日本の新聞はクライメートゲートをどれだけ報じたのか・・・5大紙紙面掲載はなんとたったの9回だけ ― 2010/02/19 09:22
日本の新聞はクライメートゲートをどれだけ報じたのか。
【答え】 9件
気になるその内訳は・・・。
日本経済新聞(夕刊2)
朝日新聞(朝刊1、夕刊1)
毎日新聞(朝刊1)
読売新聞(朝刊2、夕刊1)
産経新聞(夕刊1)
なんと5大紙朝刊紙面に掲載されたのはわずか4件のみ。
はたしてテレビもどれだけ取り上げたのか。
この状況で日本人の多くがクライメートゲート事件を知らないのは当たり前の話。
つまり、今なおほとんどの日本人が地球温暖化を無邪気に信じ込んでいる可能性が高いということ。
悲しいことに政治家の情報源もせいぜい新聞(これホント)。
おそらくほとんどの政治家はクライメートゲート事件のことを知らない。
ほとんどの政治家もまた地球温暖化を無邪気に信じ込んでいる可能性が高いということ。
これを裏付ける検索結果がある。
国会会議録検索システムでの「クライメート ゲート」及び「クライメートゲート」の検索結果は0。
つまり国会でこの問題が取り上げられたことがない。
それでも鳩山政権掲げる「突出25%削減」が突き進んでいるという恐怖。
こんな国はおそらく他にないだろう。
あなたも試しに英語のニュースを検索してみよう。
行き先はこちら http://news.google.com/news?ned=us
「climategate」を入力してプチッとSearchボタンを押せば、その結果に驚くはずだ。
<新聞記事検索詳細(画像参照)>
データベース:日経テレコン21
検索ワード:「クライメート ゲート」8件、「クライメートゲート」2件(内1件は重複)
検索媒体:日本経済新聞朝刊、日本経済新聞夕刊、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞 、産経新聞
検索期間:6ヶ月(20090820から20100219まで)
検索日時:2010年2月19日AM1時
<「クライメートゲートって知っとるけ」調査のお願い>
あなたも家族、友人、同僚などに聞いてみてください。
私の場合10人中10人から「なんじゃ、それ」と言われました。
コメント
_ とら猫イーチ ― 2010/02/19 09:54
_ Y-SONODA ― 2010/02/20 01:41
とら猫イーチさんへ
>昨年暮れに聞いた結果は16人中で一人だけ
一人だけでもすごいかも(笑)
>職場では、ISOの取り組みをしていて、温暖化教の布教をしていますので、誰も疑いを持っていません。
よくあるパターンですね。
ちなみに関西の大学生さんからもメールをいただきました。
調査対象は環境問題に取り組む学生1人、政治関係のことに取り組む学生2人。
3人とも知らないという結果。
また、「武田邦彦系?」と言われたり、挙句うそつき呼ばわりされたとのこと。
洗脳というのは実に恐ろしいものですね。
>昨年暮れに聞いた結果は16人中で一人だけ
一人だけでもすごいかも(笑)
>職場では、ISOの取り組みをしていて、温暖化教の布教をしていますので、誰も疑いを持っていません。
よくあるパターンですね。
ちなみに関西の大学生さんからもメールをいただきました。
調査対象は環境問題に取り組む学生1人、政治関係のことに取り組む学生2人。
3人とも知らないという結果。
また、「武田邦彦系?」と言われたり、挙句うそつき呼ばわりされたとのこと。
洗脳というのは実に恐ろしいものですね。
_ アルル ― 2010/02/20 18:32
デブア事務局長辞任しちゃいましたね。KMPGにいくらしいですが。
エコロジーとかの類の進歩主義というのは「大衆」に対する、トゥルー・ビリーバーを育成し、それを原動力にして進歩を実現させる宗教のようなもんだったと思います。
このブログを見ている人なんかは、「同じ嘘でもおどらにゃソンソン」という割り切り型の人が多いんじゃないかと思いますが、他の人たちは、「地球は温暖化しているんだ!」という意見から「いや、嘘だったんだ、だましやがって」という風に大きくぶれるんじゃないかと。クライメート事件が報道されていないから、温暖化懐疑派が弱いだけだと思います。
温暖化論争を仕込んでいたのは80年代末からですね。
その前には「ローマクラブ」や「オイルショック」で仕込みがあったんですけど、一過性の話題で終わってしまいました。今回の温暖化も排出権取引は失敗に終わるわ、米国内の基本法制定はできないわ、新興国が逆に団結するわ、で仕掛けた米国のリベラル系と欧州企業系は、「こんなハズじゃなかった」とあわくっているでしょう。
インターネットが無ければもっと温暖化祭りは進展したと思います。
エコロジーとかの類の進歩主義というのは「大衆」に対する、トゥルー・ビリーバーを育成し、それを原動力にして進歩を実現させる宗教のようなもんだったと思います。
このブログを見ている人なんかは、「同じ嘘でもおどらにゃソンソン」という割り切り型の人が多いんじゃないかと思いますが、他の人たちは、「地球は温暖化しているんだ!」という意見から「いや、嘘だったんだ、だましやがって」という風に大きくぶれるんじゃないかと。クライメート事件が報道されていないから、温暖化懐疑派が弱いだけだと思います。
温暖化論争を仕込んでいたのは80年代末からですね。
その前には「ローマクラブ」や「オイルショック」で仕込みがあったんですけど、一過性の話題で終わってしまいました。今回の温暖化も排出権取引は失敗に終わるわ、米国内の基本法制定はできないわ、新興国が逆に団結するわ、で仕掛けた米国のリベラル系と欧州企業系は、「こんなハズじゃなかった」とあわくっているでしょう。
インターネットが無ければもっと温暖化祭りは進展したと思います。
_ Y-SONODA ― 2010/02/21 11:29
アルルさんへ
>このブログを見ている人なんかは、「同じ嘘でもおどらにゃソンソン」という割り切り型の人が多い
これこそ大人だー(笑)
地球温暖化懐疑歴20数年の私からすれば「あーぁ」てなもんです。
今更熱り立っても仕方ない。
地球温暖化を煽ってきたグローバリストやらリベラリスト。
彼らの大嘘がばれて信頼失墜。
それでも日本はまだまだリベラルバイアスパラダイス。
信頼失墜組がパラダイスに押し寄せてくるかも。
それでもおフランスあたりから起死回生の一発があるかもしれませんね。
>このブログを見ている人なんかは、「同じ嘘でもおどらにゃソンソン」という割り切り型の人が多い
これこそ大人だー(笑)
地球温暖化懐疑歴20数年の私からすれば「あーぁ」てなもんです。
今更熱り立っても仕方ない。
地球温暖化を煽ってきたグローバリストやらリベラリスト。
彼らの大嘘がばれて信頼失墜。
それでも日本はまだまだリベラルバイアスパラダイス。
信頼失墜組がパラダイスに押し寄せてくるかも。
それでもおフランスあたりから起死回生の一発があるかもしれませんね。
_ 老荘バーク ― 2010/02/25 19:34
後出しジャンケンの感が漂いますが、読売が今日の社説で取り上げてますね。
地球温暖化 不信を広げる研究者の姿勢(2月25日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100224-OYT1T01342.htm
地球温暖化問題の前提とされてきた科学的な論拠を巡り、国内外で場外乱戦が起きている。
温暖化の主因は、人類が出した二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスとされてきた。以前から、これに懐疑的な研究者は少なくないが、両者の論争は今や、スキャンダル絡みの様相も呈している。
不信が拡大する中、特に今冬は世界各地で寒さが厳しく豪雪も重なったため、欧米では温暖化それ自体を疑う人さえ増えている。
小沢環境相も、「温暖化の科学的な根拠が揺らげば、国民、産業界の対応も変わってくる」と、懸念を表明した。
世界各地で、土壌乾燥化や氷河の縮小といった気候異変が伝えられている。これにCO2排出がどう影響しているかを解明することが、対策を効果的に進める上では欠かせない。科学界は真正面から取り組む必要がある。
ことの発端は「ウォーターゲート」事件になぞらえた「クライメート(気候)ゲート」事件だ。
地球温暖化に関する報告書をまとめている国連の委員会「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)で中心的存在とされる英国人研究者の疑惑が指摘された。
昨年11月、この研究者が在籍する大学から大量の電子メールなどが漏洩(ろうえい)し、データをごまかす相談個所が見つかった。温暖化を裏付けるのに都合の悪いデータを隠蔽(いんぺい)したと疑わせる文言もあった。
英国ではメディア報道も過熱しIPCCの見解を信じる人が大幅に減ったという。英議会もデータ隠蔽などの調査に乗り出した。
その騒ぎの最中、地球温暖化対策の基礎となるこの報告書に、科学的根拠の怪しい記述や間違いが指摘された。「ヒマラヤの氷河は2035年までに解けてなくなる可能性が非常に高い」との記述はその例で、根拠がなかった。
IPCCも公式に誤りを認めている。日本人研究者も関与した記述とされるが、詳しい経緯は明らかにされていない。
さらに、IPCC幹部が、温暖化対策で利益を得る企業から多額の資金提供を受けていた疑惑も報じられている。
国内でも、CO2による温暖化説を疑問視する研究者が、東京大学の刊行物で自説を誹謗(ひぼう)中傷されたとして、東大を東京地裁に訴える事態が生じている。
地球規模の気候変動を正確に把握し予測することは、もともと容易でない。研究者には、冷静な議論が求められる。
(2010年2月25日01時18分 読売新聞)
地球温暖化 不信を広げる研究者の姿勢(2月25日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100224-OYT1T01342.htm
地球温暖化問題の前提とされてきた科学的な論拠を巡り、国内外で場外乱戦が起きている。
温暖化の主因は、人類が出した二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスとされてきた。以前から、これに懐疑的な研究者は少なくないが、両者の論争は今や、スキャンダル絡みの様相も呈している。
不信が拡大する中、特に今冬は世界各地で寒さが厳しく豪雪も重なったため、欧米では温暖化それ自体を疑う人さえ増えている。
小沢環境相も、「温暖化の科学的な根拠が揺らげば、国民、産業界の対応も変わってくる」と、懸念を表明した。
世界各地で、土壌乾燥化や氷河の縮小といった気候異変が伝えられている。これにCO2排出がどう影響しているかを解明することが、対策を効果的に進める上では欠かせない。科学界は真正面から取り組む必要がある。
ことの発端は「ウォーターゲート」事件になぞらえた「クライメート(気候)ゲート」事件だ。
地球温暖化に関する報告書をまとめている国連の委員会「気候変動に関する政府間パネル」(IPCC)で中心的存在とされる英国人研究者の疑惑が指摘された。
昨年11月、この研究者が在籍する大学から大量の電子メールなどが漏洩(ろうえい)し、データをごまかす相談個所が見つかった。温暖化を裏付けるのに都合の悪いデータを隠蔽(いんぺい)したと疑わせる文言もあった。
英国ではメディア報道も過熱しIPCCの見解を信じる人が大幅に減ったという。英議会もデータ隠蔽などの調査に乗り出した。
その騒ぎの最中、地球温暖化対策の基礎となるこの報告書に、科学的根拠の怪しい記述や間違いが指摘された。「ヒマラヤの氷河は2035年までに解けてなくなる可能性が非常に高い」との記述はその例で、根拠がなかった。
IPCCも公式に誤りを認めている。日本人研究者も関与した記述とされるが、詳しい経緯は明らかにされていない。
さらに、IPCC幹部が、温暖化対策で利益を得る企業から多額の資金提供を受けていた疑惑も報じられている。
国内でも、CO2による温暖化説を疑問視する研究者が、東京大学の刊行物で自説を誹謗(ひぼう)中傷されたとして、東大を東京地裁に訴える事態が生じている。
地球規模の気候変動を正確に把握し予測することは、もともと容易でない。研究者には、冷静な議論が求められる。
(2010年2月25日01時18分 読売新聞)
_ Y-SONODA ― 2010/02/26 08:56
老荘バークさんへ
ついに読売さんが社説で取り上げましたね。
なんとも気になるのが小沢環境相発言。
この点含めて表の方で紹介させていただきますね。
ついに読売さんが社説で取り上げましたね。
なんとも気になるのが小沢環境相発言。
この点含めて表の方で紹介させていただきますね。
_ City ― 2010/03/02 16:35
IPCCの不正が続出し、アメリカ海洋大気圏局のあやしげな補正が発覚し、この10年の温暖化騒動はなんだったんだろうという気分です。
こちらの記事が最近のClimategateの状況に詳しいです。
http://d.hatena.ne.jp/nytola/20100228/1267399494
こちらの記事が最近のClimategateの状況に詳しいです。
http://d.hatena.ne.jp/nytola/20100228/1267399494
_ Y-SONODA ― 2010/03/03 08:41
Cityさんへ
>こちらの記事が最近のClimategateの状況に詳しい
どうも紹介ありがとうございました
>こちらの記事が最近のClimategateの状況に詳しい
どうも紹介ありがとうございました
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_ 本当のことが知りたい! そして日本の未来を語りたい - 2010/02/19 22:08
僕自身、調べてみて、一般的に言われている歴史と真実には違いがある場合があることが分かって来ました。
おーー。 大賛成。
私の場合は、昨年暮れに聞いた結果は16人中で一人だけでした。 もっとも「クライメートゲート」の単語は知らなかったようでした。 内容を説明すると、新聞に載っていたように思う、と言う返事があっただけですが、、。 米国の方は知っておられました。
職場では、ISOの取り組みをしていて、温暖化教の布教をしていますので、誰も疑いを持っていません。 親しい友人数人に聞きましたが、何も知りませんでした。 「氷河が溶けて、温暖化は怖いね」と言ったアホな友人も居ました。 「溶けないと、地球は氷河だらけになるぞ」と言い返しましたが。