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2012年~2013年日本国債暴落説(14) 団塊世代の貯蓄取り崩しと年金財政悪化に怯える日本2010/03/08 00:00




団塊世代退職で国債危機?:ニュースモーニングサテライト:テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/shincyouryu/post_903.html

シリーズ2012年問題の第2回は、2012年に65歳を迎え始める団塊の世代が一斉に退職すると、マネーの流れがどう変化するのか検証します。野村證券のエコノミスト西澤隆氏は、年金生活に入ると毎月7万円を貯蓄から取り崩すため、「団塊の世代」が年金生活に入ると年間1兆円程度の資金が取り崩されると推測します。年金支給の増大で財政が悪化する一方で、貯蓄率が大幅に低下し銀行預金が減少することから、国債の買い手である銀行の資金が足りなくなり、国債の価格下落、つまり金利の上昇が起きるのではないかと仮説を立てています。

グローバル・ガバナンスへの道(1) 米国幕府と世界幕府のハルマゲドン勃発2010/03/08 08:58







何やら表情がジョージ・ソロスによく似ているのがIMFのドミニク・ストロスカーン専務理事。SDR(特別引出権)とはまた別の新たな基軸通貨、準備資産なるものに言及。おそらくストロスカーンとソロスはお友達。世界幕府実現に向けて二人三脚で邁進中。地球温暖化問題にリーマン・ショックとソブリン・リスク、それにトービン税も世界幕府推進者たちが放った大仕掛け。

ハルマゲドンには生贄がつきもの。本番に向けたデモンストレーションの場に選ばれたのがギリシャ。次はユーロになるのか、ポンドになるのか、円になるのか、それとも人民元になるのか。ユーロとて実験終了で用無しに。それでもブロック化による統治は失敗との教訓を学ぶ。これで東アジア共同体も露と消えゆく。

世界幕府推進者たちからすれば、一時的に世界がカオス状態に陥ることも大歓迎。なぜなら、彼らの最終目標はドルを崩壊させることにある。そう、彼らの敵はもちろん米国幕府。そして、国家にしがみつく土人たちを反知性主義と嘲笑う。

つまり、世界幕府実現に向けた最大の抵抗勢力は米国だということ。しかし、米国東部あたりには世界幕府推進者が大勢いる。米国の民主党も世界幕府推進者の巣窟と化している。このため米国幕府も再び南北分裂へ。土人たちも最後の砦・テキサス共和国へと結集する。

しかし、世界幕府推進者たちの思惑通りになるとは限らない。これはイラク戦争でも証明されたこと。ここぞとばかりに共和党が奮い立つ。共和党に率いられた米国幕府は猛然と反発し、ひ弱な世界幕府推進者たちの弱点を突く。軍事力の必要性を見せつけるためにもっと大きな戦争が始まるのか。あの時は日本。今度はどこが選ばれる。生贄を捧げる儀式がこの時本番を迎える。

それでも世界幕府誕生へ。蓋を開ければ表看板には米国幕府のメンバーがずらり。しかも、IMFの新基軸通貨などどこへやら。通貨も面倒だからとドルのままになるかもしれない。

米国幕府から米国主導の世界幕府へとパワーアップ。これぞ新世界秩序の姿なり。これぞ究極の陰謀論。


<関連サイト>

I.M.F. Chief Suggests Look at New Reserve Currency
http://www.nytimes.com/2010/02/27/business/27imf.html

IMF Must Better Spot Risks, Offer Liquidity, Strauss-Kahn Says
http://www.businessweek.com/news/2010-02-26/imf-must-better-spot-risks-offer-liquidity-strauss-kahn-says.html

Head of IMF Proposes New Reserve Currency
IMF's Strauss-Kahn suggests IMF may one day provide global reserve asset
http://abcnews.go.com/Business/wireStory?id=9958995

IMF chief proposes new reserve currency
http://www.upi.com/Top_News/US/2010/02/26/IMF-chief-proposes-new-reserve-currency/UPI-62771267246237/

IMF Seeks New Mandate, Global Currency
http://www.thenewamerican.com/index.php/economy/economics-mainmenu-44/3052-imf-seeks-new-mandate-global-currency

Chinese Yuan v The U.S. Dollar: In The Case of Global Reserve Currency
http://www.benzinga.com/155205/chinese-yuan-v-the-u-s-dollar-in-the-case-of-global-reserve-currency

Evolving Economic Catastrophe: Greek Tragedy Comes to America
by Bob Chapman
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=17910

IMFには巧みなリスク察知と早期の流動性供給が必要-専務理事
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920010&sid=aFu.hnZCozQ8

Home — The Bretton Woods Committee
http://www.brettonwoods.org/

Leadership & Staff — The Bretton Woods Committee
http://www.brettonwoods.org/index.php/179/Leadership_Staff

The Bretton Woods Committee Annual Meeting 2010
http://www.brettonwoods.org/events/index.php/20/The_Bretton_Woods_Committee_Annual_Meeting_2010

トリックスターの親分ことソロスのFTインタビュー
Soros: China Must Be Part Of The New World Order
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2010/03/02/4917328

今や日本は「動物農場」、ついに豚まで紙面に登場・・・「強面の 豚が操る 猿回し」(ブヒブヒ)2010/03/08 16:01



Animal Farm
http://www.youtube.com/watch?v=NZldlyeR8DU&NR=1


<関連記事引用>

風知草:革命の堕落について=山田孝男
http://mainichi.jp/select/seiji/fuchisou/

 古い「利益誘導政治」の一掃を約束して政権を握った民主党が、いつのまにか、自民党より露骨な「利益誘導選挙」を繰り広げている。

 長崎県知事選のさなか、現地入りした小沢一郎幹事長が民主党系候補への支援を訴えてこう叫んだ。「××君を選んでいただければ、高速道路をつくることもできますっ」

 同じく応援に入った石井一選対委員長が、自民系に投票したらロクなことにはならんゾ、とすごんだ。正確には「そういう選択なら、政権はそれなりの姿勢を示す」と言ったのだが、立派な脅しだ。

 一連の逸話で思い出すのがイギリスの作家、ジョージ・オーウェルの「動物農場」(Animal farm)である。

 ある日、家畜たちが一斉蜂起して農場主ジョーンズを追っ払った。農場は、動物の、動物による、動物のための農場になった。ところが、リーダー格の豚がしだいに力を握り、いつしかジョーンズに代わる暴君にのし上がった--。

 豚の言動をいぶかる他の動物たちが異を唱えるたびに、豚はこう説いた。「ジョーンズが戻ってきてもいいのか?」。この説得は「自民党と官僚の癒着時代へ逆戻りしていいのか?」という民主党応援団の常とう句とよく似ている。

 動物たちの間には「他の動物を殺すべからず」という盟約があった。納屋の壁に書いてあったが、豚はいつのまにか、ペンキで「理由無しには」というフレーズを書き加え、もとの意味をゆがめた。

 豚のこの立ち回りは政権半年の民主党の歩みを思わせる。民主党は衆院選の公約のうち、ガソリン暫定税率廃止を撤回した。子ども手当の支給額を値切った。普天間飛行場の県外移設をあいまいにした。

 「動物農場」は旧ソ連のスターリン独裁体制に対する風刺である。スターリンは今でこそ独裁者だが、オーウェルがこの寓話(ぐうわ)を書いた第二次大戦の末期はドイツのヒトラーをやっつけた英雄だった。

 当時のソ連はイギリスの同盟国であり、イギリスの論壇も世論も社会主義の旗手に好意的で、著者は孤立した。四つの出版社に断られ、五つ目でようやく日の目を見たとオーウェル伝は伝えている。

 「動物農場」の豚は、人間を追い出した翌日から牛の乳をしぼって飲み始めた。オーウェルを好んだ開高健は、この寓話の主題は「一杯の牛乳から始まり、最後は他の動物を殺して食い始める革命の堕落」だと書いている(「今日は昨日の明日」84年筑摩書房)。

 福祉には財源がいる。外交には相手がある。公約見直しが堕落とは限らない。だが、「自民党の利益誘導は悪いが、民主党の利益誘導は良い」という新公約は受け入れられない。「改革のため」「政局安定のため」という詭弁(きべん)に鈍感であっていいはずがない。

 公共事業の予算配分(個所付け)情報を自治体や土建業者に流し、見返りに選挙で支援を受ければ利益誘導だ。先日、自民党より露骨な民主党の情報伝達が話題になった。

 この問題は先週、首相が国土交通相を口頭注意して幕引きとなったが、おかしい。首相は情報を漏らした民主党幹事長室を責めず、このやり方に反対した国交相を責めた。豚の代わりに牛や羊が謝っている。基本が見失われている。民主党の先行きを危ぶむ。(敬称略)(毎週月曜日掲載)