Google
WWW を検索 「園田義明めも。」を検索

「野田首相は安全保障の重要性を理解している。消費税増税でぶれないのは、それを安全保障上の問題として考えているからだ」=元防衛省幹部2012/03/25 07:36

「野田首相は安全保障の重要性を理解している。消費税増税でぶれないのは、それを安全保障上の問題として考えているからだ」=元防衛省幹部


3月24日、都内某所で行われた勉強会。
日本の安全保障を担ったこともある元防衛省幹部はこう語った。

「野田首相は安全保障の重要性を理解している。消費税増税でぶれないのは、それを安全保障上の問題として考えているからだ」

野田首相が安全保障、危機管理の両面から消費税増税を訴えていることは明らか。
そして、「想定外」を想定するのが本来の危機管理である。
そんなことを理解しながら野田首相を見ている日本人はどれだけいるのだろう。

それでも見ている人はちゃんと見ている。
野田首相の頑張りに期待したい。


<関連記事>

首相“今国会成立に政治生命を” (画像引用)
3月24日 19時34分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120324/k10013947241000.html

野田総理大臣は、24日、東京都内で講演し、消費税率を引き上げるための法案について「政治生命をかけ、命をかけて、今の国会中に成立させる意気込みで頑張っていく」と述べました。

この中で野田総理大臣は、消費税率を引き上げるための法案について「今年度内にこの法案を提出しなければ、国会の審議で与野党で向き合い『決勝』を行う前に、『準決勝敗退』であり、あってはならない。万万が一にも、ちゃぶ台返しをして後退させる議論はないと思う」と述べ、今月中に民主党の了承を得たうえで閣議決定し、国会に提出する方針に変わりはないという考えを強調しました。

そのうえで野田総理大臣は「ここで決断し、政治を前進させることができなければ、野田内閣の存在意義はない。不退転の決意で、政治生命をかけ、命をかけて、この国会中に成立させる意気込みで頑張っていく」と述べました。

さらに、野田総理大臣は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定について「TPPはビートルズにたとえると、日本はポール・マッカートニーだ。ポールのいないビートルズはありえない。アメリカはジョン・レノンで、2人がきちっとハーモニーをしなければならない」と述べ、交渉参加に意欲を示しました。


国債急落、高まる警戒 大手銀が危機管理マニュアル策定
2012.3.24 21:15
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120324/fnc12032421160006-n1.htm

 国内の銀行が日本国債の値下がりリスクへの警戒感を強めている。景気低迷で貸し出しが伸びず、余剰資金で国債保有を増やし続けてきたが、ギリシャよりもひどい日本の財政悪化を受け、いつ急落するか分からないためだ。財政再建に不可欠な消費税率の引き上げが迷走していることも不安に拍車をかけている。日銀は国債急落で長期金利が2%上昇した場合、国内銀行に約12兆8千億円の損失が発生すると試算。大手銀行は、「危機管理マニュアル」を策定し、“Xデー”に備えている。

 日銀の統計によると、昨年末の銀行や保険会社などの国内金融機関が保有する日本国債の残高は前年比2.3%増の601兆円となり、初めて600兆円を突破した。また、ゆうちょ銀行を除く国内銀行の保有額は163兆円で、2%の金利上昇により約8%の損失が発生する計算になる。

 国際通貨基金(IMF)も金融システムに与える影響を問題視。金利が2.5%に上昇した場合の損害額などについて、金融庁を通じて各行に報告を要請した。メガバンク幹部は「突然のことで驚いた」とし、国際金融当局の危機意識を実感させられたという。

 「(条件が)一つ一つ崩れるとどうなるか、気をつける必要がある」。全国銀行協会会長で三菱東京UFJ銀行の永易克典頭取も、警戒感を隠さない。

 同行は昨年末に国債急落を想定した危機管理対策をまとめた。成長率や経常収支、為替など国債価格に影響を与える経済指標に変化があれば、国債売却を開始するという内容だ。みずほフィナンシャルグループや三井住友フィナンシャルグループなども極秘に対策を用意しているとされる。

 さらに各行は満期までの期間が10年以上の長期国債を1年以内の短期国債に買い替えることも検討中だ。満期まで保有していれば額面通りに償還されるため、短期にしておけば、決算期末ごとに損失計上を迫られるリスクを軽減できる。

 日本国債は、約1500兆円に上る個人金融資産や企業の潤沢な資金が銀行に預けられ、その資金で買い支えられてきた。国内投資家による保有比率は約9割を占める。国内資金が乏しく海外の資金に頼らざるを得ないギリシャとは違い、価格は安定し金利も1%前後の低位で推移している。

 ただ、その条件はほころび始めている。豊富な国内資金の原資は、輸出や海外への投資で稼いだ経常収支の黒字だ。だが、昨年は輸出の不振と発電用燃料の輸入急増で31年ぶりに貿易収支が赤字に転落。今年1月には経常収支でも3年ぶりに赤字に転落した。高齢化の影響で、個人金融資産の取り崩しも進んでおり、国債を買い支える資金は先細りが必至だ。

 そもそも、日本の財政は国の債務残高が国内総生産(GDP)の約2.3倍に達し、ギリシャの約1.6倍を上回る。市場では「消費税増税法案の国会提出が頓挫するような事態になれば、信認失墜で国債急落の“時限爆弾”が破裂する恐れがある」(債券アナリスト)との声も出ている。

コメント

_ 奔放な旅人 ― 2012/03/25 09:24

ドジョウ総理のやり方では、全て上手く行かない事でしょう。
東京電力の企業・法人向け17%の電気料金値上げを結果的に黙って許す様な政府。
それに原油価格高騰に消費税増税でしょう。
一般消費者の買い控えが益々強固になってしまい、物も売れず在庫は増え、生産調整で企業は人員削減により失業者が増し、連鎖的に中小企業大倒産時代の扉を開くかも知れませんよ、この政権は。

_ Y-SONODA ― 2012/03/26 07:14

奔放な旅人さんへ

>ドジョウ総理のやり方では、全て上手く行かない事でしょう。

どうなんでしょうね。何が言いたいのかさっぱりわからない。
自民党議員からも野田評価の声がチラホラ。
自民党とて2010年参院選で消費税10%を公約に掲げた。
自民党政権であっても似たような状況になっていたと思いますよ。
いや、そうではないと言い切れるのでしょうか。

それともあなたは小沢グループ、あるいは社民党や共産党の支持者なんでしょうか。
それはそれでいいとは思いますが。。。

_ 奔放な旅人 ― 2012/03/26 09:03

ドジョウ総理は「木を見て森を見ず」と言う表現が妥当かどうかは解らないがそれに近いでしょう。
財源が無いから増税。
それは100%間違いではないにしろ、それを主に進むと言う事が非情に危ない。
自民党云々、彼らはあまりに長期政権になりすぎた事によって、感覚が完全マヒに近かったでしょうし。
だから「大阪維新の会」に人気が集まる。
大阪維新の会が良いか悪いかは別としてではあるが。

私はオザワグルーブの支持者ではありません。
オザワはサイテイですし。
社民党は存在価値無し。
共産党は注目はしますが支持は出来ません。(社民党よりはマシですが)
私はただの奔放なひねくれ者ですから。(^^ゞ

_ きたがわ ― 2012/03/27 02:18

園田さんも余裕がなくなったな。
奔放な旅人さんに対してレッテル貼りとは。
奔放な旅人さんの過去の論調みても、彼は
反小沢派、反左翼ですよ。

自分は所得税とか他の税金下げるのなら
消費税増税は悪くないと思います。
だって、消費税って、所得に関係なく平等な税金ですから。
でも、ほかの税金を下げるわけでもないのに、
消費税だけ増税って反対です。

あと、自民党に野田を評価する声がチラホラと言いますが
政争上、自民党としてリスクが高いと思いますよ
増税話し合い解散に応じるのは。
だって、いざ、増税に協力したら
そのあと、民主党が話し合い解散の約束を破っても
自民党は何もできないんだから。
自民党が野田が約束を破ったと批判しても
国民も「お前が言うな」っていうにきまっている。
そうなれば、野田は解散せずに居座れるようになる。

_ Y-SONODA ― 2012/03/27 07:42

★奔放な旅人さんへ

>私はただの奔放なひねくれ者ですから。(^^ゞ

あはは、では私と似た者同士ということで。


★きたがわさんへ

>園田さんも余裕がなくなったな。

レッテル貼りにはレッテル貼りを。
好きですよ。そのやり方(笑)

お二人に言いたいのは安全保障や危機管理については、
本質の議論とは別の次元で考えたほうがいいと思うのです。
ご理解いただければなぁと思います。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
「カ○スの勝手でしょ」にようこそ♪ 質問:○に入るカタカナ一文字は?

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/03/25/6387074/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。