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ルービニ:中国経済のソフトランディングは「ミッション・インポッシブル」 、2013-14年に「ハードランディング」する可能性が高い2011/10/18 07:14



それにしてもこの人。
たまには根拠となる資料を示して欲しいものだ。


<関連記事引用>

ルービニ氏:中国経済の軟着陸は「ミッション・インポッシブル」
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aNOuh07hye3c

10月17日(ブルームバーグ):ルービニ・グローバル・エコノミクスの共同創設者で会長のヌリエル・ルービニ氏は、中国経済は2013-14年に「ハードランディング」する可能性が高いと指摘し、同国の経済成長加速へ向けた取り組みがそのリスクを高めるとの見解を示した。

  ルービニ氏はヘルシンキのセミナーで17日、中国経済の「ソフトランディング(軟着陸)」の見込みについて「ミッション・インポッシブル」だと発言。過剰な投資は「常に」ハードランディングを引き起こすものだと警告した。

  また、8%超の国内総生産(GDP)成長率を維持するため、政策当局は「あらゆる可能な手段を尽くす」であろうとし、「慎重さを要する」政権トップの交代に景気後退が影響しないよう徹底するであろうとの見方を示した。

  ブルームバーグがアナリストを対象に実施した調査によれば、中国のGDP伸び率は4-6月(第2四半期)の年率9.5%から7-9月は9.3%に低下した可能性が高い。ルービニ氏は、中国当局が成長の「前倒し」実現に努め、将来の景気過熱リスクを押し上げることになるだろうとの懸念を示した。

  さらに、欧州は中国から強力な支援があると期待すべきではないと指摘。中国の欧州支援に関する協議はほとんど「口約束」に過ぎず、債務危機からの脱却に苦戦するユーロ圏への支援に「中国政府は本腰を入れるつもりはない」と述べた。


Roubini Says Soft Landing in China Is a ‘Mission Impossible’
Oct 17, 2011 8:43 PM GMT+0900 .
http://www.bloomberg.com/news/2011-10-17/roubini-says-soft-landing-in-china-is-a-mission-impossible-.html

China’s efforts to prop up economic growth won’t help it escape the hard landing that will probably arrive in 2013 or 2014, said Nouriel Roubini, chairman and co- founder of Roubini Global Economics LLC.

The prospect of a soft landing in China is a “mission impossible,” Roubini said at a seminar in Helsinki today organized by Evli Bank Oyj. Over-investment “always” leads to a hard landing, he said.

Policy makers will “do anything possible” to keep growth in national output at rates above 8 percent and ensure a “delicate” political transition isn’t hampered by an economic downturn, Roubini said.

Growth in China’s economy probably slowed to an annual 9.3 percent in the third quarter from 9.5 percent in the three months through June, according to a Bloomberg survey of analysts. Officials in the world’s second largest economy will do what they can to “front-load” growth, pushing the risks associated with overheating out in the future, Roubini said.

Managing the economic downshift would fall to the Communist Party’s next leaders, as President Hu Jintao and Premier Wen Jiabao begin their transition from power late next year. A successor to Hu is scheduled to be picked at a conclave of Communist Party leaders late in 2012, with Hu and Wen stepping down from their government posts in March 2013.

Lu Zhongyuan, deputy director of the State Council Development Research Center, said at a briefing in Beijing last month that growth in the next five years will probably exceed 8 percent.

Roubini Predictions

Roubini, who predicted the U.S. housing bubble while failing to foresee a rebound in global stocks in 2009, also warned there is a high probability of a recession spreading through the world’s advanced economies as the fallout of Europe’s debt crisis chokes recovery prospects in the U.S.

Europe shouldn’t count on much help from China, Roubini said. China’s discussion on supporting Europe is little more than “cheap talk,” he said. The government in Beijing “doesn’t really mean” it will help euro area nations struggling to emerge from the region’s debt crisis, he said.

Roubini predicted the bubble in U.S. housing prices before the market peaked in 2006. Still, when the Standard & Poor’s 500 Index fell to a 12-year low of 677 on March 9, 2009, he said it probably would drop to 600 or lower by the end of that year. Instead, the U.S. equity benchmark gained 65 percent for the rest of 2009.


<関連記事>

Chinese hard landing won't help western economies
China's exports may be in decline – which is not the economic good news that some might think
http://www.guardian.co.uk/business/2011/oct/16/china-exports-decline-hard-landing

日経:アフリカでも反中国=「彼らはインベスター(投資家)ではなくインフェスター(寄生者)だ」2011/10/18 07:20

日経:アフリカでも反中国=「彼らはインベスター(投資家)ではなくインフェスター(寄生者)だ」


<関連記事引用(画像も)>

アフリカで広がる反中国 投資ラッシュでも潤わず
雇用奪い、貧困改善せず
2011/10/17 22:15
http://s.nikkei.com/mXVixk

 【北京=森安健】アフリカ中南部の国々で、天然資源の確保へ経済進出を強める中国への反感が急速に強まってきた。中国の企業や労働者を優遇する「ひも付き」の投資が多く、現地の雇用や貧困問題の改善につながらないためだ。ザンビアは中国企業との契約の全面見直しに入り、親中派政権が総選挙を控えるアンゴラでは抗議デモが続く。中東・北アフリカの「アラブの春」が波及したアフリカ住民の政権批判が、「中国マネー依存」に向かう構図だ。

 「彼らはインベスター(投資家)ではなくインフェスター(寄生者)だ」。9月20日のザンビア大統領選で勝利したサタ氏は、選挙戦で中国からの投資を徹底して批判。当選直後に中国大使を呼び、中国企業が絡む事業の全ての既存契約を再点検すると告げた。

 反発が広がる最大の原因は、投資先の国の経済底上げにつながらない中国の進出モデルにある。労働者を本国から大量に派遣するなど「現地に富を落とさない」(日系商社幹部)手法に不満が噴き出す。サタ大統領は中国からの資金で道路や病院はできていくが、現地企業に恩恵が及ばない現状を批判した形だ。

■中国人労働者の制限示唆

 銅とコバルトを豊富に埋蔵するザンビアには、すでに中国企業約300社が進出。2010年の中国からの投資は10億ドル(約770億円)で、国内総生産(GDP)の6%に相当する。11年の政府歳入は前年に比べ26%増える見込みだが、国連によると、1日1ドル以下で生活する国民は人口の60%(地方では76%)を占める。

 大統領はこうした貧困層を支持基盤に当選した。中国大使に「これまでのように(中国が)本国から無数に人を呼び寄せるのはやめねばならない」と指摘。中国人労働者の受け入れ制限も辞さない構えを示した。

■アンゴラ、失業率25%

 中国の原油輸入の16%を占めるアフリカ最大の調達先のアンゴラは来年、総選挙を予定する。在職32年のドスサントス大統領は中国企業を積極的に誘致・優遇してきたが、これを批判するデモが頻発するようになった。

 アンゴラは大量の石油マネー流入で1人当たりGDPが5061ドル(11年、国際通貨基金予測)と、豊かさではアフリカ有数だ。しかし、人口の4割を占める貧困層はいっこうに減少しない。

 地元の大学の推計では、失業率は25%前後で推移し、11年通年で15%と予想される物価上昇が庶民の生活に追い打ちをかける。一方で、同国には中国企業での雇用が保障された中国人労働者が一時、10万人近くいたとされる。

■タンザニアでは襲撃事件

 現地の雇用への悪影響が表面化した例もある。ナイジェリアでは中国製の繊維が流入し、地元繊維工場の8割が閉鎖に追い込まれ、25万人が職を失ったという。中国企業や中国人を直接狙う事件も起き、タンザニアでは今月11日、銀行に向かう中国人女性が強盗グループに襲われて死亡。12日にはタンザニアの中国系の病院が襲われ、現金やコンピューターが盗まれた。

 アフリカではマダガスカル、ガンビア、コンゴ民主共和国なども年内に選挙を予定している。混乱がこのまま広がれば、対中政策が各国の選挙の主な争点に浮上する可能性もある。