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Back to the 100-year or perpetual bonds - 英国が「永久国債」に「100年物国債」でバック・トゥ・ザ・フューチャー2012/03/15 08:58

Back to the 100-year or perpetual bonds - 英国が「永久国債」に「100年物国債」でバック・トゥ・ザ・フューチャー


仲間内でなにかと話題の永久国債が英国から
このあたり、日本で一番詳しいのは森野榮一氏。

森野氏に「日本国債暴落を回避するにはどうすればいいか」と聞いてみよう。
きっとこんな答えが返ってくる。

「実に簡単。お江戸に学べばいいのだ。お江戸は世界が羨むアイデアの宝庫である」


<関連記事>

英国が「永久国債」の発行検討 財政危機乗り切るための奇策?
2012.3.14 18:58
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120314/erp12031419030004-n1.htm

 【ロンドン=木村正人】財政再建に取り組む英国のオズボーン財務相は国債市場での資金調達コストを低く抑えるため、100年物国債か永久(無期限)国債の発行を検討している。英国で永久国債が発行されるのは第一次大戦の戦費を支払う「戦時国債」以来。年金基金など国債市場参加者の反応が良ければ新年度内に発行されるが、財政危機を乗り切るための「奇策」ともいえそうだ。英メディアが一斉に報じた。

 欧州連合(EU)の統計機関によると、英国の政府債務残高は昨年第3四半期で国内総生産(GDP)の85・2%(前年同期比6・9%増)。2010年5月に発足した保守党のキャメロン政権が間髪をいれず財政再建に取り組んだ結果、国債市場の信頼を得て国債の最上級格付けを維持、10年物国債金利も2・17%と落ち着いている。

 これに対し、債務レベルが同じフランスは欧州単一通貨ユーロ圏の債務危機のあおりで国債の最上級格付けを失い、10年物国債金利も3%近くまで上昇した。

 現在、英国で満期までの期間が最も長い50年物国債で金利は3%。30年物国債も3・24%と歴史的な低金利を記録している。このため、21日に新年度予算案を発表する同財務相は債務管理局に100年物国債や永久国債の可能性について国債市場参加者に打診するよう指示した。

 3カ月後の返答を待って反応が良ければ金利や発行額を決め、新年度内にも発行したいという。

 永久国債の場合、元本は返済しなくてもいいが、一定の金利を永久に払い続ける仕組み。英国では同様の国債が第一次大戦の戦費支払いやバブル経済の語源となった南海泡(ほう)沫(まつ)事件(1720年)の後始末のために発行されている。メキシコは10年10月に100年物国債を発行している。

 金融危機後、日米欧の中央銀行はいずれも超金融緩和策をとっているため、ギリシャやポルトガルなど債務危機国を除き、各国の国債金利は落ち着いている。このため、3%以上の金利が半永久的に見込める100年物国債や永久国債が発行されれば、年金基金など機関投資家の人気を呼ぶ可能性がある。


英国、100年債の発行で協議開始へ (画像引用)
2012年03月15日 07:38 発信地:ロンドン/英国
http://www.afpbb.com/article/economy/2865205/8644367?ctm_campaign=txt_topics

【3月15日 AFP】英財務省筋は14日、ジョージ・オズボーン(George Osborne)英財務相が21日に行う予算演説で、満期100年の国債発行についての協議開始を発表するとAFPに明らかにした。
 
 同筋によると、併せて満期のない「永久国債」の発行も発表される可能性があるという。永久債を購入した投資家には元本は返済されないが、金利は永久に支払われる。英国が最後に永久債を発行したのは、第1次世界大戦後の1918年。

 現在の英国債の最長の満期は50年。英政府は、償還期間が2倍の100年債発行で、現在の歴史的な低金利での長期資金調達を狙う。


日本国債暴落回避には年限長期化や財政改善が必要-ソシエテG島本氏
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M0T87R0UQVI901.html

3月14日(ブルームバーグ):ソシエテ・ジェネラル証券東京支店の島本幸治支店長は、日本国債の暴落リスクを抑制するために、発行年限を長期化すると同時に、成長戦略による税収拡大など財政改善を進める必要があると述べた。

島本氏は13日、ブルームバーグ主催のセミナーで講演し、日本国債の暴落について、「利回り曲線の緩やかなスティープ(傾斜)化がメインシナリオ。しかし、暴落シナリオの危険はまったく排除できず、一時的な揺らぎに警戒は必要」と述べた。さらに「円安が進み、日本銀行が通貨防衛のために利上げを行えば財政が発散するリスクがある」とも指摘した。一方、「超長期債を増額し、国債平均年限を長期化することでリスクを抑制できる」と提言した。

また、島本氏は、規制の見直し、海外展開・設備投資の支援、インフラ整備など成長を拡大する攻めの施策が重要とも指摘した。経済協力開発機構(OECD)2011年予測によると、日本の対GDP(国内総生産)比での一般政府債務は211.7%に達し、世界最悪の水準。財務省が発表した国債・借入金・政府短期証券を合わせた国の債務残高は昨年12月末時点で958兆6385億円となり、過去最大を更新した。

日本の財政の持続性は、金利次第の面があるとも指摘。「日銀が低金利政策を止めざるを得ない状況となれば、短期金利が上昇し、利払いが膨らむ。為替介入資金として、巨額の短期国債を発行しており、これらを含めると国債平均年限は極端に短い」と解説した。

島本氏は、日本国債については、「年後半から来年にかけて、金利が緩やかに上昇し、利回り曲線は傾斜化が続く」と予想。今年から来年にかけて、欧州債務危機が底打ちし、世界経済が回復傾向に向かうことに加え、「電気料金の値上げなどにより、物価が上昇すれば、銀行預金から他の資産に資金がシフトする可能性がある。現在、銀行や生命保険会社などが主要な買い手となっているが、家計や海外勢の動きはコントロールが効かない」とも説明した。

長期金利の指標とされる新発10年国債利回りは今年1月16日に1年2カ月ぶりの低水準となる0.935%を付けたが、その後は0.94-1.005%のレンジ内で推移している。ブルームバーグの調査によると、長期金利予想の加重平均では12月末は1.27%、来年3月末は1.29%となっている。


Should Osborne borrow for 100 years?
back to the 100-year or perpetual bonds
http://www.bbc.co.uk/news/business-17350397

Now believe it or not, there are eight existing perpetual gilts still in existence - worth collectively a bit over £2bn. The oldest dates from 1853; and the biggest extant issue is £1.9bn taken out to finance the World War I and restructured in 1932 (there are some gilt obsessives who argue that the UK effectively defaulted in this restructuring!).


100 Year Bonds: The Oldest New Idea In Economic History
http://blogs.news.sky.com/therealeconomy/Post:c7160880-cb69-4b0e-871e-e185f12e0898


永久国債の研究
http://amzn.to/xKxJA6

出版社/著者からの内容紹介

 永久国債とは、その名のとおり永久に償還されない国債。現在、政府紙幣の発行、相続税ゼロ国債などが議論されているが、永久国債はそれをしのぐ、究極の不況対策、財政破綻回避策になる可能性がある。じつは、幕末期の薩摩藩には藩の負債を250年賦(250年払い)とした事実上の永久債を発行して、財政を立て直した記録がある。これにより、薩摩藩は危機を脱して日本の一大勢力となり、明治維新の立役者となった。また、18世紀に英国イングランド銀行が発行したコンソル債も同じような永久債だった。これらの事実をふまえ、4人の論客が、日本の未来のため共同提言したのが、本書。著者の1人、調所一郎氏は、薩摩藩改革を断行した家老・調所広郷の7代目。また、松田学氏は財務省を代表する論客だ。もし、現状の財政出動だけで、国債残高と赤字を積み上げていけば、日本もあなたの暮らしも、やがて破綻してしまうだろう。

コメント

_ YS ― 2012/03/16 06:51



<関連記事追加>

英国が復活狙う「永久国債」、危機打開の切り札-低金利を固定
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M0WJY56TTDS001.html

3月14日(ブルームバーグ):英政府は1720年の南海会社の信用崩壊に伴う南海泡沫(ほうまつ)事件の後始末のために初めて発行した「永久国債」の復活を議会に提案する見通しだ。予算協議の事情に詳しい2人の関係者が明らかにした。実際に発行されれば、過去最低の金利水準で可能な限り長期の借り入れが可能になる。

オズボーン財務相は21日の政府予算案発表の機会を利用し、償還期間が最大100年の国債導入と永久国債の復活の可能性を探る方針を表明する見込みだ。関係者らが匿名で語ったところでは、財務省は債券市場の参加者らと既に非公式な協議を行っている。

英国の10年国債利回りは今年、ユーロ圏の債務危機に伴う資金逃避とイングランド銀行(英中央銀行)による買い取りに支えられて過去最低水準を記録。1月18日には1.92%とブルームバーグがデータの集計を開始した1989年以来で最も低くなった。現在も2.27%と過去10年の平均(4.22%)を大きく下回っている。

バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチの債券ストラテジスト、ジョン・レイス氏は「100年国債とは事実上の永久国債であり、借り手の立場からすれば非常に魅力的な商品だ。現在の利回り水準で資金調達コストを低く固定できる十分な利点がある」と指摘する。

一方、英国年金基金協会(NAPF)は100年国債が十分なリターンを提供するかどうか不透明であり、償還期間が30-50年の指数連動債をむしろ買い増す方がよいと懐疑的だ。レイス氏はこれに対し、「年金基金は5-6%に近い利回りを要求するだろうが、政府が借り換える必要のある債務の規模を見て、利回りが今後著しく上昇すると考えるかもしれない」と話している。

原題:U.K. May Revive ‘Perpetual Gilt’ Used After South SeaBubble (2)(抜粋)

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