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<生き抜いて欲しい> 「絆」支える祈り 天皇皇后両陛下「自主停電」お続けに2011/03/25 06:53






東北地方太平洋沖地震に関する天皇陛下のおことば(平成23年3月16日)
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/okotoba/tohokujishin-h230316-mov.html#h01

この度の東北地方太平洋沖地震は,マグニチュード9.0という例を見ない規模の巨大地震であり,被災地の悲惨な状況に深く心を痛めています。地震や津波による死者の数は日を追って増加し,犠牲者が何人になるのかも分かりません。一人でも多くの人の無事が確認されることを願っています。また,現在,原子力発電所の状況が予断を許さぬものであることを深く案じ,関係者の尽力により事態の更なる悪化が回避されることを切に願っています。

現在,国を挙げての救援活動が進められていますが,厳しい寒さの中で,多くの人々が,食糧,飲料水,燃料などの不足により,極めて苦しい避難生活を余儀なくされています。その速やかな救済のために全力を挙げることにより,被災者の状況が少しでも好転し,人々の復興への希望につながっていくことを心から願わずにはいられません。そして,何にも増して,この大災害を生き抜き,被災者としての自らを励ましつつ,これからの日々を生きようとしている人々の雄々しさに深く胸を打たれています。

自衛隊,警察,消防,海上保安庁を始めとする国や地方自治体の人々,諸外国から救援のために来日した人々,国内の様々な救援組織に属する人々が,余震の続く危険な状況の中で,日夜救援活動を進めている努力に感謝し,その労を深くねぎらいたく思います。

今回,世界各国の元首から相次いでお見舞いの電報が届き,その多くに各国国民の気持ちが被災者と共にあるとの言葉が添えられていました。これを被災地の人々にお伝えします。

海外においては,この深い悲しみの中で,日本人が,取り乱すことなく助け合い,秩序ある対応を示していることに触れた論調も多いと聞いています。これからも皆が相携え,いたわり合って,この不幸な時期を乗り越えることを衷心より願っています。

被災者のこれからの苦難の日々を,私たち皆が,様々な形で少しでも多く分かち合っていくことが大切であろうと思います。被災した人々が決して希望を捨てることなく,身体(からだ)を大切に明日からの日々を生き抜いてくれるよう,また,国民一人びとりが,被災した各地域の上にこれからも長く心を寄せ,被災者と共にそれぞれの地域の復興の道のりを見守り続けていくことを心より願っています。


<関連記事引用>

両陛下、「自主停電」お続けに
2011.3.24 21:30
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110324/imp11032421310002-n1.htm

 天皇、皇后両陛下が、東日本大震災の被災地に思いをはせ、お住まいの皇居・御所の電気を一定時間使わない「自主停電」を続けられていることが分かった。「国民と困難を分かち合いたい」という趣旨で15日に始めたもので、宮内庁の羽毛田信吾長官らによると、陛下は「寒いのは(服を)着れば大丈夫」とおっしゃっているという。

 両陛下は計画停電で「第1グループ」に分類された地域の停電時間に合わせ、1回約2時間にわたり、明かりや暖房といった電気の使用を一切控え、時にはろうそくや懐中電灯を使いながら過ごされているという。暗い中で夕食を取られることもあったようだ。

 両陛下は、第1グループで停電が計画されたものの、実際には電力供給が逼(ひっ)迫(ぱく)せず、停電がなかった日も、当初の計画時間に合わせ、自主的な停電を実行された。15日から23日までは1日も欠かさずに行い、スケジュールに合わせて同じ日に朝晩2回、電気を止められた日も複数回あったという。宮内庁東宮職によると、皇太子ご一家も、同様の「自主停電」を、お住まいの東宮御所で行われているという。

 計画停電では、皇居のある東京都千代田区は対象地域になっていない。


両陛下は毎日「自主節電」 東電の計画停電に合わせ
2011年3月24日18時56分
http://www.asahi.com/national/update/0324/TKY201103240364.html

 宮内庁は24日、天皇、皇后両陛下が福島第一原子力発電所事故に伴う東京電力の計画停電に合わせ、皇居・御所で15日以降毎日、自主節電を続けていることを明らかにした。

 羽毛田信吾長官らによると、御所では計画停電の第1グループに合わせて自主的に電源を切っている。17、18、22、23日は1日2回実施。東電が停電を見送った場合も実施しているという。

 羽毛田長官によると、天皇陛下からは「大勢の被災者、苦しんでいる人たちがおり、電源すらない人もいる。私の体調を気遣ってくれるのはありがたいが、寒いのは厚着をすればいいだろう」「いつこういう事態があるかわからないし、こういうことはやってみないとわからないから、学ぶ機会ではないか」という趣旨の発言があったという。


御用邸職員宿舎 被災者に開放
3月25日 5時23分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110325/t10014890001000.html

宮内庁は、天皇皇后両陛下の意向を受けて、東北関東大震災で被災して避難してきた人たちに、栃木県にある那須御用邸の職員用宿舎を開放し、温泉がひかれた風呂に入浴してもらうことになりました。

これは、宮内庁の施設を被災者のために役立ててほしいという両陛下の意向を受けて行われるもので、26日から栃木県の那須御用邸にある職員用宿舎の風呂が開放されます。風呂には温泉がひかれていて、被災した人たちは入浴してもらうとともに、県が派遣する保健師に健康相談にも乗ってもらえるということです。

宮内庁は、午前と午後にわけて一日に40人余りを受け入れる予定で、26日は、御用邸のある那須町に避難してきた人たちが対象になります。宮内庁の施設が、こうした形で開放されるのは初めてだということです。

宮内庁は、今後、那須町の周辺地域に避難する人たちにも対象を広げ、少なくとも来月いっぱいは開放を続ける方針で、希望者が多ければ連日開放することも検討したいとしています。

また、宮内庁は、25日、栃木県にある宮内庁の御料牧場で生産された卵や野菜などを、県内の避難所で暮らす被災者のもとへ届けるほか、皇居の中にある宮内庁病院で、経過観察が必要な高齢者など最大で10人程度の被災者を受け入れる用意があることを、東京都に伝えたということです。

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