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「娘が大きくなったときに、緑の豊かな場所になっていてほしい」 - 八重垣神社で宮脇昭氏指導の「鎮守の森」復活植樹祭2012/06/26 06:52

「娘が大きくなったときに、緑の豊かな場所になっていてほしい」 - 八重垣神社で宮脇昭氏指導の「鎮守の森」復活植樹祭


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鎮守の森復活へ 苗木3300本を植樹 (画像引用)
2012年06月25日
http://mytown.asahi.com/miyagi/news.php?k_id=04000001206250002

 東日本大震災の津波で被災した山元町の八重垣神社で24日、鎮守の森を復活させようと苗木の植樹式が開かれ、地元の住人など約500人が参加した。

 被災した神社の復旧を支援する日本財団(東京)のプロジェクト。広葉樹を使った防潮堤造りで知られる横浜国立大学の宮脇昭名誉教授が植樹を指導した。

 神社は1200年の歴史があるとされるが、津波で本殿や境内にあったマツなどの森が流失。参加者らは津波にも耐えられるよう、神社の周囲約750平方メートルの敷地につくられた高さ1メートル50センチほどの盛り土に、タブノキやシイなど広葉樹の苗木約3300本を2時間ほどかけて丁寧に植えた。

 同町の鈴木智香子さん(33)は、娘の小春ちゃん(4)と参加。「七五三や夏祭りで神社によく来ていた。娘が大きくなったときに、緑の豊かな場所になっていてほしい」と話した。


東日本大震災:「鎮守の森」復活を 山元の八重垣神社で、500人が21種3300本植樹 /宮城
毎日新聞 2012年06月25日 地方版
http://mainichi.jp/area/miyagi/news/20120625ddlk04040039000c.html

 東日本大震災の津波で神社本殿と境内の森が流失した高瀬笠野の八重垣神社(藤波祥子宮司)で24日、住民や全国の学生ボランティアら約500人が参加した「みんなの鎮守の森」植樹祭が開かれた。参加者は植物生態学者の宮脇昭・横浜国立大名誉教授の指導の下、タブノキやシラカシなど21種類の苗木3300本を植えていった。

 日本財団が被災3県の30神社を対象にした「鎮守の森復活プロジェクト」の第1弾。植樹に先立つ開会式で、藤波宮司が「境内にあるすべてのものが流され、何本かのマツだけ残った。明るい将来を信じ、気持ちを込めて一本一本植樹してほしい」とあいさつ。その後、宮脇名誉教授が「鎮守の森はやすらぎ、心のふるさとだ。危機をチャンスにし、命を守る森づくりを全国に世界に発信したい」と語り、苗木を手にしながら植樹を指導した。

 県神社庁によると、県内約930の神社のうち21社が津波で流失したという。【豊田英夫】