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2012年~2013年日本国債暴落説(7)日本の一般政府債務と家計純資産2010/02/16 08:42

日経:日本の一般政府債務と家計純資産


この問題でこれから政権崩壊連発の可能性大。まずは当然鳩山政権。
英エコノミスト誌は春の終わりの本格的なパニックを予測しています。


<関連記事抜粋引用>

第40回「国債を増発して本当に大丈夫?」(2010/02/15)
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/doi.cfm?i=20100210co000co&p=1

 そこで、我が国の家計の純資産を見ると、図に示されているように、近年伸び悩んでいます(ここで純資産としたのは、家計の資産でも、住宅ローン等家計が負う債務の分は、国債の投資に回せないので、これを控除したからです)。そして、家計資産の規模に、一般政府債務の規模が近づいてきています。

 政府債務が今後さらに増え、家計資産が減るとなると、政府債務の規模のほうが上回る可能性すらあります。このことは極言すれば、家計が仮に全ての資産を国債で運用しても、それだけでは国債は消化しきれず、海外投資家等にも投資してもらわなければならないことになります。

 そうなれば、我が国の国債金利は、これまでのように国内要因でほぼ決まるということではなくなり、海外投資家による国際的な金利裁定の影響を受けることになります。つまり、(ただでさえ日本よりも政府債務が少ない)欧米先進国では3%以上の国債金利になっているのに、日本国債は1%台のままならば、金利が低いので日本国債を買ってくれず、それでも買ってもらおうとするなら金利が高くならなければならない、ということです。よりスムーズに金利裁定が起きるなら、我が国の国債金利は3%台になっても何ら不思議ではありません。

 今後の財政運営は、こうした可能性をも視野に入れ、より一層財政健全化の努力をしなければならないのです。


How long for Hatoyama?
http://www.economist.com/blogs/banyan/2010/02/how_long_japans_hatoyama

But I am going to guess that come the end of the spring, the DPJ will be in a full-blown panic, especially if the global economic picture worsens with heightened fears about sovereign debt.

コメント

_ isaacpapa ― 2010/02/16 10:42

最近の米ドル相場が1ドル90円程度に安定してしている点を無視してはいけないと思います.実質的な政策金利が日米で逆転しているのに,それ以上のドル下落は続いていない.これは外貨準備(米ドル)を溜め込んでいる日銀が,米国債償還時に自国通貨に戻さず米ドルの侭保有し続けているからです.

何かと,日支の米国債保有残高ばかりに目がいきがちですが,両国の外貨準備高(米ドル)の上昇に関してはマスコミは注目をしていません.英エコノミストも片目落ちの意見に終始しているような気がしますね.

_ isaacpapa ― 2010/02/16 11:30

失敬.片手落ちw

_ Y-SONODA ― 2010/02/17 01:16

isaacpapaさんへ

オオカミ少年からすると外貨準備高の問題は直接関係していないような。
私が今注視している問題と若干違うんですよね。

_ isaacpapa ― 2010/02/17 08:49

釈迦に説法ですが,国家の与信は一に国債,二に通貨.

別で書きましたが,国家の「資本」に関して園田さんの感想は? 日本はもっと「見た目の」国際的地位を落とし,特別会計から海外へ流出する資金を細くさせるべきでしょう.日銀の特例措置で国債を吸い上げるのも短期的には効果があります.

日本の財政再建の前には,一度日銀が円高誘導を行い,過去のドル建て米国債を損切りする勇気が必要です.後は,米国に頼み込んで円建て米国債の発行を履行して頂く.

日銀の独立性を世界に示し,過去の負の遺産を日銀に溜め込む.国家がおかしくなる前に中央銀行を迷走させれば良し,ビッグバン前の英国のように.

_ Y-SONODA ― 2010/02/18 10:33

isaacpapaさんへ

>国家の「資本」に関して園田さんの感想は

カラスの脳みそ程度ではわかったようなわからなかったような。
今度ゆっくり教えてください。
とはいえ金融商品取引法違反容疑で話題になっている某氏が同じようなことを言っていたような。
「資本の意志が日本を復活させる」とかなんとかかんとか。
ご指摘の解決策はどれも効果ありとは思いますが、中には相手があって初めて成立するものもある。
しかし、今や相手も大変。
「この際やっぱりアレしかないな」との言葉がisaacpapaさんから飛び出すことを期待しているのですが、いかがでしょうか(笑)

_ isaacpapa ― 2010/02/19 02:42

資本とは,即ち「信用」です.別に財宝や金塊で無くてもいいのです.維新後,1945年を経て,日本が模索の中で何を人類史に残したのかが「資本」に代わるものだと思います.

非現実的と思われがちですが,多くの非白人達は日本の近・現代史を学び続けています.彼らの中から日本への「信用」が芽生えれば,日本国家の「資本の部」は厚くなるのだと思いますね.

_ Y-SONODA ― 2010/02/19 09:13

isaacpapaさんへ

>多くの非白人達は日本の近・現代史を学び続けています

3月21日にまさにこの視点を重視した講演会を開催します。
タイトルはズバリ「「今こそ民間の知力を! 日本近世の経済論から学ぶ」。
お忙しいと思いますがぜひぜひご参加下さい。

_ 猿田彦慈恩穂里天久命 ― 2010/02/19 16:00

isaacpapa さん

>資本とは,即ち「信用」です.

たいへん高度な視点に感服しました。

2000年以上にわたって「そんなこと言うてられるか!」という風土に育った白人社会に、悲しくもレベルを合わせて帝国主義闘争に雪崩れ込んでしまった明治11年以降の日本。

その近代日本の総括を国を挙げてやらない限り、日本の将来は荒んだ寂しいものになるでしょう。

私が拘る天皇に軍服を着せたという誤りは、ちょうど明治11年から始まりました。
(その姿を見た宮廷女官の反応は、「嘆かわしい、侍大将に貶めた」ということは何度かコメントしましたね)
無防備な平安京、木造平屋建ての皇居、それでも1200年間誰も取って代わらなかった
・・・それが本来の日本。

この話を一昨年、ジュネーブの国連欧州本部での世界宗教者会議で私がスピーチした際、
アフリカをはじめとした有色人種の人たちには喝采を受けました。

明治11年以降の日本は「我を忘れてきた」、
これからは「我に返る」ことが必要です。
「信用」という資本を再び回復するには、まずここから始めることだと思う。

_ ぽん夫人 ― 2010/02/20 00:16

>資本とは,即ち「信用」です.別に財宝や金塊で無くてもいいのです.維新後,1945年を経て,日本が模索の中で何を人類史に残したのかが「資本」に代わるものだと思います.

進むべきベクトルを指し示すと同時になんだか、気持ちの明るくなる、言い方は妙ですが快適な指摘であり、見立てですね。こういう見方での書籍ってあんまり見た事が無いような気が・・・。日下公人さんの書籍だとむやみやたらに大丈夫感覚が増すので、私的にはちょっと危険(笑)
是非こうした指摘を具体的に記した書籍を読みたい!と思いました。園田様、猿田彦様、isaacpapa様共著で是非。

なんというか、外国人参政権だの、北朝鮮難民法も変えて日本に定住させてあげようよ、ってデノミ大失敗でいつ火の手が上がるかわからんのに、どんだけ生保で賄うつもりかよ!という状況の中で、デモに参加してみたり、いろいろ頑張っている人達も、だからってここで君が代を歌うのはなんだか違和感ががが・・・。

と思っている人は私も含め結構いると思うのです。
リベラルバイアスからの目から鱗作業がその軍服を着た天皇の姿をかっちょええ、というところから始まるのはなんだかちょっと違う。でも、感触だけで他人に説得なんてあり得るはずもなく。

アイボンで最初に目を洗った爽快感を得られる書籍になると思われます。忙しいでしょうが、ぜひ検討を。

_ Y-SONODA ― 2010/02/20 01:43

★猿田彦慈恩穂里天久命さんへ

やはり私としては精神論は避けたいところ。
「具体的に何が」という点が重要ではないかと。
まずはレオ・メラメドを取り上げておきました。
リーマン・ショック後に日本で吹き荒れた米国金融資本主義批判。
鳩山首相などはその典型ですね。
そうした浅い歴史観を持つ人にぜひ知ってもらいたい人物です。

★ぽん夫人さんへ

>園田様、猿田彦様、isaacpapa様共著で是非

ぎゃはは、うまくまとまるかなー。
それぞれ個性的だからグチャグチャになりそう(笑)

>リベラルバイアスからの目から鱗作業がその軍服を着た天皇の姿をかっちょええ

そのような傾向がありますねー。極端に振れる人がまだまだ多い。
このあたりは地球温暖化問題でも大いに出てくるかも。
それをメディアが怖がって報道を自粛をしているのかもしれませんね。
カラス目線で茶化し甲斐がある人たちが多くて楽しませてもらっています。

_ isaacpapa ― 2010/02/20 02:58

>「「今こそ民間の知力を! 日本近世の経済論から学ぶ」

是非参加したいですぅ.日本におれば.

>近代日本の総括を国

国内的にはやっとくべきです.只,非白人諸国の人々は,民族自決後に歩んだ独裁的・共産主義的・民主主義的,リベラル,右左様々な外套を着たまま,或いはそれを脱ぎ捨てて,日本へ集まります.颯爽と日本が駆け抜け,または散り,そして構築した無心の「資本」を学ぶために.日本にはその準備が必要です.目立たぬよう,慎重に.

>アイボンで最初に目を洗った爽快感を得られる書籍になると思われます。忙しいでしょうが、ぜひ検討を。

ウィ,マダーム.

_ 猿田彦慈恩穂里天久命 ― 2010/02/20 03:09

園田さん

レオ・メラメドの紹介有り難うございました。
浅い歴史観に基づく精神論は再び国を滅亡の淵に追いやるものとして、そういう輩を厳しく戒めている私の日頃を園田さんは良くご存知ですものね。

ところで、杉原千畝にああいう判断・決断をさせたものは何か?
日本国領事館職員として当時の現実を目の前にしたら、同盟国ドイツの顔色をうかがってユダヤ難民の要求を退けたでしょう。
リアリズムだけではこの問いに答えは出せないのです。

千畝の判断を支えたのは彼の人格であり、その人格を構成する精神がああさせたのです。こうした人格の人物を産む精神風土が「深層の国力」として当時の日本にはまだ残っていたということができるでしょう。

浅薄な精神論を振り回す右翼民族派の人たちだけでなく、千畝のヒューマニズムを振り回すリベラリストたちも、この「深層の国力」を考えたことはないようにみえます。

大阪堂島米会所のことについても、「我を忘れた日本」の典型例の一つとして現代にまで影響していると言うことができるでしょう。
明治11年以降の我が国のリーダーたちは劣等感の強い小人物が大勢を占めていた。
だから西洋文明の「「猿」真似」ばかりになって、自分たちの誇るべき遺産のことなどすっかり忘れてしまったのでしょう。

_ isaacpapa ― 2010/02/20 03:31

>明治11年以降

世界が南洲翁を認識したとき,確かにその世界は,現在とは違う大変興味深い世界になっとるでしょうね.

_ トンチンカン ― 2010/02/20 11:57

資源と知識は重要ではないのでしょうか?

_ 商会 ― 2010/02/20 13:54

大蔵省時代より、財務省が優先順位を付けているのは
1 国債 2 株式 3 通貨の順です。
過去の為替介入の状態を分析すればその関連性は解かる筈です。
財務省の優先順位は為替を弄っている者には常識ですね。

信用=資本 資本=信用は微妙に誤認があります。
通貨資本主義=信用と言うのが妥当でしょう。
資本と言うものの担保になるものが時代、価値の変化によって代わってきたのは王様はよくご存知のはずです。
現在、世界は通貨資本主義で動いている以上、日本が米国債を手放すというのはそのシステムの崩壊を意味します、王様に同意しますね。

「今こそ民間の知力を! 日本近世の経済論から学ぶ」
これこそが、口曲がり狸が実践しようとしたことに他なりませんね。
自由と繁栄の弧 ユーラシアクロスロード構想、昨年8月30日に選択を間違えなければ現在は違う世界を見ていたのかもしれません。

因みに私は明治11年以降が間違えたとは思っていません、当時としては致し方ない選択と考えています、外部環境に沿った動きの範囲でしかないと認識しています。

杉原千畝は当時の国是に沿った行動でしょう、同じ行動は関東軍でも有りました。

_ 商会 ― 2010/02/20 14:50

杉原千畝絡みで、当時の日本の国是、八紘一宇を突き詰めれば杉原氏の行動は理解できます。
あの、「命のビザ」を杉原氏個人のヒューマニズムを論拠に論じるとその後の話が辻褄が会わなくなります。
あのユダヤ人達は上海より渡米しているのですから、彼の行動は帝国のバックアップが有った事は間違いないところです(少し空気読めと言う遠回しな手紙を貰ったという話は聞いた事はあります)でないと、上海から出国出来なかったのですから。
それと、同盟国の独逸の再三の要求を頑として受け入れず、神戸のユダヤ人居住区にて隔離政策を実行しなかった日本の姿勢も国是に沿ったものです。

私は、当時の日本は当時のどの国家よりも高尚且つ、清廉なリアリズムを行使しょうと努力していたのではと考えています。
まぁ、潰されましたが。

_ isaacpapa ― 2010/02/20 18:31

>資源と知識

これは「資産」の部ですね.

>株式

これは国家が養っている羊の群れであり,財源確保というだけで,此処で述べている内容とは意味合いが違います.

>通貨資本主義=信用と言うのが妥当でしょう

全く「資本」に対する解釈が違いますね.

例えば,1776年に採択された植民地米国の英国に対する独立宣言書.これは世界中の誰もが知っており,現在覇権国家として世界中の政治・経済・軍事・思想にただならぬ影響力を発揮し続けている米国の「資本」です.米国内外の人々がこれを解釈し,そこに信用を与え,通貨だけでなく,あらゆる米国が発動する対象に与信の力を含ませているものです.

米国の根源であり,これが「信用」というものです.以下,全文.

「人の営みにおいて,ある人民にとって,他の人民と結びつけてきた政治的な絆を解消し,自然の法や自然の神の法によってその資格を与えられている独立した,対等の地位を地上の各国のうちに得ることが必要となるとき,人類の意見をしかるべく尊重するならば,その人民をして分離へと駆り立てた原因を宣言することが必要とされるだろう.
我らは以下の諸事実を自明なものと見なす.すべての人間は平等につくられている.創造主によって,生存,自由そして幸福の追求を含むある侵すべからざる権利を与えられている.これらの権利を確実なものとするために,人は政府という機関をもつ.その正当な権力は被統治者の同意に基づいている.いかなる形態であれ政府がこれらの目的にとって破壊的となるときには,それを改めまたは廃止し,新たな政府を設立し,人民にとってその安全と幸福をもたらすのに最もふさわしいと思える仕方でその政府の基礎を据え,その権力を組織することは,人民の権利である.確かに分別に従えば,長く根を下ろしてきた政府を一時の原因によって軽々に変えるべきでないということになるだろう.事実,あらゆる経験の示すところによれば,人類は害悪が忍びうるものである限り,慣れ親しんだ形を廃することによって非を正そうとするよりは,堪え忍ぼうとする傾向がある.しかし,常に変わらず同じ目標を追及しての権力乱用と権利侵害が度重なり,人民を絶対専制のもとに帰せしめようとする企図が明らかとなるとき,そのような政府をなげうち,自らの将来の安全を守る新たな備えをすることは,人民にとっての権利であり,義務である.―これら植民地が堪え忍んできた苦難はそうした域に達しており,植民地をしてこれまでの統治形態の変更を目指すことを余儀なくさせる必要性もまたしかりである.今日のグレートブリテン国王の歴史は,繰り返された侮辱と権利侵害の歴史であり,その事例はすべてこれらの諸邦に絶対君主制を樹立することを直接の目的としている.それを証明すべく,偏見のない世界に向かって一連の事実を提示しよう.
公共の利益のために最も穏当かつ必要な法律に裁可を与えることを拒否した.
緊急かつ切迫した要のある法律を通過させることを総督に禁じ,総督をして国王の裁可が得られるまでその権能において保留させることを課し,そのようにして保留させた上で(裁可すべき)法を全く閑却した.
広範な地域の人民のための他の法を通過させることを拒み,その人民に本国の立法府において代表される権利を放棄することを求めた.そのような権利は人民にとってかけがえのないものであり,これを恐れるは専制君主のみである.
立法府を普通でない,公文書の保管所からも離れた不便な地に召集した.疲弊させることにより本国の施策に従わせんとするためである.
人民の権利の侵害に対し断固とした雄々しい決意をもって反対した代議院をたびたび解散した.
そのような解散ののち,長きにわたって新たな代議員が選出されるようにはからうことを拒否した.これにより,消滅することのない立法権限は人民全体にその行使が返還されたのである.その間もその邦は外からの侵略,内なる騒乱のあらゆる危険にさらされていたのである.
これら諸邦の人口を抑制せんと努めた.その目的のために外国人帰化諸法を妨害し,この地への移民を促進する他の諸法の通過を拒み,新たな土地の割り当ての条件をつり上げた.
司法権を確立させる諸法への裁可を拒否することにより,司法の執行を妨害した.
判事を,その地位,俸給額,俸給の支払いについて,己の意志にのみ依存せしめた.
おびただしい数の新たな官職を創設し,この地へ官吏の大群を送って我らが人民を悩ませ,我らが物資を蚕食した.
平時において我らのうちに,我らの立法府の同意なく常備軍を駐留させた.
軍部を文民権力から独立させ,それに優越させようと努めた.
我らを,我らが国制にとって異質で我らが法によって認められていない権限のもとにおくべく(本国議会と)共謀し,本来の権能を逸脱した立法府の下記の目的の諸法に裁可を与えた.
我らのうちに大規模な軍を宿営させる.その兵がこれら諸邦の住民に対して殺人を犯しても,みせかけばかりの裁判をすることによって処罰を免れさせる.世界各地と我らの通商を遮断する.我らの同意なく我らに税を課する.多くの場合において陪審に基づく裁判の恩恵を奪う.でっちあげの罪状によって我らを海の向こうへ移送して裁く.隣接する植民地(カナダ)において英国法の自由な体制を廃し,そこに専横的な政府を設立し,その境界を広げることによって,その地を我らが植民地にも同様の専制支配を導入するための先例とし,格好の道具とする.我らの特許状を取り上げ,我らの貴重この上ない法を廃し,我らの政府の形態を根本的に変更する.我ら自身の立法権限を停止し,いかなる場合においても我らに代わって立法する権限が自分たち(本国議会)にあると宣言した.
我らを国王の保護の外にあると宣言し,我らに戦争をしかけることによって我らの統治を放棄した.
我らの領海を収奪し,沿岸を荒らし,町を焼き,人民の命を奪った.
現在も外国人傭兵の大軍を送ってくるところで,それにより,最も野蛮な時代にさえその比をみない,およそ文明国の元首の名に値しない残虐と不実の状況を伴って始められた死と荒廃と専制を完成させようとしている.
公海において捕らえられた我らが同胞たる市民に祖国に対して武器を取らせ,その友人兄弟を処刑するか,さもなくばその手にかかって自らが命を落とすようにしている.我らのうちに内乱をひき起こし,我らが辺境の住人に対し情け知らずのインディアンをけしかけようと努めた.インディアンの戦い方が,年齢,性別,社会的地位に関わりなく無差別に殺害するものであることはよく知られている.
これらの抑圧のあらゆる段階において,我らは最も謙虚な言葉をもって改善を請願してきた.我らの度重なる請願は,度重なる侮辱によって応えられたのみだった.このように専制君主の定義となりうるあらゆる行動によって特徴づけられる資質をもった君主は,自由な人民の統治者たるに不適当である.
我らは英国の同胞に対しても注意を怠ってきたわけではない.折に触れては英国の立法府が不当な権限を我らに対して及ぼそうとしていることを警告してきた.我らが祖国を出,この地に落ち着いた事情を想起させてきた.同胞たちの生来の正義心と度量に訴え,共通の血が流れる絆により,彼らがこれら,我らのつながりと交渉を必ずや絶ち切ることになる権利侵害を非とすることを懇請してきた.同胞らもまた正義と血縁の声に耳を傾けなかった.したがって,我らは我らの分離を宣言する必要性を認めざるをえず,祖国の同胞は他の人類と同様,戦時にあっては敵,平時にあっては友とみなさざるをえない.
ゆえに我らアメリカの連合諸邦(the united States of America)の代表は連合会議に集い,世界の至上なる審判者に対し我らが意図の正当性を訴えて,これら植民地のよき人民の名と権威において,厳粛に公に宣言する.これら連合植民地(United Colonies)は自由にして独立な国家であり,またそうであるべきものである.英国王に対する忠誠はいっさいこれなく,グレートブリテンとの間の政治的なつながりは完全に解消されており,またそうあるべきものである.諸邦は,自由にして独立な国家として,戦争を行ない,講和を締結し,同盟を結び,通商を確立し,その他独立国家が当然の権利として行ないうるあらゆる行為をなす完全な権限をもつものである.この宣言を支えるため,神の摂理への堅い信頼とともに,我らは相互にその生命,財産,そして神聖なる名誉を捧げあうことを約するものである.」

注:ここでいう人民とは白人男性のみを指し,インディアンは英国側に立って戦った.

_ 商会 ― 2010/02/20 21:25

ご解説どうも。
しかし、些か苔むしていませんか?
せめて、WWⅡ以降の定義でも出していただければ幸いですね。
少なくとも、現在の定義からは掛け離れてはいませんか?
少なくとも、現在の「資産」の定義を求めるとしましたら古すぎると言わざる得ませんね。

信用もそうですよ、資産と定義する場合、ではあのリーマン・ショックはなんだったのか?と言うことになります。
AIGを救済し、リーマンを破綻させた選択は、あの時点で通貨資本主義の崩壊の危機だったからです。
当時の言葉で言えば、「信用危機」だった訳です。
少なくとも、マーケットでは信用=通貨資本主義です。
あなたが使う、紙幣と言う紙切れの信用も通貨資本主義の前提があるからです。

大学等で議論する分には構いませんが、少なくともマーケット等のいわゆる「生きた経済」では1776年の例は古すぎると考えます。

_ isaacpapa ― 2010/02/20 23:12

>しかし、些か苔むしていませんか?

生してません.カビも生えてません.

>せめて、WWⅡ以降の定義でも出していただければ幸いですね。

戦後だけでは何も見えてきませんよ.国家の「資本」は.明治よりも遡って書こうかと思っておりましたが,維新は「革命」ですから明治から始めました.日露の戦勝による影響や戦後世界各国での民族自決運動の発露が,日本国の「資本」を垣間みさせましたが,現状分厚くはありません.ギリシャ等と比較される原因がそこにあります.

>少なくとも、現在の「資産」の定義を求めるとしましたら古すぎると言わざる得ませんね。

丁寧に読んでおられますか? 私は国家の「資産」を述べていません.

>リーマン・ショック

あれは信用格付けに因る詐欺行為の限界が露見した結果であり,その信用の背景を問うています.国家として.

>AIGを救済し、リーマンを破綻させた選択は、あの時点で通貨資本主義の崩壊の危機だったから
>です。
>当時の言葉で言えば、「信用危機」だった訳です。

誰もが「資産」と「負債」だけを比較し,「信用」を論じているところに,世界金融界の問題があります.

>少なくとも、マーケットでは信用=通貨資本主義です。

通貨を信用せよという裏付けとは何ですか?

>大学等で議論する分には構いませんが、少なくともマーケット等のいわゆる
>「生きた経済」では1776年の例は古すぎると考えます。

その思考形態が古いというか,錯綜しているのです.キャッシュフローのみで生きていける,或は会計上のインカム主義に因る負債無視.これら狂った論理が,紙幣だけで無い数字上のマネーを膨らませ,実体経済を疲弊させておるのです.一度,世界会計を論じてみましょう.

_ Y-SONODA ― 2010/02/21 11:25

皆様へ

そこはかとなく漂う昔懐かしマル経のかほり。
随分前からなんとなく気付いていたものの今マルクスの信用論が蘇る??
ここに米国の独立宣言書を持ち込むという斬新なアプローチ。
しかし、見る人によっては無謀なアプローチというもの。
米国の強さを生んだのはなにか。
あの時の徹底した赤狩りの影響も大きいのではないか。
鳩山政権を見ていて最近そんなことまで思うようになってきた。

_ トンチンカン ― 2010/02/21 12:31

isaacpapaさんへ

>これは「資産」の部ですね.

返信ありがとうございます。もう少し勉強してみます。

_ isaacpapa ― 2010/02/21 16:00

まぁ〜例えですから,ルソーの社会契約説に目覚めた人々がフランス革命起こしたとか,マルクスの共産党宣言でも何でも良いんですが.

企業でいうならば,最初に投資家がおり,一千万だったら資本とそのContra Accountの現金が存在し,その現金から社員の給与や通信費等が減らされていく.と簡単に説明がつくのですが,国家の場合の「資本」は後付けが多く,その運営上で負債や歳入・歳出が発生し,戦争やインフレ等があり,それらが資産化されていく.

米国がなぜ強いのか? 世界的に様々な影響力を持つに至ったかを問う場合,イラク戦争,9.11,冷戦,ベトナム戦争,朝鮮戦争,アカ狩り,広島・長崎への原爆投下,太平洋戦争等々,現在から遡っていくと清濁合わせ飲んだ現象の塊が見えて来て,如何にしてこういう国家が形成されたのかの「根源」に,世界の人々は「資本」という名の「信用」を与えるのです.

「木を見て森を見ずはいかんが,真実はその木の根っこを見よ」という訳ですな.

_ Y-SONODA ― 2010/02/22 08:14

isaacpapaさんへ

何やらマルクスの亡霊が舞い降りてきて金縛り状態。大いに焦りました。
ご返事をいただいて一安心。私の勘違いだったようですね。スミマセン。

NYTあたりのクライメートゲート等の扱いを追うと米国のリベラルがまだまだ健全だということがわかる。
それに比べて日本の自称リベラルの頼りないこと。
この違いはどこにあるのかを考えた時に赤狩りの影響まで考えてしまった。

>現在から遡っていくと清濁合わせ飲んだ現象の塊が見えて来て,如何にしてこういう国家が形成されたのかの「根源」に,世界の人々は「資本」という名の「信用」を与えるのです.

またまた難しい言い回しを(笑)
単にいずれも負けなかったから信用を保てたのではないでしょうか。
ではなぜ負けないのか。
ここで私の持論である実験国家、人工国家としての米国が浮かび上がる。
歴史が浅い分こだわるものもなし。失敗を恐れず積極果敢に実験を繰り返すことができる。
失敗しても懲りずにまた実験を繰り返す。LTCMやリーマンの破綻などはその象徴。
これが米国の根っこにある強さではないかと。

資本とは即ち「信用」。
これを現在のトヨタを例にして説明した方がわかりやすかったかも。
こちらの方は単におサルさんたちに接近しすぎただけかもしれませんが(笑)

_ Isaacpapa ― 2010/02/22 12:26

勝ち負けは大いに重要で,日本は,日清戦争では対清,日露戦争では対露,第一次世界大戦では対普,大東亜戦争に於いては対英・仏・蘭で勝利してます.先の大戦での敗者は日独伊と認識されていますが,夥しい数の植民地を失ったことで欧州各国もまた負けているのです.米ソだけが勝ち,支那は棚からぼたもち.

>これを現在のトヨタを例にして説明した方がわかりやすかったかも。

トヨタ等奈落の底へ堕ちてしまえば良いのです.ホンダの方がマシで,他の日本優良企業と比べ,信念の無さが現状を表しています.

_ Y-SONODA ― 2010/02/23 10:28

Isaacpapaさんへ

>夥しい数の植民地を失ったことで欧州各国もまた負けている

この見方は重要ですね。
米国とてすべてに勝ってきたわけではないと思うのですが、負けてないフリをするのがうまい(笑)

>トヨタ等奈落の底へ堕ちてしまえば良い

ぎょえー。また恐ろしい発言を。

ところで日本の信用を考えれば米国の後ろ盾の影響も見逃せない。
タナボタ中国からすれば、日本も勝ち馬に乗ってきただけと見えるのではないでしょうか。
ここで本題に戻りますが、ギリシャと日本を同一視することは私も良くないと思う。
それでもヘッジファンドが次に日本を狙っていることはほぼ間違いない。
もしそうなったら日本はギリシャ以上にボロボロになるでしょう。
しかし、これまでの溜まりに溜まった膿が噴き出してくる可能性もある。
ヘッジファンドをうまい具合に利用する。
こういう視点があってもいいかもしれませんね。
昔からヘッジファンドはある種のトリックスターなのかもと見ていたりする。

_ isaacpapa ― 2010/02/23 13:30

>ヘッジファンドをうまい具合に利用する。

日米同盟50周年記念スワップソブリン.日米がそれぞれの国債を一定規模発行できる.結局は国債発行するんですが,これはギリシャにとっての欧州以上のポジティブ効果がありますね.信用の交換という意味で.

または,日本国ノーマル化記念米国国債国内兌換メカニズム始動.日本のソブリンは国内での消費がその殆ど.それを米国債と交換し民間に押し付ける.戻って来た日本国債は償却.残高は減り,リスクは民間へ.米国国債が日本国に存在するという事実は変わらない.

_ Y-SONODA ― 2010/02/24 08:42

isaacpapaさんへ

>日米同盟50周年記念スワップソブリン
>日本国ノーマル化記念米国国債国内兌換メカニズム始動

す、鋭い。このアイデアはどこかで浮上するかもしれないと見ています。
ブレジンスキーの「アメリッポン構想」が再浮上ですな。

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