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IAEA、全原発「ストレステスト」実施へ(続報)2011/06/22 16:07



<関連記事引用>

全原発の安全調査実施で合意 IAEA閣僚会議
2011/6/22 10:22
http://s.nikkei.com/k1dyXQ

 【ウィーン=藤田剛】国際原子力機関(IAEA)の原子力安全に関する閣僚会議は21日に開いた分科会で、天野之弥事務局長が20日に提案した「全原発の安全調査」を加盟各国が実施することで合意した。大規模な自然災害など最悪の事態を想定した「ストレステスト」と呼ばれるもので、24日に採択する各分科会の議長総括に盛り込むことが固まった。

 原発のストレステストには既に欧州連合(EU)が実施計画をまとめており、今後EUの制度などを参考に検討を進める見通し。21日の分科会では、調査の際の安全基準は「調和がとれた方法」とすることが決まった。天野事務局長が提案した「統一基準」の導入で合意できるかが今後の課題となる。

 この分科会は福島第1原発事故の暫定評価が目的。全原発の安全調査の確実な実施に向け、各国が相互に監視し合うことでも合意した。原子力安全や事故発生の早期通報に関する国際条約を強化することでも一致。現行の早期通報条約はすべての事故を通報することが義務化されておらず、不備が指摘されていた。

 分科会ではこのほか、シビアアクシデント(過酷な事故)に対する安全基準の強化、規制当局の独立性の確保が必要との認識も共有した。

 各国閣僚の演説は21日で終了。22~23日は分科会で討議を継続し、24日の全体会合で各分科会の議長総括を採択して閉幕する予定。


原発安全検査を導入、最悪の事態想定…IAEA
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110622-OYT1T00378.htm

【ウィーン=高田真之】国際原子力機関(IAEA)閣僚級会議の作業会合が21日開かれ、東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けた安全強化策として、最悪の事態を想定した「ストレステスト(安全性検査)」と呼ばれる模擬実験をすべての原発保有国に導入することなど、3項目の提言を議長総括に含めることで大筋合意した。議長総括は、20日の閣僚宣言を基にIAEA事務局が行動計画案を策定する際、参考意見として活用される。

 ストレステストは、大規模災害や航空機墜落のような最悪の事態を想定し、耐久性などを審査する。欧州連合が導入を決めている。

 残る2項目は、IAEA加盟国が事業者団体と協力して安全性の相互評価を高い精度で行うことと、安全条約の内容の強化。議長総括は、最終日の24日にまとまる見通し。

(2011年6月22日12時08分 読売新聞)


IAEA作業部会で事故後対応に質問相次ぐ
< 2011年6月22日 7:41 >
http://news24.jp/articles/2011/06/22/10184961.html


国際原子力機関(IAEA)の閣僚級会議は21日、2日目の討議に入った。閣僚級会議では、福島第一原子力発電所の事故に関する作業部会も初日から行われており、各国からは事故後の対応などについて質問が相次いだ。

 作業部会の会場は満席となり、各国の規制当局のトップらも出席するなど、高い関心を集めた。出席者からは「自衛隊のヘリコプターは、水はまいたのに、なぜ電源車を運ばなかったのか」など、具体的な質問が相次いだ。

 また、今後の安全強化策として、全ての加盟国が原子力施設の「ストレステスト」を行い、それを相互に評価することなどで大筋合意した。

 一方で、「津波という特殊事例をベースに、安全基準の策定をすべきではない」との声も上がった。これについて、日本を訪問したIAEA調査団のウェイトマン団長は「そういう意見もあるが、どこで起きた事例でも学ぶべき教訓はある」と述べた。

 作業部会での議論は、最終日の24日に報告書としてまとめられる予定。

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