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日中首脳会談:中国会談拒否の理由は「仏AFP通信の誤報」、その背後で沸き立つフランス株式会社2010/10/30 11:15



私から言わせるとイラク戦争で一番のワルだったのは「おフランス」。フランス株式会社をうまく利用したという点ではフセインもなかなかしたたかだった。

11月28日、クリントン米国務長官はハワイ演説で米国主導の「中国包囲網」形成を否定。しかし、多くの中国人はクリントン発言など信じていない。誰もが米国による中国封じ込めを疑っている。

こうした中にあって中国政府もフセインと同じ戦略をとるはず。つまりそれは米欧分断作戦。中国が真っ先に接近するのは当然フランス。そして、次はドイツ。包囲網あるところにはビジネスチャンスあり。フランスのビジネスエリートたちの腕の見せ所。

さて、ここで気になるのは日中首脳会談キャンセル問題とフランスの関係。会談拒否の理由として、中国側はフランスのAFP通信の記事に問題があると伝えてきた。

仏AFPの記事ははたして誤報だったのか。むしろそれはフランス株式会社を担うAFPならではの見事な工作だった可能性すらあることを指摘しておきたい。

現在、中仏両国は航空大手エアバスの旅客機売却や原子炉輸出などの商談真っ盛り。そして、いよいよ中国の胡錦濤国家主席がフランスを公式訪問。

中国の空を舞うエアバスのA320、A330、A350。その機体には「待ちぼうけ菅直人」デザインが施されているかもしれない。


<関連記事引用>

中国会談拒否の理由は「仏通信社の誤報」 日本外務省も訂正求める
2010.10.30 09:23
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/101030/plc1010300927005-n1.htm

 【ハノイ=坂井広志】日中首脳会談の拒否を直前になって通告してきた中国が理由として挙げたのは、東シナ海のガス田開発問題で両国が交渉再開に合意したとの外国通信社の誤報だった。日本政府は中国側に事実関係を説明したが、「報道されたことで会談できない」と受け入れなかったという。通信社の誤報にも便乗した格好の中国側の対応について、福山哲郎官房副長官は29日夜「根拠のない報道によって、首脳会談を中国側がキャンセルしたのは非常に遺憾だ」と語った。

 日本側の説明によると、問題となったのはフランス通信(AFP)の配信記事。同通信は29日午前に行われた前原誠司外相と楊潔●外相の会談で、東シナ海のガス田問題で「交渉再開に合意した」と伝えた。

 中国はこれを日本側が意図的に流したものと判断し、日中首脳会談の拒否を一方的に突きつけてきた。中国外務省の胡正躍次官補は「真実と異なることを流布し、中国側の立場を歪曲(わいきょく)した」と説明した。

 しかし日本側の説明によると、前原誠司外相は交渉再開を求めただけで合意にまで至ることはなかった。日本外務省は、AFPに訂正を求め、同社も応じたという。

 ●=簾の广を厂に、兼を虎に


日中首脳会談:中国、会談拒否 尖閣問題「日本があおった」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101030ddm001030011000c.html

 日本外務省幹部によると、中国側は仏AFP通信の記事に問題があると伝えてきた。AFP通信は、前原外相の発言として、東シナ海ガス田開発の条約交渉再開で両国が合意したという記事を配信しており、中国側はこれを問題視した可能性が高い。外務省は同社に訂正を求めたという。

 福山副長官は「ガス田問題に合意したという報道が流れているが、それは事実ではない。根拠のない報道で首脳会談がキャンセルになったとしたら遺憾だ」と語った。日中両国はこの日に首脳会談を開き、来月13、14の両日、横浜で開かれるアジア太平洋経済協力会議首脳会議での胡錦濤中国国家主席の訪日へ向け環境整備を進めようとしていた。


11月初旬に中仏首脳会談 航空機、原子炉で調印か
2010/10/30 9:47
http://s.nikkei.com/c8YU9G

 フランス大統領府は29日の声明で、中国の胡錦濤国家主席が11月4日から6日までフランスを公式訪問し、4、5の両日2度にわたりフランスのサルコジ大統領と会談すると発表した。

 フランス公共ラジオによると、航空大手エアバスの旅客機売却や原子炉輸出などで両首脳が合意文書に調印する可能性がある。

 声明によると、両首脳は4日にパリで会談。双方が夫妻で出席する公式夕食会の後、5日には同国南東部ニースに移動、夕食などを交えて2回目の会談を行う。

 フランスは11月中旬にソウルで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会合後に議長国を引き継ぐため、サルコジ大統領は国際通貨システムの改革問題を議題として取り上げるとみられる。(パリ=共同)


中仏、経済協力調印へ 原発や航空・環境が軸に
2010/10/28 22:50
http://s.nikkei.com/aEiwyp

 【北京=佐藤賢】中国外務省は28日、胡錦濤国家主席が11月4日から7日までフランスとポルトガルを公式訪問すると発表した。傅瑩外務次官は記者会見で、両国と経済協力文書に調印する見通しを示した。フランスとは原子力発電所建設や航空、環境・省エネ、ハイテク技術が協力の軸になる見込み。主要20カ国・地域(G20)の枠組みでの連携も話し合う。

 傅次官はポルトガル国債の購入に関して「欧州国家は中国の外貨準備の主要な投資市場の一つだ」と指摘。10月初旬にギリシャを訪問した温家宝首相がギリシャ国債を買い増しする考えを表明したのに続き、巨額の財政赤字を抱えるポルトガルの経済再建を国債購入で支援する可能性を示した。


France, China: 'Strategic partners' (この記事=AFP電に注目)
http://www.straitstimes.com/BreakingNews/World/Story/STIStory_596924.html

PARIS - FRANCE and China will discuss ways of deepening their 'strategic partnership' when Chinese President Hu Jintao makes a state visit to France next week, the French presidency said on Friday.

'Bilateral relations and the deepening of the Franco-Chinese global strategic partnership will be discussed in particular' during the visit from November 4 to 6, President Nicolas Sarkozy's office said.

'The main international issues and global stakes will also be at the heart of the talks, in particular preparations for the French presidency of the G-20 and G-8' world economic groupings, whose summits France presides over next year.

The leaders will hold talks on Thursday afternoon and Mr Sarkozy and his wife Carla Bruni-Sarkozy will then host a state dinner for Mr Hu and his wife Liu Yongqing, the statement said. The two leaders will travel to Nice on France's Mediterranean coast the following day for further bilateral talks and a working dinner.

China said on Thursday it hoped to reach agreements with France on nuclear energy and civil aviation during Mr Hu's visit. Previous reports have said European aviation giant Airbus is in talks for the sale of dozens of A320, A330 and A350 jets to China.

Despite tense diplomatic relations over recent years, the two nations maintain important economic ties and relations have warmed since 2009. During a state visit in April, Mr Sarkozy called China a 'strategic partner'. -- AFP


China hopes to reach agreements on nuclear and aviation with France
Paris, France - On the occasion of Hu Jintao visit scheduled for next week
http://www.avionews.it/index.php?corpo=see_news_home.php&news_id=1122379&pagina_chiamante=index.php

(WAPA) - According to what the Vice Foreign Minister Fu Ying told reporters during a meeting held yesterday, China hopes to reach agreements about nuclear energy and aviation with France, on the occasion of the meeting between Hu Jintao and Nicolas Sarkozy that will coincide with the visit of Chinese President in Europe, scheduled for next week.

"We are positive about expanding cooperation between the two Countries in nuclear energy and civil aviation", said Fu Ying. "We hope to reach agreements to produce some concrete outcomes on this".

As for the aviation sector, there is already in play an agreement with Airbus for the sale of several dozens of A-320, A-330, and A-350, already announced some time ago and whose order, according to the international press, could be announced in the first days of November.

The French company, from its part, had chosen a Chinese city, Tianjin, as the site of its only assembly plant outside Europe. Here, in the past, nearly 30 aircraft were produced between A-320s and A-319s.

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