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日経:地政学のドラマ始まるベトナムに大型港湾施設 あの商船三井など3社が参戦2010/08/12 08:22

日経:地政学のドラマ始まるベトナムに大型港湾施設 あの商船三井など3社が参戦


<関連記事引用>

ベトナムに大型港湾施設 商船三井など3社
建設費300億円 2010/8/12 2:01
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819696E3E3E2EA828DE3E3E2EAE0E2E3E29F9FEAE2E2E2

 商船三井、日本郵船、伊藤忠商事の3社はベトナムで、コンテナ船の貨物を積み下ろしする大型ターミナルの建設・運営に乗り出す。建設費は300億円と同国最大級の施設となり、2015年の開設を目指す。急速な経済発展や中国の人件費上昇などを背景に、ベトナムには企業の進出が相次いでいる。輸出入の窓口となる港湾インフラの整備が進めば、日本勢を含むグローバル企業の事業展開を後押しすることになりそうだ。

 ターミナル建設・運営を担う合弁会社の設立に向け、日本の3社とベトナムの国営海運会社ビナラインズが近く合意する見通し。ビナラインズが51%を出資し、残りを日本の3社がほぼ均等で出資するとみられる。300億円の建設費は出資金と借入金で賄う。

 新ターミナルは同国北部ハノイ市の近郊、ハイフォン沖合のラックフェン地区に設ける。同国北部に位置する港湾の年間取扱量の5割弱、年85万5000TEU(TEUは20フィートコンテナ換算)の貨物量を処理できる。

 周辺の港湾では寄港できない8000TEU型の大型船にも対応する。北米に輸出する場合、これまでは1000TEU型程度の小型船を使って香港に運び、そこで大型船に荷物を積み替える必要があった。北米に直送できれば現在より数日間、輸送期間を短縮できるという。

 ベトナムは東南アジアの貨物中継基地として荷動き量が急拡大し、北部地域では過去10年で取扱量が約7倍になった。パナソニック、キヤノンなど日本企業の工場進出も相次いでおり、港湾インフラの整備でベトナムを輸出拠点と位置付ける動きが広がりそうだ。

 商船三井など民間企業主導の新ターミナル建設とは別に、周辺の港湾設備整備に日本政府が約800億円の円借款を供与する方向。ベトナムでは発電や石油精製、交通など社会・産業インフラの整備が日本企業などが協力する形で進んでいる。同国北部に大型港湾ができることに対し、国境を接する中国が警戒感を示す可能性もある。

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