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野田の「近いうち解散」か、細野で「ボロ出ないうち解散」か、崖っぷちでの民主「忠臣蔵」劇場2012/09/06 07:28

野田の「近いうち解散」か、細野で「ボロ出ないうち解散」か、崖っぷちでの民主「忠臣蔵」劇場


野田佳彦=「次期衆院選はどういう結果になろうと民主党は負ける。負ければ代表は代わらなければならない。代わるのは私でなければならない」

野田佳彦=「代表選で新しい代表が選ばれても、その人は1、2カ月で代わらなければならなくなる」

細野豪志=「私が選挙の顔になることで大敗が免れるのなら、代わるのは私であってもいい」

当選4回中堅議員=「細野氏が首相になれば支持率は50%まで上がるかもしれない。国会答弁などでボロが出ないうちに、臨時国会冒頭で解散だ」

野田佳彦=「細野君にはまだ将来がある。今ここで討ち死にする必要はない。党益よりも国益を重視すべきであり、そのためには民主党にこだわる必要もない。繰り返す。代わるのは私でなければならない」


<関連記事>

首相「10月解散」示唆か 自民幹部に、前原氏も言及
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp201208120044.html

 野田佳彦首相が今月初め、衆院選の時期をめぐり、自民党幹部に「10月解散、11月選挙」と受け取れる発言をしていたことが11日分かった。首相は9月の民主党代表選で新たな代表が選出されると、新代表はその後の衆院選敗北で辞任に追い込まれかねないと指摘。自身が代表に再選された上で、選挙結果の責任を負うのが望ましいとの認識も示した。

 解散時期については、民主党の前原誠司政調会長も11日、秋に想定される臨時国会での解散に言及。自民党の石原伸晃幹事長も首相の意向として「10月解散」の可能性を指摘した。ただ自民党は今国会中の解散を求めており、時期をめぐり駆け引きが続きそうだ。

 関係者によると、首相は自民党幹部に電話して消費税増税法案への協力を要請。幹部が「腹を固めれば、野党にもおのずから通じる」と解散確約を求めた。

 これに対し首相は「次期衆院選はどういう結果になろうと民主党は負ける。負ければ代表は代わらなければならない。代わるのは私でなければならない」と述べ、自ら消費税増税の信を問うため、衆院解散・総選挙に臨む決意を強調。さらに「代表選で新しい代表が選ばれても、その人は1、2カ月で代わらなければならなくなる」と語り、自身の代表選再選を念頭に、1、2カ月後の衆院選敗北による引責辞任を示唆した。

 発言は8日の谷垣禎一自民党総裁、山口那津男公明党代表との3党首会談で解散時期を消費税増税法案成立後の「近いうち」と約束する前。増税法案の参院での審議が最終局面に入った段階で、自民党側の協力を引き出すために意図的に踏み込んだ可能性もある。

 同時に、2012年度予算執行に不可欠な公債発行特例法案と、補正予算を成立させ、解散に踏み切りたいとの思惑があったとみられる。


細野氏待望論、民主党内に拡大 首相は警戒 (画像引用)
2012/9/6 2:12
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS05044_V00C12A9PP8000/

 民主党代表選を巡り細野豪志環境相が立候補の検討に入ったことで、野田佳彦首相(党代表)優位の構図が変わる可能性が出てきた。次期衆院選の「顔」として細野氏への待望論が広がり、出馬すれば有力な対抗馬になる。警戒する首相は菅直人前首相と会談し、再選への協力を自ら要請した。首相側に危機感も漂い始めた。

 5日、細野氏の擁立を目指して国会内に集まったのは、前原誠司政調会長のグループに所属する小川淳也氏、菅前首相のグループの津村啓介氏、小沢一郎元代表のグループから離れた階猛氏ら11人。鹿野グループの中山義活氏や、1回生の石津政雄氏などグループ横断の中堅・若手が目立つ。出席者から「細野氏は原発事故対応での努力がすばらしい。国民的な支持がある」との声が出た。

 細野氏への待望論は8月31日夜、輿石東幹事長と細野氏らが開いた会合で、出席者が細野氏に出馬を打診して以来、広がりをみせている。細野氏は記者会見で「代表選については考えていない」と繰り返し、慎重姿勢を示していたが、5日に細野氏と会った民主党議員は「五分五分の可能性で出馬するのではないか」との見方を示した。

 ただ閣僚として東京電力福島第1原発事故対応や今後のエネルギー政策の策定に当たっている中で、出馬すれば「職責を全うしていない」との批判が出ることも予想される。首相と激しい戦いになれば、党内に深刻な亀裂を生む恐れもある。党内情勢や世論をにらみ、出馬するかを最終判断するとみられる。

 細野コールの高まりに首相側は警戒感を強めている。首相は5日に菅氏と朝食を交え会談。3日には輿石氏とも2人きりで会った。共通の話題は再選に向けた協力要請。菅氏と輿石氏はいずれも細野氏擁立を目指す議員と関係が深く、一連の会談の裏には細野氏への警戒感がにじむ。

 細野氏以外の候補者の絞り込みも進んできた。

 山田正彦元農相は5日、国会内で記者会見し、代表選に出馬する意向を正式に表明した。首相と距離を置く議員でつくる「民主党復活会議」は27人を集めた会合で、山田氏を代表選の候補者とすることを決めた。山田氏は「こん身の力を込めて戦いたい」と述べた。

 川上義博参院議員らは5日、国会内で田中真紀子元外相に出馬を要請した。田中氏は「そういう器ではないので、受けるのは難しい」と答えた。「一両日中に結論を出す」としているが、出馬は見送る公算が大きい。

 代表選出馬に意欲をみせる原口一博元総務相は5日、都内のホテルで所属議員と会合を開くなどして支持を訴えた。ただ、出馬に必要な推薦人20人を集めるのは難しいとの見方が多い。


細野氏、民主代表選出馬を検討 「野田降ろし」加速も
若手ら要請へ
2012/9/6 2:12
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS05043_V00C12A9MM8000/?dg=1

 細野豪志環境相は5日、21日投開票の民主党代表選に向け立候補の検討に入った。5日夜に開いた若手議員との会合で、出馬について「いろいろ考える」と発言。党幹部の一人は細野氏が出馬する公算が大きいとの認識を示した。細野氏が出馬すれば、野田佳彦首相(党代表)の再選が優位とみられていた代表選の構図は大きく変わる。党内の「野田降ろし」が加速する可能性もある。

 細野氏の擁立を目指す中堅・若手議員11人は5日、国会内で会合を開き、細野氏に出馬を求めることで一致した。6日午後に細野氏と会い、出馬を正式に要請する。

 細野氏はかねて「代表選については考えていない」と述べるなど、出馬に慎重な姿勢を示していた。要請を受けて、党内の支持の広がりなどを見定めて最終判断するとみられる。

 細野氏の代表選擁立論は、8月31日夜に輿石東幹事長と細野氏らが開いた会合で、出席者の1人が唱えて以来、党内で日増しに広がりを見せていた。細野氏の出馬で、立候補を検討する他の候補の動向にも影響を与えそうだ。


細野氏、民主代表選に出馬検討 前原G、自主投票へ
http://www.asahi.com/politics/update/0906/TKY201209050833.html

 細野豪志環境相は5日、民主党代表選(21日投開票)に立候補する検討に入った。党の中堅・若手議員が6日に立候補を要請するほか、前原誠司政調会長のグループは細野氏の立候補を前提に自主投票の方針を決定。党内で細野氏への支持が急速に拡大しており、立候補するとの見方が広がっている。野田佳彦首相との激戦は必至だ。

 細野氏は5日夜、都内で小川淳也衆院議員や田村謙治政調副会長ら約10人の若手議員らとの会合に出席した。その場で代表選立候補への意向を問われた細野氏は「白紙だ」としたうえで、「民主党が政権の座を失ってしまうと、自分たちの目指す復興もできなくなる」とも強調。立候補への意欲もにじませた。会合後、細野氏は「若手議員からいろいろ話が聞けてよかった」と記者団に語った。


ボロ出ないうちに解散だ…「細野氏待望論」拡大
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120905-OYT1T00256.htm

 民主党代表選(10日告示、21日投開票)で、細野環境相の動向に注目が集まっている。

 細野氏は出馬に慎重な姿勢を崩していないが、世代交代で党のイメージ刷新を図りたい中堅・若手が勝手連的に擁立に動くなど、「選挙の顔」として期待する声が広がっているためだ。

 細野氏は4日の記者会見で、「エネルギー問題や福島をはじめとした被災地の課題に対応しなければならない。代表選については考えていない」と述べ、慎重な発言に終始した。ただ、これ以上は代表選を巡る質問に答えなかった。首相の再選を支持するか否かを明らかにしていないこともあり、細野氏を擁立する動きは止まらない。

 擁立を目指す「勝手連」の中心は、3日の代表選事前説明会に出席した津村啓介、小川淳也、階猛の3衆院議員だ。3氏はいずれも当選3回以下で、細野氏について、「党の危機的な状況を打開でき、日本の政党政治に希望をもたらしてくれる人物」と期待する。

 このほか、長妻昭元厚生労働相、馬淵澄夫元国土交通相ら党内中堅も、細野氏との連携を図っており、細野氏が出馬すれば支援するとの見方が出ている。

 細野氏擁立にかかわっている中堅議員の1人は、「初当選した時から民主党だった衆院4期生以下がどれだけまとまれるかにかかっている」と述べ、当選4回の細野氏の擁立で党内の世代交代を図り、党の抜本的な立て直しにつなげる狙いを強調する。

 細野氏待望論は、野田首相と距離を置く鹿野道彦前農相グループなど中間派にも広がっている。ただ、細野氏を「選挙の顔」に据え、生き残りを図りたいだけという本音も見え隠れする。当選4回の中堅議員は、「細野氏が首相になれば支持率は50%まで上がるかもしれない。国会答弁などでボロが出ないうちに、臨時国会冒頭で解散だ」とあけすけに語る。(2012年9月5日15時39分 読売新聞)


細野豪志に怯える自民党、「細野vs橋下vs進次郎」の世も末対決の行方
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/04/10/6407103

9月の民主党代表選に向けて、小沢一郎は細野豪志に接近するだろう
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/04/28/6427485

「若くてイケメン」に群がる民主な人々--小沢控訴を受けて「細野株」上昇中
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/05/10/6441700