【祝】ゼロスポーツ、EVを郵便事業会社に本格納入へ ― 2010/08/16 07:16

朝起きて日経サイトを見てビックリ。
なんとトップ記事にゼロスポーツの名前が。
ゼロスポーツの中島徳至代表はこの分野で今やかなりの有名人。
飛躍への第一歩となりそうです。
<関連記事引用(画像も)>
電気自動車、ベンチャーから1000台調達 郵便事業会社
本格納入で自動車大手に先行 2010/8/16 2:00
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819696E3E2E293EB8DE3E7E2EAE0E2E3E29F9FEAE2E2E2
日本郵政グループの郵便事業会社は集配に使う電気自動車(EV)をベンチャー企業のゼロスポーツ(岐阜県各務原市、中島徳至社長)から大量調達する。2011年度に1000台と、過去に例のない大型契約とみられる。郵便事業会社への本格納入で自動車大手に先んじた格好。EVは参入障壁が比較的低く、大手とベンチャーが競いながら普及が進む可能性が出てきた。
郵便事業会社は年間の更新車両の3分の1にあたる1000台について、電気自動車にする方針を示している。ゼロスポーツのほか三菱自動車、富士重工業などが09年からEVを試験的に納入してきた。郵便事業会社は価格や性能の比較を経て、11年度分のほぼ全量をゼロスポーツに発注することを決めた。
ゼロスポーツのEVは富士重工業の軽商用車をベースに開発した。リチウムイオン電池、モーターなど主要部品を国内メーカーから調達し、愛知県内の工場で組み立てる。価格は自動車大手のEVより2~3割安いもようだ。
約8時間の充電で100キロメートル以上、荷物を積んだ集配業務ができる。荷室を十分に確保したのが特徴だ。
ゼロスポーツはガソリン車の改造に使う部品の開発や販売を手掛け、1998年にEVに参入。03年に国土交通省から型式認定を取得し、自治体や企業向けにEV商用車の納入実績がある。JX日鉱日石エネルギーなどが出資し、資本金は5億円弱。
<関連サイト>
ZERO EV SPECIAL SITE ゼロスポーツ
http://www.zero-ev.com/
<インド洋をめぐる地政学>中国支援のスリランカ最大級港湾完成、中国「真珠の数珠繋ぎ」戦略に警戒強めるインド ― 2010/08/16 09:24

来日中のロバート・カプランがスリランカに注目していたことを思い出す。
<関連記事引用>
スリランカ最大級港湾完成 中国、海洋路確保へ支援
http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010081501000344.html
【ハンバントータ共同】スリランカ南部ハンバントータで15日、同国最大級の港湾施設が中国の支援で完成し、スリランカ政府による開港記念式典が開かれた。中国は中東やアフリカから石油などを輸送するシーレーン(海洋交通路)を確保するため、同港湾を中継地にしたい狙いだ。
中国はスリランカ以外にも、インド洋周辺国で港湾施設建設を支援する「真珠の首飾り」戦略を進めている。中国に隣接するライバル国インドはインド洋における中国の軍事的プレゼンス増大につながりかねないとみて警戒感を強めている。
地元メディアなどによると、ハンバントータの港湾施設の総工費は10億~15億ドル(約860億円~約1300億円)。中国は第1期工事費の約85%に当たる約3億ドルを融資した。港の水深は約17メートルで、石油タンカーなどの大型船の寄港や給油が可能。供用開始は今年11月ごろの予定で、今後さらに港湾設備を拡張する。
<関連記事>
Sri Lanka unveils new China-funded seaport in south (画像引用)
http://www.bbc.co.uk/news/world-south-asia-10979395
China’s Foray into Sri Lanka and India’s Response
http://www.idsa.in/idsacomments/ChinasForayintoSriLankaandIndiasResponse_rndas_050810
▼ Sri Lanka launches new port built with Chinese loan
http://in.reuters.com/article/idINIndia-50856320100815
Security analysts in India worry that the port was part of Beijing's String of Pearls strategy to build a network of ports across the Indian Ocean.
▼ China-funded port a symbol of non-partisan policy: Sri Lanka
http://www.google.com/hostednews/afp/article/ALeqM5iT1KgkqwMhi4q8TFUpwXJ5PKsdlA
Its neighbour and biggest trading partner, India, is believed to be concerned that Hambantota is part of a Chinese policy to throw a "string of pearls" geographical circle of influence around India.
<関連記事引用追加、ロシアも米国同様に中印冷戦に持ち込みたいのか・・・ボソボソ>
中国とインドは「米ソ式」の冷戦を勃発させる―ロシアメディア
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=44499&type=1
2010年8月10日、ロシアのニュースサイト「YTPO.Ru」は、「新たな冷戦が始まろうとしている」と題した記事で、21世紀の冷戦の主役は中国とインドだと報じた。環球網が伝えた。以下はその内容。
中国とインドの紛争が始まったのは60年代初め。当時は激しい国境紛争を展開したが、今はそれが経済分野に転換した。まずはアフリカにおける資源争奪戦。中国は早くから政治的な見返りを一切求めず対アフリカ投資を行っているが、インドも急速な勢いでこれに追い付こうとしている。08年には初の「インド・アフリカ首脳会議」が開催され、インドは巨額の対アフリカ借款を表明した。
さらにはインド洋をめぐる中国の「真珠の首飾り」戦略。中国はインドを囲むように周辺国で相次いで港湾建設を進め、存在感を高めている。インドにとっては脅威に他ならない。これに対抗するため、インドは米国など地域外の力に頼らざるを得ず、中国の強大化を懸念する米国もインドへの支援を惜しまない。中印はこのほか、宇宙開発においても競争を激化させている。
面白いのは、中印はこれほどの対立を見せながら経済交流は年々拡大している。00年の貿易額はわずか30億ドルだったのが、10年で500億ドルにまで増加した。もし、両大国が手を結べば、少なくともアジアやインド洋では米国と対等に渡り合う力となるだろう。だが、これこそが米国が最も望まないシナリオだ。米国はこれからも今まで通り、両国間に「不仲の種」をまいていくだろう。そして、米国の思惑通り種はすでに芽を出し始めている。
西側のエコノミストがBRICs(ブリックス)という呼び方を考案したことにより、ロシアもこの冷戦に巻き込まれた。ブラジルは中印との距離がかなり遠いが、ロシアは至近距離だ。ロシアは中印との対話強化に強い興味を抱いている。その成功こそが地域外の影響力を排除することにつながるからだ。(翻訳・編集/NN)
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