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宮脇昭氏の原点:「備中神楽」と「猿田彦」と「森の木々」、「鎮守の森」と「潜在自然植生」2012/09/10 07:28











備中子供神楽「猿田彦の舞」
http://www.youtube.com/watch?v=rXDSIDAHOcs

備中神楽 猿田彦の舞
http://www.youtube.com/watch?v=CIgGiPyX9R8

備中神楽 猿田彦の舞2
http://www.youtube.com/watch?v=yRThNY40UFs


備中神楽
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%82%99%E4%B8%AD%E7%A5%9E%E6%A5%BD

岡山県の備中地方を中心に郷土芸能として行われている。旧来の荒神神楽に高梁市出身の神官で国学者の西林国橋が文化・文政年間、神代神楽を加えて完成された神楽である。1979年2月24日に国の重要無形民俗文化財に指定された。

現在では郷土芸能としてだけではなく、備中地方の各地区で田舎芸能として行われ、住民に親しまれている。

備中地方では古来より荒神に奉納する神楽として荒神神楽が行われていた。これは主に猿田彦の舞・剣舞を中心としており、現在の備中神楽のように郷土芸能というよりはより神事に近いもので、神職のみが行っていた。しかし、文化・文政年間に京都で国学を学んでいた西林国橋が古事記・日本書紀・古今和歌集などを参考に、能・狂言・歌舞伎など成熟しつつある芸能を取り入れて演芸性の高い神代神楽を加え、それまで神職のみが行っていたものを神職外の神楽太夫などが奉納するようになった。


宮脇昭
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E8%84%87%E6%98%AD

宮脇 昭(みやわき あきら、1928年(昭和3年)1月29日 - )は、生態学者、地球環境戦略研究機関国際生態学センター長、横浜国立大学名誉教授。岡山県川上郡成羽町(現・高梁市成羽町)出身。児童文学者の宮脇紀雄は兄。広島文理科大学生物学科卒業。元国際生態学会会長。


▼宮脇昭著「鎮守の森」(新潮文庫P48より)

「小学生のころだった。夜の一二時すぎまで、それぞれの家に招いたり招かれたりして酒盛りをしていた村人たちが、深夜一時から始まる神楽を見に、神社の森に集まってくる。猿田彦、大黒様の餅投げ、素戔嗚尊の八岐大蛇退治など、神楽の演しものは毎年同じだが、いろんなジョークを交えながら、延々と朝の四時半、五時まで続く。それが今では文化財にまでなっている備中神楽であることはあとで知ったことだ。神楽が終わって小さな社から境内に出ると、明けかけた空に森の木々が黒々と浮かび、身の引き締まるような寒さも手伝って、怖いような眠気も覚めるような感動を受けるのが常だった。うれしいとき悲しいときに、子供が生まれたときや新年に、村の人々が雪の中あるいは風の中、雨の中を通ったこの神社と鎮守の森は、外国に暮らしたせいでよりいっそう私のこころをとらえる存在となっていたのだった。日本には鎮守の森がある。そこに潜在自然植生がまだ目に見えるかたちで存在しているかもしれない、という予感がそのとき私に芽生えたのかもしれない。」

そこに盛り土があるのなら「鎮守の森」もつくりましょう - 津波からの避難場所として「高速道路」活用拡大中2012/09/01 06:32

そこに盛り土があるのなら「鎮守の森」もつくりましょう - 津波からの避難場所として「高速道路」活用拡大中


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津波避難:盛り土の高速道路を活用 全国で22カ所に (画像引用)
毎日新聞 2012年09月01日 02時30分
http://mainichi.jp/select/news/20120901k0000m040129000c.html

 津波からの避難場所として、盛り土の上を走る高速道路を活用するケースが増えている。東日本大震災の際、宮城県で多くの住民が仙台東部道路へ逃げ、命拾いしたのがきっかけだ。高速道路会社6社への取材によると、こうした避難場所は建設中を含めて全国で22カ所。同県岩沼市は「防災の日」の1日、数多くの人にとって「命の堤防」となった仙台東部道路で初めての避難訓練を実施し、防災意識の向上を図る。【須藤唯哉、樋岡徹也】

 NEXCO東日本によると、仙台湾沿岸平野部を南北に走る同道路は高さが約5〜10メートルあり、道路脇ののり面の勾配が緩やかな区間が比較的多い。

 このため、仙台市や同県名取市では震災時、多くの住民がのり面をよじ登り、仙台若林ジャンクション(JCT)−名取インターチェンジ(IC)間の約3キロの区間だけで約230人が避難した。

 市域の48%を占める29平方キロが浸水した岩沼市でも、道路が堤防の役割を果たし、津波の西進を防いだという。

 住民らが避難場所としての活用を要望したこともあり、同社は、宮城県内の同道路と、南側につながる常磐道に計13カ所(仙台市5、名取市3、岩沼市3、亘理町2)の階段を設置して対応した。

 こうした動きは全国に広がっている。静岡市、静岡県焼津市とNEXCO中日本は昨年11月、津波から逃げる住民が東名高速道路ののり面を緊急避難場所として使用できる協定を締結。宮崎県西都市なども今年4月、NEXCO西日本と協定を結び、東九州道・西都IC付近のバス停予定地を利用できることになった。

 この他に避難場所として利用可能(建設中含む)なのは、三重県桑名市の東名阪道▽同県紀北町の紀勢道▽高知県須崎市の高知道▽徳島市の四国横断道(2カ所)▽宮崎県高鍋町の東九州道で、合わせて全国6県12市町の22カ所。本州四国連絡高速道路の神戸淡路鳴門自動車道や大阪府内の阪神高速湾岸線でも、高速道路会社と地元自治体の協議が進んでいる。

 1日に岩沼市である避難訓練では、仙台東部道路の仙台空港−亘理IC間(全長5.5キロ)に設置した階段3カ所を使う。

 当日は道路を通行止めにしないため道路上には入らないが、参加者は交代で路面と同じ高さの空き地にまで上る。

 震災前から同道路の避難場所指定を求めて署名活動をしていた元仙台市職員の菅野猛さん(62)は「事前に避難場所に指定しておけば命が助かる。訓練に参加することで、津波が来た時に慌てずに身を守れるようになってほしい」と話している。


巨大地震を想定 自治体、津波避難ビル指定急ぐ 
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0005340072.shtml

 南海トラフの巨大地震などに備え、兵庫県内の沿岸市町が、住民が緊急時に逃げ込む「津波避難ビル」の指定を急いでいる。29日までに、沿岸14市1町のうち11市1町が少なくとも879棟を指定。昨年6月比で約7倍になった。ただ自治体間で“格差”が発生。阪神間の自治体がマンションを中心に指定を加速させる一方、高い建物が少ない南あわじ市などはゼロとなっており、対策を模索している。

 内閣府の想定では、兵庫県に最も影響のあるケースで津波による死者は4100人。だが全員が発生直後に避難を開始すれば約30人に激減する‐と推計され、避難の重要性が浮き彫りになった。

 津波避難ビルは、浸水が予想される地域とその付近で、住民が一時的に逃げ込める3階以上の建物。緊急時に開放できるよう市町村が鉄筋コンクリートのマンションや公営住宅などを指定する。避難は浸水区域の外に出るのが望ましいが、高齢者や障害者ら避難に時間がかかる人には避難ビルが“命綱”になる。

 最短1時間51分で最大5メートルの津波が予想される西宮市。昨年6月時点の指定はゼロだったが、同8月、JR神戸線以南で指定を開始。約1300の民間マンションに案内を送り、応じる意向のある管理組合や業者と面会を重ねた。大学、ホテル、病院のほか、西日本で初めて都市再生機構(UR)と協定を結ぶなど、市を挙げて取り組む。既に同線以南の人口21万人を上回る23万人の収容場所を確保。市は「避難ビルの空白区をなくしたい」とする。

 一方、県内最大の9メートルが最短39分で到達する南あわじ市はゼロのまま。特に対策が急がれるのが、平野が広がる沿岸部の阿万(あま)地区。田園地帯で、3階建て以上のビルはほとんど見当たらない。指定避難所の阿万小学校は海岸から約1・5キロで、海抜は津波高と同じ約9メートル。同市は「高い建物がなく、指定のしようがない。避難路を整備し、高い場所にある県道へ逃げ込めるようにしたい」と危機感を募らせる。

 最短1時間23分で最大4メートルが襲う神戸市は82棟で、昨年6月と変化がない。既に2002~06年度、住民とのワークショップで指定を進めたといい、「避難ビルも大事だが、津波が来るまでに1時間以上ある。水の来ない内陸へ逃げる『水平避難』に力を入れたい」とする。最短1時間49分で同3メートルの明石市もゼロだが、「標高掲示板」を市内約100カ所に掲げ「まずは高所に逃げるよう啓発を強めたい」としている。(上田勇紀)

   ◆   ◆

 鉄道の高架駅や高速道路を避難場所にする動きも出てきた。

 東日本大震災では、盛り土構造の道路が堤防の役割を果たし、多くの住民が難を逃れた。この教訓を生かそうと、阪神高速や西日本高速、関西の2府6県が参加する「近畿地区幹線道路協議会」は昨年、津波避難部会を結成。普段は立ち入りが禁止されている高速道路の一部を避難場所に活用することで合意した。

 和歌山県の沿岸部ではインターチェンジの空き地を避難場所に指定し、斜面下の住宅街から逃げられるように階段を整備した。阪神間では、津波の浸水エリアを東西に走る阪神高速を避難場所として検討中だ。

 関西広域連合は、JR西日本のほか、阪神、阪急、山陽など関西の私鉄6社を交えて「地震・津波避難検討会議」を設立した。沿岸部の高架駅を対象に、自動改札機の開放など緊急時の避難者の受け入れ方法を検討している。(木村信行)(2012/08/30 07:30)


紀勢道が津波避難所に
2012年8月25日
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20120825/CK2012082502000023.html

 本年度中に紀北町紀伊長島区東長島の紀伊長島インターチェンジ(IC)まで延伸予定の紀勢自動車道で、建設に当たっている中日本高速道路松阪工事事務所は、地元の要望を受け、同IC付近の工事車両用の側道を津波からの避難場所として開通後も残すことにした。同事務所は二十四日、町と避難場所の整備、管理についての覚書を交換した。

 側道は、同ICから紀勢大内山IC方面へ約二百メートルの下り車線側にある。IC開通後は標高二〇~三〇メートルの長さ五十メートルの区間を残し、新たに階段を設けたり、地上とつながる部分をスロープに転用したりして、津波の際に地元住民が徒歩で避難できるようにする。

 この日は町役場で、大屋和幸中日本高速道路松阪工事事務所長と尾上寿一町長が覚書を交換した。大屋所長は「今後避難場所の管理者などを町と考える。住民とも連携したい」と話した。(浅井貴司)


巨大地震から人命守る対策を
これまで避難場所とみなされなかった高速道路や通信施設などの土手に階段を設け、災害時に活用する手も
2012/8/30付
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO45543600Q2A830C1EA1000/

 東海沖から四国沖に延びる「南海トラフ」沿いで巨大地震が起きると、死者が最悪32万3千人に及ぶとの想定を内閣府が公表した。沿岸部を強い揺れと大津波が襲い、未曽有の大災害になる恐れがあるとした。

 この地震が起きる確率は千年に一度程度とされ、報告書が指摘したように、過度に恐れるのは禁物だ。まれにしか起きない大津波に備えて防潮堤をかさ上げするのも費用対効果の点から現実的ではない。だが頻度が低い災害でも「想定外」としてはならないことは東日本大震災の重い教訓だ。

 国は自治体や企業と連携し、人命を守ることを最優先に被害を極力抑える減災戦略を練るべきだ。想定を出しっぱなしにせず、対策を積み上げることが肝心だ。

 想定によると、冬の深夜に地震が起きると被害が最も膨らみ、津波による死者が約7割を占める。多くの人が寝静まった時間帯で、避難が後手に回るためだ。

 まず取り組むべきは「強く揺れたら逃げる」という意識を住民に浸透させることだ。自治体や地域の防災組織が主導して、高齢者や子どもらも安全に逃げられる避難路を定め、日ごろから訓練を重ねることが欠かせない。

 津波避難ビルなど安全な避難場所の確保も急務だ。昨年の震災では高速道路に駆け上がって助かった人がいた。これまで避難場所とみなされなかった高速道路や通信施設などの土手に階段を設け、災害時に活用する手もあるだろう。

 地震から数分で津波が到達する地域では、高台移転を考える集落もある。住民の総意があれば費用の一部を国が負担する仕組みを検討する必要がある。工場を移転する中小・零細企業への低利融資などの支援策があってもよい。

 ほかにも、東海地震だけを「予知可能」とした大規模地震対策特別措置法の見直しや、被災地を広域から支援する体制づくりなど課題が山積する。国の財政は厳しいが、一定の財源を確保して優先順位をつけて取り組んでほしい。


政府、防災の地域連携に助成 支援網の裾野拡大
2012/8/23 1:30
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2201O_S2A820C1MM8000/

 政府は2013年度にも、防災のために広域で連携する自治体や民間企業に交付金を出す新制度をつくる。緊急物資の相互調達などの協定を結ぶ自治体や企業を対象に事業費の半分程度を補助する。地域間の支援網を全国に張り巡らせ、首都直下型や東海沖から四国沖の「南海トラフ」で想定される巨大地震などに備える。

 食料や水、燃料を互いに備蓄して緊急時に融通しあったり、専門家を派遣したりする自治体や企業、特定非営利活動法人などを支援対象とする。がれきの撤去で協力したり、被災者を避難施設に受け入れたりするケースも想定している。

 国土交通省が調査費や専門家の派遣費用の半分程度を自治体などに補助する。避難施設の耐震化や緊急輸送ルートの整備費の45%程度を補助することも検討。総額100億円前後を想定している。公共事業向けに例年1兆円以上の予算を計上している「社会資本整備総合交付金」の一部を活用する。

 国交省は来年の通常国会に、「地域活性化のための基盤整備法」の改正案を提出。防災協定を結んで、共同で防災計画を作ったり、食料備蓄をしたりする自治体や民間への支援策を盛りこむ。

 県外の市区町村と災害時に互いに応援する協定を結んでいる自治体はすでにある。東京都新宿区と長野県伊那市は、森林保全や災害時に連携する協定を結んでいる。東日本大震災で首都圏が水不足に陥ったときには、伊那市が新宿区に水を供給した。愛知県豊橋市、長野県飯田市、浜松市も防災や観光などの協定を結んでいる。

 東京都は4月、首都直下地震が起きた場合の都内の死者が約9600人、建物の全壊・全焼は約30万棟に達するとの被害想定を公表した。南海トラフでの巨大地震が起これば、死者が40万人に達するとの民間試算もある。国交省は二次災害を最小限に抑えるためにも地域間での災害協定を後押しする必要があると判断している。


SA・PA、防災拠点に 岡山・香川両県 本四高速と協力協定
2012/8/22 2:45
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO45241600R20C12A8LC0000/

 岡山、香川両県と本州四国連絡高速道路は21日、災害時に相互協力する協定を締結した。瀬戸中央自動車道を対象として、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)を防災拠点として活用。高速道路の不通時には県道などを迂回路として優先確保する。東日本大震災を受けて、災害時の復旧・支援体制を強化する狙い。

 連絡担当者の相互派遣などで災害情報の共有化を進める。土のう袋やブルーシート、散水車など資機材の相互提供なども想定している。今回の協定は昨年の両県知事会議で提起され、本四高速に働き掛けた。本四高速は同様の協定を徳島県などとも結んでいる。

 本四高速の三原修二社長は「協定締結を機に災害発生時の迅速な対応や復旧体制をより強化したい」と述べた。

<神秘的な巨樹ベスト10> 1位は縄文杉、4位に蒲生の大クス(鹿児島県姶良市)2012/08/19 14:05

<神秘的な巨樹ベスト10> 1位は縄文杉、4位に蒲生の大クス(鹿児島県姶良市)


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1位は縄文杉、2位は… 神秘的な巨樹ベスト10
2012/8/19 6:30
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO45082900X10C12A8000000/?n_cid=DSTPCS006

 幹や根の迫力、枝や葉の美しさ。季節がかわれば、花の香りやどんぐり拾いも楽しめる。そんな巨樹巡りを楽しむ人が増えているという。見ごたえがある全国の巨樹を専門家に選んでもらった。


1位 縄文杉(鹿児島県屋久島町) 284ポイント

 巨樹の中の巨樹 日本を代表する巨樹で、スギの中では世界最大級。推定樹齢には幅があり、芯の部分は未調査で確定していない。

 「見る者を威圧する重量感、ごつごつしたいくつものこぶが盛り上がって波打つ樹肌、上に『超』をいくつもつけたくなる巨樹の中の巨樹」(渡辺典博さん)、「自分の足で歩き、会えたときの感動は忘れられない、声も出ず自然と涙が出た」(長沢典子さん)、「ほかにも大王杉やウィルソン株など屋久島全体が巨樹ワールド。新芽も元気良く育っている。命あふれる森」(岡山瑞穂さん)

 7200~2600年前、25.3メートル、16.1メートル、麓の荒川登山口から歩いて往復約10時間。


2位 縁結びのカツラ(北海道乙部町) 253ポイント

 連理の枝で人気 縁結びの神が宿ると信じられ、全国各地から良縁を得ようと多くの人が訪れる。上部に枝と枝が合体した「連理(れんり)の枝」があり、一層の人気に。地元では明治のころ、力自慢の漁師がこの木を切り倒そうとして、斧(おの)を振り上げたと途端、急に力が入らなくなり、切れなかったという説話が伝わる。周辺は森林公園として整備されている。

 「美しい巨樹には何百年という風雪に耐えてきた風格がある」(平岡忠夫さん)

 500年、27メートル、6.6メートル(大きい木)、函館から車で1時間40分、徒歩15分。


3位 北金ケ沢のイチョウ(青森県深浦町) 211ポイント

 1本で山のよう 世界最大級のイチョウ。生育状態がよく、枝張りは直径20メートルもある。枝は空気中の酸素などを取り入れる気根として下に伸び、一部は地面に突き刺さる。乳房に似ていることから全国各地で子育てのご神木として信奉されているが、ここはまるで鍾乳洞のよう。イチョウの原産は中国ともいわれ、日本には平安~鎌倉時代のころに移入されたといわれる。火災に強いことから寺社などに多く植えられたという。

 「1本で山のような木」(渡辺典博さん)、「圧倒的な迫力」(高橋弘さん)

 1000年、40メートル、20メートル、五能線の北金ケ沢駅の西にある。


4位 蒲生の大クス(鹿児島県姶良市) 208ポイント

 日本一の巨樹 幹回りで最も太い「日本一の巨樹」(環境省調査)として町ぐるみの保存運動が活発。1500年、30メートル、24.2メートル、九州自動車道・姶良ICから車で約10分。


5位 称名寺のシイノキ(宮城県亘理町) 187ポイント

 巨大な樹冠 シイノキでは日本最北の巨樹。枝が絡み合って四方に伸び、巨大な樹冠をつくる。700年、14メートル、10.2メートル、常磐線・亘理駅から徒歩約10分。


6位 命主社のムクノキ(島根県出雲市) 163ポイント

 生命力感じる根 根が地上に露出する「根上がり」が岩を抱え込んですさまじい生命力を感じさせる。1000年、17メートル、5.8メートル、出雲大社から徒歩約5分。


7位 首里金城の大アカギ(那覇市) 136ポイント

 戦災逃れた守り神 戦争でほとんど焼失した沖縄の首里城周辺のアカギで生き残った守り神。200~300年、13メートル、5.6メートル、ゆいレール首里駅から徒歩15分。


8位 安久山の大シイ(千葉県匝瑳市) 125ポイント

 背丈ほどある板根 根の上側が板状に伸びて幹を支える「板根」が人の背丈ほどの高さまである。不明、25メートル、10メートル、総武本線・八日市場駅から車で20分。


9位 薫蓋樟(大阪府門真市) 118ポイント

 境内覆う枝張り 枝がうねるように張り神社境内を覆う。幹から伸びる枝の太さが圧倒的。1000年、25メートル、12.5メートル、京阪電鉄門真市駅からバス20分三島下車。


10位 言問の松(北海道豊富町) 113ポイント

 風雪に耐える孤高 サロベツ原野に風雪に耐える孤高の姿で立つ北限の巨樹。地元の人々の守り神。1200年、14メートル、4メートル、宗谷本線・兜沼駅から車で約5分。


10位 杉の大杉(高知県大豊町) 113ポイント

 天突く勢いの幹 根もとから北と南に分かれた太い幹を伸ばす。2本合わせた根回りは36メートル。2000年、68メートル、15メートル(南の大杉)、土讃線・大杉駅から徒歩20分。


■圧倒的な迫力・美・香り

 環境省の調査では、目の高さの幹回りが3メートル以上の巨樹は全国に約6万8000本あるという。その中で、1位の縄文杉は見る人を圧倒する重量感、2位の縁結びのカツラは独特な枝の連なりなどが評価された。

 ランキングの樹木のほかにも特徴が際立つものは数多い。熊本市の「寂心さんのクス」は枝の端から端まで約60メートルもあり、「枯れている枝が無く、樹形のバランスは日本一」(高橋弘さん)。根の迫力では、熊本県菊池市の「村吉の天神さん」(イチイガシ)は根上がりがジャングルジムのように入り組んで「おどろおどろしいインパクト」(本間良二さん)がある。高知県土佐清水市の「石抱アコウ」は「無数の石を抱き込みながら成長している」(蟹江節子さん)という。

 巨樹の多くは信仰や伝承を通じ人に守られ伐採を免れてきた。現在も多くの巨樹で地元の人々が保存活動に取り組む。東京都杉並区の「トトロの樹」(ケヤキ)はマンション建設で伐採されるところ、住民が保存を求める署名運動を展開。最終的に区が土地を購入し「坂の上のけやき公園」として整備した。

 震災の被害が大きかった岩手県の三陸地方にも巨樹は多く、杉原梨江子さんは大船渡市の「大船渡の三面椿」や「三陸大王杉」などを挙げた。

 全国の巨樹の情報は「全国巨樹・巨木林の会」のホームページなどが詳しい。また、巨樹を見学するときには最低限のマナーを守りたい。例えば、巨樹の周りに柵やロープが張ってあったら絶対に中に入らないこと。倒れたり枯れたりした巨樹は多く、根回りの土を踏むだけでも悪影響を与える場合がある。


  ◇  ◇  ◇  


 表の見方 数字は選者の評価を点数化。最後に推定樹齢と樹高、幹回り、アクセスを掲載。

 調査の方法 全国各地の巨樹・巨木に詳しい専門家に、誰でも交通機関を利用したりハイキングで歩いたりして見に行けて、樹高や幹回りだけではなく、巨樹の迫力とエネルギーを感じることができる木を、順位を付けて選んでもらった。選者は次の通り(敬称略、五十音順)

 岡山瑞穂(樹木医)▽加瀬直弥(国学院大学専任講師)▽蟹江節子(ライター)▽杉原梨江子(巨樹研究家)▽染野豊(東京ローン・サービス社長)▽高井研一郎(漫画家)▽高橋進(全国巨樹・巨木林の会会長)▽高橋弘(巨樹写真家)▽長沢典子(自然観察指導員)▽永瀬嘉平(ナチュラリスト)▽平岡忠夫(巨樹画家)▽本間良二(スタイリスト)▽渡辺典博(巨樹写真家)

8位以外の写真は渡辺典博氏提供

「鎮まりたまえ!」 - 乙事主さまとカルト化する信者たち2012/07/02 08:01

「鎮まりたまえ!」 - 乙事主さまとカルト化する信者たち


「わしの一族を見ろ みんな小さくバカになりつつある」

「戻ってきた 黄泉の国から戦士たちが帰ってきた」
「続け、戦士たち シシ神のもとへ行こう」

「乙事主さま 落ち着いて 死者は蘇ったりしない」

「乙事主さま タタリガミなんかにならないで」

「乙事主よ 鎮まりたまえ!」


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英エコノミスト誌
小沢一郎:闇将軍の落日
この25年間で最も大きな影響力を振るった政治家の力が衰えてきている
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35569

小沢氏の支持者の多くはすぐに陰謀を嗅ぎ付け、この件をはじめとした様々な問題について、カルト教団のリーダーにふさわしいような忠誠を小沢氏に示している。


The Economist
Japan’s Ichiro Ozawa: A shadow of a shogun
http://www.economist.com/node/21557788

Many of his supporters are quick to smell a conspiracy, and in this and other matters they show Mr Ozawa the devotion due to a cult leader.


<画像引用>

Prinzessin Mononoke (German Trailer)
http://www.youtube.com/watch?v=F-h7hNysR44

「娘が大きくなったときに、緑の豊かな場所になっていてほしい」 - 八重垣神社で宮脇昭氏指導の「鎮守の森」復活植樹祭2012/06/26 06:52

「娘が大きくなったときに、緑の豊かな場所になっていてほしい」 - 八重垣神社で宮脇昭氏指導の「鎮守の森」復活植樹祭


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鎮守の森復活へ 苗木3300本を植樹 (画像引用)
2012年06月25日
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001206250002

 東日本大震災の津波で被災した山元町の八重垣神社で24日、鎮守の森を復活させようと苗木の植樹式が開かれ、地元の住人など約500人が参加した。

 被災した神社の復旧を支援する日本財団(東京)のプロジェクト。広葉樹を使った防潮堤造りで知られる横浜国立大学の宮脇昭名誉教授が植樹を指導した。

 神社は1200年の歴史があるとされるが、津波で本殿や境内にあったマツなどの森が流失。参加者らは津波にも耐えられるよう、神社の周囲約750平方メートルの敷地につくられた高さ1メートル50センチほどの盛り土に、タブノキやシイなど広葉樹の苗木約3300本を2時間ほどかけて丁寧に植えた。

 同町の鈴木智香子さん(33)は、娘の小春ちゃん(4)と参加。「七五三や夏祭りで神社によく来ていた。娘が大きくなったときに、緑の豊かな場所になっていてほしい」と話した。


東日本大震災:「鎮守の森」復活を 山元の八重垣神社で、500人が21種3300本植樹 /宮城
毎日新聞 2012年06月25日 地方版
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20120625ddlk04040039000c.html

 東日本大震災の津波で神社本殿と境内の森が流失した高瀬笠野の八重垣神社(藤波祥子宮司)で24日、住民や全国の学生ボランティアら約500人が参加した「みんなの鎮守の森」植樹祭が開かれた。参加者は植物生態学者の宮脇昭・横浜国立大名誉教授の指導の下、タブノキやシラカシなど21種類の苗木3300本を植えていった。

 日本財団が被災3県の30神社を対象にした「鎮守の森復活プロジェクト」の第1弾。植樹に先立つ開会式で、藤波宮司が「境内にあるすべてのものが流され、何本かのマツだけ残った。明るい将来を信じ、気持ちを込めて一本一本植樹してほしい」とあいさつ。その後、宮脇名誉教授が「鎮守の森はやすらぎ、心のふるさとだ。危機をチャンスにし、命を守る森づくりを全国に世界に発信したい」と語り、苗木を手にしながら植樹を指導した。

 県神社庁によると、県内約930の神社のうち21社が津波で流失したという。【豊田英夫】

小沢夫妻の平成もののけ物語 「嫌だ、タタリガミなんかになりたくない。乙事主さまぁ~」2012/06/14 22:21

小沢夫妻の平成もののけ物語 「嫌だ、タタリガミなんかになりたくない。乙事主さまぁ~」


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小沢“妻”がしたためた壮絶“絶縁状”!隠し子発覚とビビリ~小沢2012.06.14
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120614/plt1206141810008-n1.htm

 民主党の小沢一郎元代表(70)に超ド級のスキャンダルが直撃した。最新の週刊文春(6月21日号)が「小沢一郎 妻からの『離縁状』」とのタイトルで、和子夫人(67)が「(東日本大震災後、小沢氏は)放射能が怖いと逃げた」「国のためどころか害になる」などと記した、支援者あての手紙を全文公開したのだ。小沢氏の「国民の生活が第一」という看板は真っ赤なウソだったのか。消費税政局が佳境を迎えるなか、20年以上、政界に君臨した小沢氏への“引導”となりかねない。

 永田町では、今週初めから「小沢氏を直撃する衝撃記事が出るらしい」という情報が広がり、文春発売前日の13日には、記事のコピーが国会控室や議員会館に出回った。

 自民党議員は一読して「小沢は終わった」と言い放ち、小沢グループの議員も「このタイミングは痛すぎる」と頭を抱えた。官邸は早い時期に情報を得ており、「政局の追い風」(政府高官)という見方と、「小沢がさらに牙をむく」(周辺)という見方がある。

 政界震撼のスクープを放ったジャーナリストの松田賢弥氏は「すさまじいの一言だ。戦後政治の中で、現役政治家が、奥さんにここまで書かれた例はないのでは」と、夕刊フジの取材に語った。

 問題の手紙は、昨年11月ごろ、小沢氏の地元・岩手県の有力支援者10人前後に届いたもので、松田氏は便箋11枚の直筆の手紙2通のコピーを入手した。内容はほぼ同じで、小沢氏の元秘書に確認したところ、「間違いなく和子さんの字だ」と話したという。

 手紙は、震災のお見舞いもそこそこに、こう本題に入る。

 「このような未曾有の大災害にあって本来、政治家が真っ先に立ち上がらなければならない筈ですが、実は小沢は放射能が怖くて秘書と一緒に逃げ出しました。岩手で長年お世話になった方々が一番苦しい時に見捨てて逃げ出した小沢を見て、岩手や日本の為になる人間ではないとわかり離婚いたしました」

 和子さんは、中堅ゼネコン「福田組」(本社・新潟市)の4代目社長の長女。田中角栄元首相の紹介で、衆院2回生だった小沢氏と見合い結婚した。地元入りできない小沢氏の代理として、3人の子供を育てながら選挙もきりもりしていたが、最近、選挙区で姿を見られなくなったという。

 手紙には、8年前に小沢氏に隠し子がいることが発覚したことが背景に挙げられ、小沢氏から「どうせお前も地位が欲しかっただけだろう」「お前に選挙を手伝ってもらった覚えはない」といわれ、和子さんは「自殺も考えました」と記している。それでも我慢していたが、昨年3月11日後の小沢氏の行動で考えが変わったという。

 看過できないのは、福島第1原発事故を受けた、小沢氏の対応に関する一連の記述だろう。

 小沢氏は放射能を警戒し、(1)3月16日、秘書を通じて「内々の放射能の情報を得た。自分も逃げるので、逃げる場所を考えろ」と和子さんに指示(2)和子さんが断ると、小沢氏は「塩を買い占めろ」と書生に命じ、家に閉じこもる(3)同月15日に国会議員6人が岩手県庁に行った際、誘われたが党員資格停止処分を理由に拒否-などとある。

 確かに、小沢氏が初めて岩手県沿岸部の被災地を訪ねたのは、大震災から10カ月後の今年1月。国民の生命と財産を守るべき国会議員が、放射能におびえて、内々の情報も公開せず、被災者を見捨てて逃げだそうとしていた、というのか。

 衝撃の記述は続く。

 小沢氏が3・11後、当時の菅直人首相に退陣を迫った理由として、菅氏の放射能情報の隠蔽を疑い、「誰でもいいから首相にすえて情報を入手しようと考えた」と記載。和子さんは「こんな男を国政に送る手伝いをしてきたことを深く恥じています」としている。

 松田氏は「『自分の関心は天下国家』といいながら、保身ありきで、地元民を見捨てた。和子さんは政治家どころか人間として許せない、と思ったのだろう」と語った。

 注目の消費税増税法案は、15日に野党との修正協議の期限を控え、政局のヤマ場に入っている。小沢氏は、中間派を巻き込んだ衆院採決先送り、造反して新党結成も視野に入れているが、今回のスキャンダルは痛い。

 現に、小沢氏が連携を模索する大阪市の橋下徹市長率いる「大阪維新の会」幹部は、記事のコピーを読み「小沢新党との連携はない」と語った。

 松田氏は「手紙の内容を知る人は『和子さんのために応援してきたので、もうやらない』『次の選挙は出ても落ちる』と怒っている。もう政界でやれることはない。引退すべきだ」と話す。

 小沢事務所は14日午前、「家族のことに関し、事務所としてコメントする立場にありません。また、震災後の対応等に関する記事内容に対し、全くのでたらめであり、そのような事実はないことをお伝えさせていただき回答といたします」とコメントした。

 ■松田賢弥(まつだ・けんや) 1954年岩手県北上市生まれ。業界誌記者を経てジャーナリストになり、政界をえぐるスクープ記事を多数執筆。主な著書に『角栄になれなかった男 小沢一郎全研究』(講談社)など。


<画像引用>

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