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2012年~2013年日本国債暴落説(12) ケネス・ロゴフ、日本の財政状況「(おサルの)電車の衝突事故を待っている状態」2010/02/24 08:47

ケネス・ロゴフ、日本の財政状況「(おサルの)電車の衝突事故を待っている状態」


コックピットにいるのがコレだろ。そりゃ、脱線衝突事故も起こるさ。


<関連記事引用>

日本の財政赤字、「崩壊寸前」=増税、歳出削減が不可避−ロゴフ・ハーバード大教授
2010年 2月 23日 18:14 JST
http://jp.wsj.com/Japan/Economy/node_35441

 国際金融の専門家で国際通貨基金(IMF)元調査局長のケネス・ロゴフ米ハーバード大教授は23日、都内でインタビューに応じ、日本の財政状況について「電車の衝突事故を待っている状態だ」との厳しい認識を示した。その上で、財政再建のために消費税を含む増税、歳出削減に早期に取り組むべきだと強調した。

 ロゴフ教授は、先進国で突出した規模の政府債務残高を抱える日本が、長期金利の急上昇といった経済危機を避けるには、増税と歳出削減による財政健全化以外に「選択肢はない」と明言。さらに「財政再建ができなければ日銀の金融政策は効果を発揮しない」と述べた。

 また日本が低成長から脱するために、労働市場改革や生産性を目指した構造改革に取り組むことを提言。民主党政権が掲げる子ども手当は「子どもが労働力になるまでに時間がかかりすぎる」と効果を疑問視し、女性の労働力活用や定年延長などに取り組むよう訴えた。[時事通信社]


ロゴフ教授:数カ国でデフォルト発生の恐れ-債務増大で(Update1)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=ag15IhhC2Gpg

 2月23日(ブルームバーグ):米ハーバード大学のケネス・ロゴフ教授は、債務が膨れ上がっていることから、数カ国がデフォルト(債務不履行)に陥り、米国は歳出削減を余儀なくされる可能性があるとの見方を示した。同教授は2008年に大手米銀の破たんを予測している。

  国際通貨基金(IMF)調査局長を務めたロゴフ氏は23日、東京でのフォーラムで講演し、銀行危機後には「大体、数年のうちに政府債務の不履行が多く発生する。今回もそうなるとみている」と述べた。

  同氏はまた、講演後のインタビューで、米国は歳出削減の前に金融政策の引き締めを行い、市場に「衝撃波」を与える公算が大きいとの見方を示した。財政政策については、債券利回りが急騰し「大きな痛みを伴う」増税や歳出カットを迫られるまでは抑制されることはないだろうと述べた。

  出口戦略については、「若干インフレが生じるとしても、緩やかな金融政策を続けながら、徐々に緊縮的な財政政策を取り始めること」が望ましいとの認識を示した。

  ロゴフ氏はまた、財政赤字問題を抱えるギリシャは最終的に欧州連合(EU)ではなくIMFに救済されることになると予想。ギリシャは財政緊縮計画を「数週間以内に」発表し、EUはつなぎ融資を行うとみられるが、その規模は長期的には十分ではないだろうと語った。


<関連記事>

World economy to be hit by several sovereign defaults, Ken Rogoff warns
http://www.telegraph.co.uk/finance/economics/7297091/World-economy-to-be-hit-by-several-sovereign-defaults-Ken-Rogoff-warns.html


<画像引用>

Monkey Train on Flickr - Photo Sharing!
http://www.flickr.com/photos/apelad/510350982/

コメント

_ 老荘バーク ― 2010/02/25 21:16

麻生太郎『祖父吉田茂の流儀』 オサル問答 より

「オサル問答」事件というのがある。
「事件」はNHKの『首相新春放談』という番組で、祖父が漫談家の徳川夢声氏との対談で起こった。
暮れも押し迫ったころ、首相公邸で録音をした。祖父が動物好きだと秘書官から聞いた徳川夢声氏がロンドンのリーゼント・パーク動物園の話から切り出した。
「一番感心したのは、猿のコレクションですな。ゴリラ、チンパンジー、オラン・ウータンなどの類人猿から、マントヒヒ、南米の狐猿から日本の山猿まで、実によく集めてあります」
かけあい漫才のように、祖父が返した。
「いや、猿のコレクションなら国会に行けばいくらでも見られますよ、ハハハー」
徳川夢声氏もつられて「そりゃま、そうですけれど」と応じてしまった。
(中略)
穏やかでなかったのは、猿扱いされた国会議員だ。国会が始まると待ってましたとばかりに某議員が祖父に噛みついた。
「総理は元日に放送された対談で、われわれ議員と国会を侮辱する発言をなさった。われわれが猿であるなら、国会議員である総理も猿ということになりますが、ご答弁を願いたい」
これに対し、祖父は平然と、「お答えします。私には国会議員諸君を侮辱する気は毛頭ありません。したがって、議員を猿などと言った覚えはございません」と答弁した。
政治漫画に議員が猿となって描かれるようになったのは、このときからのような気がする。
(P.167~168)

いかにもタヌキらしい話ですね(笑)

子ども手当てと高校無料化で自らますます火に油を注いでいるので、自動外圧装置の発動は時間の問題でしょうか。

_ Y-SONODA ― 2010/02/26 08:58

老荘バークさんへ

>麻生太郎『祖父吉田茂の流儀』 オサル問答
>「いや、猿のコレクションなら国会に行けばいくらでも見られますよ、ハハハー」

あー、そういえばそんなことも書いていましたね。
吉田を描いた政治漫画を集めた本もありまして、その中にもオサルがあったような記憶が。
自分のことを所詮サルレベルと思っているならまだマシ。(カラスからするとそれでも羨ましいw)
サルレベルだと認識していない連中が厄介ですね。
知性主義とかリベラルとか進歩派を名乗る人が超怖い。

_ 老荘バーク ― 2010/03/10 18:16

>吉田を描いた政治漫画を集めた本もありまして、その中にもオサルがあったような記憶が。

「カッパ」でおなじみ清水崑さん画の『吉田茂諷刺漫画集』ですね。
初版本のP.181に徳川夢声さんのエッセイ『対談奥義書 問答有用うらばなし』 昭和三十二年八月有紀書房刊が転載されてます。
そこに「オサル問答」事件が詳しく書かれていまして、
麻生さんの書いた内容とほぼ同じでした。

>サルレベルだと認識していない連中が厄介ですね。
>知性主義とかリベラルとか進歩派を名乗る人が超怖い。
人間はいくら努力したとしても全知全能にはなれないですからね。

_ Y-SONODA ― 2010/03/11 09:04

老荘バークさんへ

>「カッパ」でおなじみ清水崑さん画の『吉田茂諷刺漫画集』

そそ、鳩山孫悟空でも話題のカッパさん。
これまた我が家の本の山に隠れていまして、今や探す気力すらない状態(笑)

>人間はいくら努力したとしても全知全能にはなれない

みんながサルレベルだと気付けば、平和な時代がくると思うのですが、肌の色にこだわるバカザルもいますからこれまた厄介。
サルのくせに肌の色で優劣つけてどうするんじゃと黒いカラスは思っています。

_ ks ― 2010/03/11 13:05

進歩派=社会ダーウィニズム
社会ダーウィニズム→(アメリカ)優生学→ナチスドイツ
        (アメリカ)優生学→中絶→リブ・フェミ(ジェンダー?)
優生思想≒人種主義

_ 老荘バーク ― 2010/03/12 00:50

>サルのくせに肌の色で優劣つけてどうするんじゃと黒いカラスは思っています。

そういう優劣を付けたがる方々に「万物斉同」という言葉を御贈りしたいですね。

>優生学
宮中某重大事件の遠因とも言われてますね。
そういえば最近まで「優生保護法」がありましたね。

_ Y-SONODA ― 2010/03/12 08:58

★ksさんへ

そもそも社会ダーウィニズムというのは都合のいいところだけを取り出しているような。
特にアメリカという国ではそれが顕著に現れていますね。
その背景には宗教が深く関係しておりますなぁ。

★老荘バークさんへ

>そういう優劣を付けたがる方々に「万物斉同」という言葉を御贈りしたいですね。

アジアの連帯を呼びかけている人にも肌の色にこだわる習性があるような。
こういう人にも「万物斉同」を御贈りしたいですね。
私からするとダーウィニズムより棲み分けの方がお勧めなのですが・・・。

_ 老荘バーク ― 2010/03/12 18:31

>私からするとダーウィニズムより棲み分けの方がお勧め

以前園田さんとBlondyさんが取り上げられていた
「サル」研究の大家今西錦司さんの「棲み分け理論」ですね。
これは世界幕府と米国幕府の話しにも繋がっていきますね。

今西錦司の棲み分け理論を語る 鶴見和子&長谷川三千子
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2009/08/16/4518637
グローバリスト vs 今西錦司「棲み分け理論」(Blondyさんより)
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2009/08/16/4520456

「鍋社会」を大切にしていきたいですね。

_ Y-SONODA ― 2010/03/13 15:45

老荘バークさんへ

結局Blondyさんとはハリハリ鍋ではなく、ふぐ鍋(てっちり)を食べに行きました。
今度はおでん鍋にしようかと。ぜひぜひ老荘バークさんもご参加ください♪
タマゴだって中身は黄色。逆に厚揚げは中身が白。黒いコンニャクもここでは主役。
どうせなら世界幕府もこういうのがいいですね。

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