Google
WWW を検索 「園田義明めも。」を検索

今や自民思惑通りの展開で「菅民主党vs谷垣自民党」から「菅vs小沢」の死闘に変貌、「菅抜き、小沢抜き大連立」への道標2011/06/02 08:15



<関連記事引用>

▼あと30人…菅vs小沢 アノ腹心が“裏切り”第1号!
2011.06.01
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110601/plt1106011646002-n1.htm

 当初、「菅民主党vs谷垣自民党」とみられた構図は、いまや、「菅vs小沢」の死闘に変貌している。

 いったい何人が造反するのか。その数によって今後、3つのシナリオが考えられる。

 第1は、造反者が34人以下の場合。小沢氏らが固めたとされる50人以上が切り崩されて34人を割り込むと、民主党は絶対安定多数(269人)を確保できる。菅首相や岡田氏は、小沢氏ら造反組を除名して、「非小沢」民主党として、野党との連携を目指すことになる。

 第2は、64人以上の場合。民主党は単独過半数(241人)を割り込み、国会運営の危機を迎える。小沢氏周辺は「造反しても離党しない。執行部は除名などできない」と語っており、不信任案を否決しても菅首相退陣の流れは強まる。

 第3は、81人以上の場合。不信任案は可決され、菅首相は「解散総選挙」か「内閣総辞職」を迫られる。ただ、現状での解散は「惨敗必至」(党幹部)と分析されるうえ、津波で選挙人名簿が流された被災地もある。岩手県の達増拓也知事は「被災者切り捨て解散、被災地切り捨て解散だ」と猛反対しており、菅首相の判断は難しい。


▼菅首相、不信任案可決なら衆院解散の方針
< 2011年6月2日 0:15 >
http://news24.jp/articles/2011/06/02/04183815.html

 野党が提出した内閣不信任決議案をめぐり、菅首相は1日夜、周辺に対し、不信任案が可決した場合は総辞職せずに衆議院を解散して国民に信を問う方針を伝えた。また、その場合、採決で造反した議員は公認しない考えだという。

 東日本大震災の津波で役場が流されるなど甚大な被害が出た地域も多い中で、総選挙はとてもできないという声は根強くあるが、菅首相は不信任案可決の場合は解散に踏み切る方針。

 不信任案をめぐる情勢は予断を許さない状況になっている。前提として、野党の共産党が棄権する方針を決め、社民党も棄権する方向のため、可決には現時点で民主党から82人が賛成に回る必要がある。1日夜、不信任案への同調者を募っている小沢元代表の会合には71人の議員が集まった。この他、1日夜に賛成を明言した鳩山前首相ら賛成の意向を固めている議員は数人から十数人はいるとみられ、これらの議員全員が不信任案に賛成すれば可決の可能性も出てきた。

 一方、民主党執行部は、都内に岡田幹事長らが集まって対応を協議しているが、党内から両院議員総会を求める声が強いのを受け、採決直前の2日正午から菅首相も出席して1時間、全衆議院議員の会議を開くことを決めた。

 2日午後の採決直前まで激しい駆け引きが続くことになる。


▼「菅抜き大連立を」谷垣氏…党首討論激しい応酬
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110601-OYT1T01176.htm?from=main2

 菅政権発足後3度目となる党首討論が1日行われた。

 政権維持の決意を強調する菅首相と、首相の失策を追及する自民党の谷垣総裁、公明党の山口代表との間で、激しい応酬となった。

 党首討論は今年2月以来で、東日本大震災以降は初めてだ。首相は「本格的な(震災の)復興計画を立てて、予算を振り向けなければならない。『通年国会』ということも含めて国会の延長を考えたい」と述べ、12月下旬まで国会会期を大幅延長する意向を正式表明した。

 消費税率引き上げを含む社会保障と税の一体改革については、「今月末までに政府の考え方をまとめて提示する。政府案を出せば、約束通り協議に乗っていただけるか」と谷垣氏に迫った。さらに、首相は、民主党の小沢一郎元代表と自民党が政策面で一致していないと指摘し、「(自民党は政策を)政局にだけ使おうとしているのか」と内閣不信任決議案の可決を目指す谷垣氏をけん制した。

 一方、谷垣、山口両氏は、震災や東京電力福島第一原子力発電所事故を巡る首相の指導力不足を批判し、退陣を求めた。谷垣氏は「首相が辞めれば、党派を超えて新しい体制をつくる工夫ができる」と訴え、民主、自民両党などによる「菅抜き大連立」の可能性に言及した。(2011年6月1日23時53分 読売新聞)