This Time is Different: Eight Centuries of Financial Folly (ケネス・ロゴフ & カーメン・ラインハート) ― 2009/09/18 01:10
This Time Is Different: Eight Centuries of Financial Folly (ハードカバー)
Carmen M. Reinhart (著), Kenneth Rogoff (著)
http://www.amazon.com/This-Time-Different-Centuries-Financial/dp/0691142165
http://www.amazon.co.jp/This-Time-Different-Centuries-Financial/dp/0691142165/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=english-books&qid=1253202164&sr=8-1-catcorr
Review
This is quite simply the best empirical investigation of financial crises ever published. Covering hundreds of years and bringing together a dizzying array of data, Reinhart and Rogoff have made a truly heroic contribution to financial history. This single marvelous volume is worth a thousand mathematical models.
(Niall Ferguson, author of "The Ascent of Money: A Financial History of the World" )
This Time is Different: A Panoramic View of Eight Centuries of
Financial Crises
http://www.economics.harvard.edu/files/faculty/51_This_Time_Is_Different.pdf
Same Old Hope: This Bubble Is Different
http://www.nytimes.com/2009/09/14/business/economy/14bubble.html
“Ultimately, bubbles are a human phenomenon,” said Robert Shiller, a Yale economics professor and Cassandra of the current crisis. “People just get a little crazy.”
Asia’s Recovery Highlights China’s Ascendance
http://www.nytimes.com/2009/08/24/business/global/24global.html
“The big question is what happens next,” said Kenneth S. Rogoff, a professor of economics at Harvard. “If the consumer in the United States and Europe doesn’t come back, I’m not sure Asia has a Plan B.”
「中国の時代」、予想より早めに到来か(下)
http://www.chosunonline.com/news/20090826000046
ハーバード大のケネス・ロゴフ教授(経済学)はニューヨーク・タイムズに対し、「中国の真の試練は(現在のような成長の)後段階だ。欧米の消費が回復しない場合、中国やアジアが代案を持っているかは懐疑的だ」との見解を示した。
コメント
_ Blondy ― 2009/09/18 12:35
_ Y-SONODA ― 2009/09/19 11:00
Blondyさんへ
チャイナ・バブルを存分に膨らませてガッポリ儲ける。
不要になったらバブルをチクチク崩壊させて、「失われた10年」に導く。
いつか日本が来た道。
米欧の連中が日本モデルを中国に適応させようと考えていても不思議ではない。
これを知ってか、なにやら中国はいろんな手を打とうとしているようですね。
確かに一抹の不安はある。これが怖い。
それは中国がバブルをコントロールできるかもしれないということ。
この10年の中国を見ていると、そんな風に見えないこともない。
このあたりの見解をロゴフに聞いてみたいところです。
追伸:どうだ激甘リチャード・マークス!
チャイナ・バブルを存分に膨らませてガッポリ儲ける。
不要になったらバブルをチクチク崩壊させて、「失われた10年」に導く。
いつか日本が来た道。
米欧の連中が日本モデルを中国に適応させようと考えていても不思議ではない。
これを知ってか、なにやら中国はいろんな手を打とうとしているようですね。
確かに一抹の不安はある。これが怖い。
それは中国がバブルをコントロールできるかもしれないということ。
この10年の中国を見ていると、そんな風に見えないこともない。
このあたりの見解をロゴフに聞いてみたいところです。
追伸:どうだ激甘リチャード・マークス!
_ 良くコメントするようになった読者 ― 2009/10/19 13:13
ロゴフの新著が届きましたので読んでみます
かなりのボリュームですね。
かなりのボリュームですね。
_ Y-SONODA ― 2009/10/20 09:06
良くコメントするようになった読者さんへ
え?ええええ
予約したはずのなのに届いていない(汗)
今から調べてみま~すw
え?ええええ
予約したはずのなのに届いていない(汗)
今から調べてみま~すw
_ 良くコメントするようになった読者 ― 2009/10/23 23:05
url 欄に記入したサイトでロゴフのインタビューを読むことが出来ます
_ Y-SONODA ― 2009/10/24 06:48
良くコメントするようになった読者さんへ
ようやく我が家にもロゴフの新著が届きました。
アマゾンもどうなっているのやら。
米国の大物経済学者が警鐘!
「世界経済危機の第二波が近づいている」
ケネス・ロゴフ ハーバード大学教授(元IMFチーフエコノミスト)に聞く
http://diamond.jp/series/dol_report/10022/
うーーん。これはなかなか読み応えがある。
これまでにも何度か指摘してきましたが、経済危機煽り系の人たちはゴールドの連中に担がれていたりするもの。
しかし、ロゴフの場合は根拠となるデータをちゃんと持っている。
ロゴフに注目してきた理由もこのあたりにあります。
そのロゴフが日本の少子高齢化や人口減少の問題を指摘。これは私も激しく同意。
さらにアジア通貨統合に向けて中国と共同でイニシアティブを取れと。
これはどういうことなのか。
ロゴフは米国を見捨てるつもり?
米国が抱える爆弾の存在にでも気付いているのか。
ダイヤモンドさんのツッコミに期待したかったが、この点は残念ですね。
ようやく我が家にもロゴフの新著が届きました。
アマゾンもどうなっているのやら。
米国の大物経済学者が警鐘!
「世界経済危機の第二波が近づいている」
ケネス・ロゴフ ハーバード大学教授(元IMFチーフエコノミスト)に聞く
http://diamond.jp/series/dol_report/10022/
うーーん。これはなかなか読み応えがある。
これまでにも何度か指摘してきましたが、経済危機煽り系の人たちはゴールドの連中に担がれていたりするもの。
しかし、ロゴフの場合は根拠となるデータをちゃんと持っている。
ロゴフに注目してきた理由もこのあたりにあります。
そのロゴフが日本の少子高齢化や人口減少の問題を指摘。これは私も激しく同意。
さらにアジア通貨統合に向けて中国と共同でイニシアティブを取れと。
これはどういうことなのか。
ロゴフは米国を見捨てるつもり?
米国が抱える爆弾の存在にでも気付いているのか。
ダイヤモンドさんのツッコミに期待したかったが、この点は残念ですね。
_ よくコメントするようになった読者 ― 2009/10/25 09:31
中国との共通通貨云々は、アジアのなかで日本円がドルの価値の影響をダイレクトに受けることに加えて日本国内のデフレギャップがものすごいことを念頭に置いているのかもしれませんね
_ Y-SONODA ― 2009/10/26 09:11
よくコメントするようになった読者さんへ
何気にバーグステン発言も気になったり。
米金融界の皆さんは「ドル死んだフリ作戦」で一致団結しているのでしょうかw
「ドル基軸、米国益に沿わず」米シンクタンク所長指摘
http://www.asahi.com/business/update/1025/TKY200910240425.html
何気にバーグステン発言も気になったり。
米金融界の皆さんは「ドル死んだフリ作戦」で一致団結しているのでしょうかw
「ドル基軸、米国益に沿わず」米シンクタンク所長指摘
http://www.asahi.com/business/update/1025/TKY200910240425.html
_ よくコメントするようになった読者 ― 2009/10/26 16:17
ドルキャリートレードの傾向は当分続きそうですね。
新興国をプチバブルで持ち上げた後に,こっそり梯子を外すつもりなんでしょう。(ブラジルはそれを知ってか金融取引に税を課すようですが)。
今後アメリカが人民元の切り上げを要求できるかどうかに注目していきたいです。
新興国をプチバブルで持ち上げた後に,こっそり梯子を外すつもりなんでしょう。(ブラジルはそれを知ってか金融取引に税を課すようですが)。
今後アメリカが人民元の切り上げを要求できるかどうかに注目していきたいです。
_ Y-SONODA ― 2009/10/27 07:33
よくコメントするようになった読者さんへ
>ドルキャリートレードの傾向は当分続きそうですね。
続きそうですね~。だぶついた金がいろんなところでプチプチバブル。
株価にまで影響して実体経済の深刻さを神隠し。
それにしてもルービニも同じようなことを言い始めましたね。
ルービニ教授:ドル安は「定着」、調達通貨になりつつある-CNBC
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aNSP6Mrd3_b0
>ドルキャリートレードの傾向は当分続きそうですね。
続きそうですね~。だぶついた金がいろんなところでプチプチバブル。
株価にまで影響して実体経済の深刻さを神隠し。
それにしてもルービニも同じようなことを言い始めましたね。
ルービニ教授:ドル安は「定着」、調達通貨になりつつある-CNBC
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aNSP6Mrd3_b0
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2009/09/18/4583820/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
中国国有企業はデリバティブ契約の一方的破棄可能と報道、外銀間に動揺
http://jp.reuters.com/article/foreignExchNews/idJPnTK845677220090831
中国当局が国有企業のデリバティブ取引を調査、損失抑制に法的措置促す
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-11380320090907
世界で6京円以上といわれるデリバティブの7割は金利、2割は為替といわれているので石油デリバティブなどの商品関係は相対的にはごくごく小さいということなのでしょうが。。。
まあ、一事が万事とか山雨到らんと欲して風楼に充つともいいますし。
巨大バブル崩壊に伴う不況が、本格的な金融システム崩壊による大混乱になってしまえば、別の意味でThis Time Is Differentかもw(怖)