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南シナ海で「人民日報傘下の朝日新聞」疑惑再浮上2011/11/07 07:34

南シナ海で浮上し始めた「人民日報系朝日新聞」疑惑


11月6日の朝日新聞朝刊4面の南シナ海記事。その最後にはこうある。


中国政府の方針に詳しい同国のメディア関係者は言う。「中国が竹島問題に関与して、国際会議で韓国を支持したら、日本はいやじゃないですか。こうした問題は、当事国以外は黙っているべきだ」


南シナ海にしゃしゃり出るなと言われた朝日新聞の大島隆、古谷浩一はなんと言い返したのだろう。

記事で自ら指摘しているように、日本が働きかけているのは、(1)航行の自由(2)国際法の順守(3)紛争の平和的解決――である。

領土問題に介入するなどという下品なことは言っていない。北朝鮮口調をパクッたような「砲音覚悟すべき」などという下品な脅しも当然発していない。

中国側の反応を紹介するのはいいが、中国共産党機関紙である人民日報系環球時報の「砲音覚悟すべき」社説をなぜ取り上げないのか。

海外主要メディアも相次いで報じたこの社説を無視した理由が知りたい。朝日新聞記者の目は節穴なのか。上品な朝日新聞は下品なタブロイド紙がお嫌いなのか。それともわざわざ中国に配慮してあげたのか。

日本の生命線であるシーレーン(海上交通路)の安全確保は当然の働きかけ。その重要性は脱原発でこれからますます高まるだろう。

脱原発は朝日新聞の夢ではなかったのか。その夢を実現するための政府の働きかけが理解できないほどのマヌケなのか。

日本より中国が大事というなら、「我々は人民日報傘下の朝日新聞である」と堂々宣言していただきたいものだ。


<関連記事引用(画像も)>

南シナ海、日中攻防 各国と「共闘」探る日本、中国反発
2011年11月6日03時00分
http://digital.asahi.com/articles/TKY201111050493.html?ref=comtop_middle_open
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 中国の南シナ海進出をめぐり、日中両政府がせめぎ合っている。日本は11月中旬の東アジアサミット(EAS)に照準を合わせ、海洋安全保障のルールづくりを東南アジア各国やインドに働きかけるが、これに中国が反発。日本の狙い通りに進むかは厳しい情勢だ。

■日本 尖閣への影響を警戒

 「日本とインドが防衛協力を深めることが、アジア太平洋地域の平和と安定につながる」。一川保夫防衛相は、インドのアントニー国防相との2日の会談で呼びかけた。海上自衛隊とインド海軍の共同訓練実施や艦艇の相互訪問も決めた。

 野田政権が重視する外交・安保の課題の一つが、中国の海洋進出への対応だ。野田佳彦首相は10月末、英紙のインタビューで「中国の海洋活動が活発だ。我が国周辺の安全保障環境の中で不確実性が出ている」と指摘。国際法上の根拠がはっきりしないまま南シナ海の島々を自国領とみなす中国の主張が通れば、尖閣諸島など東シナ海での日中関係にも「必ず影響してくる」(主要閣僚)と政権はみている。

 こうした状況をふまえ、日本は政府関係者や専門家が海洋問題を扱う「東アジア海洋フォーラム」を新設する構想を打ち出した。EASの共同文書に、(1)航行の自由(2)国際法の順守(3)紛争の平和的解決――を明記することも働きかけた。

 さらにアジア各国とハイレベル外交を展開。10月中旬に東南アジア3カ国を訪れた玄葉光一郎外相は、EAS議長国インドネシアとの外相会談で「海洋の問題を幅広く議論したい。中国を排除しようというものではない」と理解を求めた。

 政権内には中国と向き合うため、米国やアジア諸国と連携できるEASを活用する狙いもある。長島昭久首相補佐官(外交担当)は今月1日の講演で「海洋秩序、アジアの秩序は日本が作るという意気込みだ。EASでルールをつくろうと提案している」と話した。

 ただ、EASでのフォーラム新設は関係国からの支持が広がっていない。米国や東南アジア諸国連合(ASEAN)は、折衷案として既存の「ASEAN海洋フォーラム」を活用する案に傾いている。外務省関係者は中国の反発が影響したためと見ており、軌道修正を余儀なくされている。

■中国 対外安定模索の最中

 日本外務省は「中国も海洋ルールづくりに参加し、建設的役割を果たしてほしい」(幹部)と説明する。にもかかわらず中国が反発を強めるのは、「南シナ海問題で中国に対抗しようという『南進戦略』」(中国紙)に見えるからだ。

 共産党指導部の大幅な世代交代を来年に控える中国は今、安定した対外関係を求めている。日中関係を改善しようとの姿勢も鮮明だが、野田政権の南シナ海をめぐる動きは、それに冷水を浴びせていると映る。

 野田首相が年内にインドを訪れ、南シナ海問題を協議するとの見通しも、中国の神経を逆なでする。インドがベトナムと共同で南シナ海での資源開発を進めようとしており、中印間の課題に浮上しているからだ。

 中国外務省は、公式コメントでは「域外国家は南シナ海の平和と安定に有益な行動を、より多くとるよう希望する」と懸念の表明にとどめる。だが「何が真の日本の国益になるのか、比較して考えるべきだ」(崔天凱外務次官)といった強い反発の声も広がる。

 中国政府の方針に詳しい同国のメディア関係者は言う。「中国が竹島問題に関与して、国際会議で韓国を支持したら、日本はいやじゃないですか。こうした問題は、当事国以外は黙っているべきだ」(大島隆、北京=古谷浩一)


<関連記事>

「砲音覚悟すべき」 北朝鮮口調もパクリ始めた中国脅しのテクニック
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2011/10/27/6172518

BBC News - South China Sea tensions rattle China's neighbours
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-pacific-15578083

Armed forces: Belligerent language masks limited capability
http://www.ft.com/intl/cms/s/0/c5495ab0-f97d-11e0-bf8f-00144feab49a.html#axzz1cxpJAeVF

China paper warns of "sound of cannons" in sea disputes
http://www.reuters.com/article/2011/10/25/us-china-seas-idUSTRE79O1MV20111025

China May Resort to Force in Sea Disputes, Global Times Says
http://www.bloomberg.com/news/2011-10-25/china-may-resort-to-force-in-sea-disputes-global-times-says-1-.html

China’s Fox News
http://www.foreignpolicy.com/articles/2011/10/31/global_times_china_fox_news

コメント

_ 奔放な旅人 ― 2011/11/07 09:45

「長い物には巻かれろ」ですかね。
中国は尖閣に対して自分の主張を国際社会に通そうとしているので、
竹島に触れない訳が無い。
朝日新聞は色々言われて居ますし、事件現場にも特居りなっていますね。

_ YS ― 2011/11/07 09:58

親の心子知らず、百年の恋もようやく冷める?

1107朝日朝刊二面:なりすましメール朝日記者にも ー 日本語の不自然さが気になる。調べてみたら、ウイルスが組み込まれていた。(北京=峯村健司)

_ Y-SONODA ― 2011/11/08 06:34

奔放な旅人さんへ

>「長い物には巻かれろ」ですかね。

いやー、日本でリベラルと称する人たちが実に曖昧なんですよ。

昨日、ダライ・ラマ14世は「中国の人々も開かれた社会、自由を求めているはずだ。日本やインドなどアジアの民主主義国家が、中国の指導者に対して、(民主化への)働き掛けをしてほしい」と言った。

艾未未は時事通信のインタビューで「私はこれまで中国の人権問題に対して日本がどういう態度なのか聞いたことがない」と語った。

本来リベラルと称する人たちこそが耳を傾けるべき発言。
結局、朝日な人たちが好きなのは中国共産党ではないかと疑ってしまいますよね。

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