あり、これを部分検証しても全体はわかりません。また切り口によっては英雄豪傑もその類の論評に晒されます。

拙書「請孫文再来」も、その評を超えて明治の先覚者が命がけで隣国の革命に挺身したその歴史的事実と、彼らが抱いた一国の革命の背景にある西欧の植民地に抑圧されたアジアの解放と再興に、その要を観たからである。

書籍出版は商業という生業(なりわい)によって行ないます。とくに異なった切り口、新資料の発見など、時にはセンセーショナルな部分やプロパガンダ的宣伝に好都合な標題が生業を援けます。

とくに今どきのサイト上のやり取りによくある「部分コピー反論」から、゛炎上゛といわれる非難合戦を観るに、全体像やこの種の内容に必須な「情緒性の認知」や「忖度」など、読者の思索、観照が衰えると説明責任の欲求に晒され、どうしても部分解説の集合という書風に陥る傾向があります。
それゆえ、たとえバーチャルでも劇画、映像が解りやすいようです。

書き手として往々にしてこれに陥るのが研究家などにみられる姿のようです。
また、曖昧な部分があれば「小説」として選択します

標題に戻れば、楠木も孫文も肉体的衝撃を回避せず、吾が身に受けて不特定多数の安寧を求めたもので、その代表するものとして天皇があったと見るべきが歴史からの恩恵という見方です。

なによりも、楠木の善なる精神を倣い、かつ彼のように肉体的衝撃を恐れず、つまり何ゆえ生命と財産が存在るかを問い、かつ継承する血統、家柄の持つものの責任を内観することが、その意を繋ぐ事かとおもいます。

俯瞰した歴史の中で多くの錯誤と、それら伴う争いがありますが、尋常として死地に臨む楠木の「歴史への責任」を鎮まりを以って考えたいものです。
何よりも鎮まりを守る「鎮護の国」の守護者たらんとしたものだからです。
 
現世求められるのは、後世の評の良し悪しは置いて、国家安寧の基礎となる人間の尊厳と調和を「長(おさ)」を推戴して「スメラギ」の道を指し示した一隅の人間の存在を発見し、心に留め置くことです。それは楠木にも熊楠にも観ることができます。

眼前に展開される数多の文字、口舌は、己を知る、つまり「我、ナニビトゾ」を明確にしてくれる臨機でもあります。それは苦いものほど効あるものです。

http://blog.goo.ne.jp/greendoor-t/

一高出身の方からのお便り2008/06/06 16:27


一通のお手紙が届きました。

『隠された皇室人脈』の主人公はなんといっても新渡戸稲造。

その新渡戸が校長を務めた旧制第一高等学校(略称、一高)は、

東京大学教養学部の前身にあたります。

私の手元にあるお手紙は、

この一高出身の方からいただいたものです。



冒頭には拙著を読んでいただいた感想が

こんな風に綴られていました。



「興味深く拝読し、知っていたことも知らなかったことも含めて、このように新しい視点から整理された文庫を通じて、カトリック、クエーカーと皇室との関係をあらためて認識するとともに、最近の文庫本でこれほど多くの一高出身者が紹介されたことは滅多にありませんから、一高出身者の一人として大いに感謝しております。」



しかも、この後に疑問点まで投げかけていただきました。

一高出身の方だけに極めて的を射たご意見です。



「恰も交響曲のmotifのように『楠木正成の怨霊』と『長州閥』という字句が使われていることに違和感があった。」



その通りです。この本に違和感があって当然なのです。

ご指摘いただいて、どれほど有難く思ったことでしょう。



最後の最後に削除した章があるために、

違和感を生み出してしまいました。

これもなんとか世に出したい。

そのために発刊とあわせてホームページを立ち上げました。



感謝の念をこめて、

『隠されたクスノキと楠木正成』を

このお手紙を頂戴した一高出身のikane様に捧げたいと思います。

ロックフェラー家の影響力(2)2008/06/07 04:11

さてさてロックフェラー一族の持株リストを見れば一目瞭然ですが、
持株比率が激減していることがわかりますね。
私の手元には1923年と1926年の持株リストもあるのですが、
このときには30%を超えていたグループ企業もありました。

株式所有が分散すると、所有と支配の分離が起こり,
経営者支配が成立するというバーリとミーンズの主張が
ロックフェラー家にもあてはまることがわかります。
家族資本主義時代の終焉です。

このリストはパットマン報告(1968年)に続いて、
米国議会資料として公表されたメトカーフ報告(74~78年)をもとに
作成されたものです。
これによってそれまでの金融支配説等も見直しが始まり、
リビコフ報告(80年)によって取締役兼任制度にいっそう注目が集まる。

なんといっても衝撃的だったのはマイケル・ユシームの登場ですね。
ユシームは社会学的なアプローチから、
社外取締役制度の中核である米英の大企業トップとインタビューを実施、
その結果、84年に「インナー・サークル」が刊行されます。

実はインナー・サークルという言葉自体、
インタビューの際に彼らの口からポロッと出てきたそうですよ。
これにより政治的にも影響力をもつパワーエリートの存在が明らかになりました。

三百人委員会は通じないと思いますが 汗
少し減らして30人委員会にすれば、
そのほとんどは各国のインナー・サークルだと思いますよ。

残念なことは、
守秘義務の関係でインナー・サークルの名前が公表されなかった。
ロックフェラー家やロスチャイルド家に関わる人が、
含まれていたことは間違いないでしょう。

バーリ&ミーンズの経営者支配論などは
経営に直接関わっていたロックフェラー家からすれば、
避けられない現実としてすでに直面していたわけです。
莫大な資産を大学やシンクタンク、それに国際交流に注ぎ込んだのも、
優秀な人材を育成し、囲い込むための戦略ですね。

とはいえ、
あなたがロックフェラー大学を卒業し、
外交問題評議会(CFR)で研究を積み、
エクソンモービルの取締役になったとします。
そしたら、あなたはロックフェラー家の言いなりになります?
なりませんよね。
最高経営責任者と取締役会議長の分離問題の通りですね。

インナー・サークルとて一枚岩ではありません。
911からイラク戦争にかけて、
インナー・サークルが結束するかどうかを
ワクワクしてチェックしていたのですが、
最後まで割れたままでした。
戦争で儲かるところもあれば、損するところもありますからね。

というわけで、
ロックフェラー家の影響力は今なお大きいとしても、
このような見方はかなり無理があるわけです。

「ロックフェラーが米国を動かしている」
「いやいや、世界を動かしているのだ」
「ここにロスチャイルドの存在も見逃してはならない」