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ウイグル暴動(ウルムチ暴動)、死者140人以上に2009/07/06 16:54







<関連記事>

中国ウイグル自治区の騒乱、新華社は140人以上死亡と
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200907060011.html

ウイグルの暴動で数百人を逮捕、死者140人以上に
http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2618693/4336444

ウルムチ暴動:死者140人 負傷者828人
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0706&f=national_0706_025.shtml



China riots: worst outbreak of ethnic violence in 33 years
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/china/5755863/China-riots-worst-outbreak-of-ethnic-violence-in-33-years.html

Uighurs complain that they have received far fewer of the economic benefits of Beijing's 'develop the West' policy in which millions of Han Chinese were encouraged to move to Xinjiang to help exploit agricultural and mineral resources, including large oil and natural gas deposits.



Q&A: China and the Uighurs
What lies behind the unrest involving Muslim Uighurs in China?
http://www.guardian.co.uk/world/2009/jul/06/china-muslim-uighurs-background

China riots: Twitter and YouTube frustrate 'censorship attempts'
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/china/5756766/China-riots-Twitter-and-YouTube-frustrate-censorship-attempts.html

中国、ウイグル人囚人のパラオ移送に反対 米国に早期送還を要求
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090612/amr0906120048000-n1.htm


<「世界ウイグル会議」関連記事引用(スケープゴートかも)>

UPDATE2: 新疆ウイグル自治区の暴動で140人死亡=当局
2009年 07月 6日 17:01 JST
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK841399220090706

 [北京 6日 ロイター] 中国の新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで5日に発生した暴動による死者数は、これまでに確認されただけでも140人となった。ウルムチの共産党組織トップのLi Zhi氏が、6日朝に行われた記者会見で明らかにしたとして、半国営のチャイナ・ニューズ・エージェンシーが伝えた。

 国営新華社通信はこれとは別に、地元警察の情報として暴動による負傷者数がこれまでに816人に上ったと伝えた。同通信は死者数は129人としている。

 広東省で6月末に漢族とウイグル族の労働者による紛争が発生し、ウイグル人2人が死亡。ウルムチではこの事件に対する中国政府の対応への抗議行動が行われていた。

 5日には街頭に繰り出した市民の一部が車両に放火するなどし、機動隊と衝突。政府は5日の暴動の参加者数は300─500人程度としているが、参加者数は最大で3000人に上ったとの情報もある。

 中国の国営テレビは、街頭に繰り出した市民が警察の車両に石を投げるなどする映像や、燃える車両から煙が噴き出す光景などを放映。ウルムチ在住のZhang Wanxin氏はロイターの電話取材に対し「漢族の人たちが数人が刺されるのを目撃した。バスに乗っていた人たちは皆、戦慄をもってこうした光景を目撃した」と述べた。

 新華社は警察当局は暴動に参加した「数100人」を逮捕したと報道。このなかには当局が暴動を扇動したとする10人以上の重要人物が含まれるとしている。

 新華社は6日朝までには「事態は鎮圧された」と伝えた。新疆の別の地域に暴動が飛び火したとの報道は今のところない。

 ウルムチは北京から西に3270キロ(2050マイル)のところにあり、人口は約230万人。ウルムチで乾燥果物を取り扱うYang Jin氏は電話取材に対し「ウルムチは戒厳令下に置かれている。現在は事態は幾分沈静化しているようにみえる」と述べた。

 新華社は、政府当局者が「今回の暴動は、ラビア・カーディルが率いる在外ウイグル人組織の『世界ウイグル会議』が扇動した」と述べたと伝えた。この当局者は「今回の騒動は事前に計画、組織された暴力的な犯罪だ」と述べている。

 ラビア・カーディル氏は投獄された後、米国に亡命した女性企業家で、中国政府は分離独立運動を主導しているとして非難している。同氏からコメントは得られていない。

 在外ウイグル人組織は中国当局者の指摘に反論し、今回の暴動は組織されたものではなく、中央政府の政策と漢族の経済的優位性に対する不満が爆発した自然発生的なものだったと主張。スウェーデン亡命中の「世界ウイグル会議」のスポークスマン、Dilxat Raxit氏は「今回の衝突のきっかけとなった差別と抑圧にからウイグル人の関心をそらせるために、当局はわれわれに責任をなすりつけようとしている」と非難した。

 同氏は「平和的な集まりとして始まった。数千人の人々が民族的な差別撤廃を求め、声を上げた。黙って我慢することにもう耐えられなくなっている」と述べた。

 新疆の人口2000万人のうち、約半数がウイグル人。ただ新疆ウイグル自治区の区都ウルムチの人口の大部分は漢族で、ウルムチでは平時でも厳しい警備体制がひかれている。


中国・新疆の暴動、死者140人に 828人負傷 新華社など
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20090706AT3K0600B06072009.html

 【北京=尾崎実】中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで5日夜に発生した暴動で、国営の新華社などは6日、少なくとも住民ら140人が死亡、828人が負傷したと報じた。暴動は同市中心部で発生しており、多数の商店や車両が放火、破壊されるなどの被害が出た。

 新華社は、亡命ウイグル人で組織する「世界ウイグル会議」(本部・ミュンヘン)がインターネットなどを使って「勇気を持て」などと暴動を扇動したと指摘した。

 中国当局は国外からの指揮を受け、国内の組織が実行した暴力犯罪と判断。中国は10月に建国60周年の記念式典を控えており、事態を重視した中国指導部は今後、同自治区を中心に国内の引き締めを一層強化するとみられる。(14:59)

ウイグル暴動とオイル&ガス・コネクション2009/07/06 23:11

ウイグル暴動とオイル&ガス・コネクション



<関連記事引用>

Xinjiang unrest: The oil and gas connection
July 6, 2009 12:05pm by Kate Mackenzie
http://blogs.ft.com/energy-source/2009/07/06/xinjiang-unrest-the-oil-and-gas-connection/

Xinjiang in western China is a province rich in natural resources - a fact not unconnected with the unrest in which 140 people have died in the past few days. The region’s oil and gas riches have been a growing source of tension between the province’s original Uighur residents and the mostly Han migrants from the east, who now make up the majority of the population.

Last year the FT’s Jamil Anderlini visited the region and described the desert surrounding the city “punctuated every kilometre or two by oil and gas derricks, each of them topped with the red Chinese national flag, an assertion of sovereignty over every inch of the energy-rich ground”.

One resident described how the state’s attitude to cultural and religious freedom changed with the oil boom:

“The Chinese didn’t want to let Xinjiang be independent before, but after they built all the oilfields, it became absolutely impossible,” said one Muslim resident in Korla, who asked not to be named for fear of retribution by government security agents.

Xinjiang is the site of an important junction in a pipeline running through Kazakhstan, where Chinese oil companies own stakes in several oil producers, and which has just been extended to reach the Caspian Sea.

Xianjing also contains China’s biggest natural gas reserves, and a 4,000km gas pipeline connects Xianjing to Shanghai.

It’s not just energy: migrants have also moved there to work on large state-owned farms that make the province China’s biggest producer of cotton and tomatoes. Conflict has arisen over land rights, water rights (cotton is a thirsty crop) and the distribution of jobs between Han and Uighur. While some of the original residents have benefited from the economic boom that has taken place there, the latest violence shows that has not been enough to smooth relations between the groups.

Xinjiang oil boom fuels Uighur resentment (FT, 28/08/2008)
http://www.ft.com/cms/s/0/163dec1c-7518-11dd-ab30-0000779fd18c.html?nclick_check=1

Separatism stirs on China’s forgotten frontier (FT, 17/08/2008)
http://www.ft.com/cms/s/0/26082e82-6c7b-11dd-96dc-0000779fd18c.html

July 6, 2009 12:05pm in Politics | Comment


【ウイグル暴動】独立派を支える民族感情 不安定な状態継続は不可避
2009.7.6 19:33
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090706/chn0907061934008-n1.htm

 【北京=伊藤正】中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで6日発生した大規模な暴動は、漢族の「支配」に対するウイグル族など少数民族の根深い反感を背景にしており、チベット問題同様、少数民族政策が中国政府のアキレス腱(けん)であることを改めて示した。中国は、今回の暴動を分離独立派の策謀とし、その弾圧に一層力を注ぐ構えだが、民族対立が激化し不安定な情勢が続くのは不可避とみられている。

 中国当局の発表では、今回の事件は、広東省で6月末に発生した漢族とウイグル族の衝突をめぐり、在外のウイグル人組織「世界ウイグル会議」が「決起」を扇動したためだという。昨年3月のチベット騒乱と同じく、漢族支配への抗議が大流血事件に発展したのは、少数民族側の反漢族感情の強さを物語る。

 新疆地区は、特に1990年代以降、交通インフラの建設が進み、年平均10%超の経済成長を遂げた。全国の3割前後の埋蔵量を占める天然ガス、石油をはじめ地下資源の開発ラッシュが起こったが、その関連産業などを含め、経済ブームを担い巨大な利益を手にしたのは漢族企業である。

 むろん少数民族住民も経済発展の恩恵に浴したものの、ウイグル族学者らによると、自治区経済の9割は漢族が支配、ウイグル族ら少数民族の言語、文化、宗教も破壊されているという。チベットでは漢族は6%にすぎないが、新疆では40%を超え、ウルムチでは漢族が最多になった。

 こうした状況は、漢族を、資源を略奪し環境を破壊、民族滅亡を図っていると非難する分離独立運動が、当局の弾圧にもかかわらず生き続ける理由になっている。

 中国政府がチベットと併せ新疆の分離独立を容赦しないのは、経済的理由以上に戦略的な価値による。従って、今回の事件を機に、中国政府は、分離独立派の壊滅に躍起になるはずだ。

 中国は今回、「国際的陰謀」と宣伝、強気の姿勢にでている。事情はどうあれ約1千人もの死傷者をだして国際社会の批判など気にしていないポーズを取るのには理由がある。中国は新疆の分離独立派の後背地である中央アジア諸国を上海協力機構に抱き込み、反テロの共同戦線を張るのに成功した。2001年9月の米中枢同時テロ後は、米国に協調する形で独立派組織を徹底的につぶしてきた。

 人権問題に敏感な米欧が、特に金融危機以後、対中依存を深めていることも、中国に有利な環境にある。しかし新疆の独立派支持派を抹殺できないことも否定できないだろう。


<画像引用サイト>

Kazakhstan Energy Data, Statistics and Analysis - Oil, Gas, Electricity, Coal
http://www.eia.doe.gov/emeu/cabs/Kazakhstan/Oil.html

Natural Gas of Tarim oil field Benefitted 300 million Han Chinese Residents up to now
http://www.uygur.org/wunn09/04_08.htm

中国:新疆暴動140人死亡 警官隊と衝突、数百人拘束
http://mainichi.jp/select/world/asia/news/20090707k0000m030121000c.html

ウイグル暴動と香港のおもちゃ王2009/07/08 01:37

蔡志明(Francis Choi)と旭日国際集団


漢族とウイグル族の対立は深刻化。
その原因を探っていくと「香港のおもちゃ王」こと蔡志明の存在あり。

蔡志明の名前は米大手玩具マテルの中国製玩具自主回収問題でも登場。
さらには学歴詐称疑惑まで発覚。

毒餃子に続く毒玩具の恐怖。
その犠牲者はすでに156人。

その発端になっているのは6月26日に起こった蔡志明の広東省工場での集団リンチ殺害事件。
暴動が発生した7月5日までの間に中国当局は適切な対応をしたのか。

毒玩具でも中国当局の対応に致命的な欠陥があった。
今またそのことを必死で隠そうとしているようです。


<関連記事引用>

ウイグル族と漢族が集団けんか、死傷者 広東省のおもちゃ工場
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200906270021.html

(CNN) 中国の国営メディアは27日、広東省韶関市にあるおもちゃ工場で26日午後、少数民族ウイグル族と漢族の従業員との間でけんかが起き、2人が死亡、118人が負傷したと伝えた。

約2時間続いたけんかには双方で数百人が参加、警官400人以上が介入し、事態を沈静化させたという。

韶関市当局の報道担当によると、漢族の女性従業員がウイグル人の寮に入ったところ、性的嫌がらせを受けようとし、叫び声を上げたのがけんかの原因となった。負傷者のうち14人が重傷。

死亡者がウイグル族、漢族のどちらなのかは不明。

中国当局は、新疆ウイグル自治区では分離を要求する勢力の運動があるとして軍部隊を派遣、厳しい警備体制を敷いているとされる。米司法省は最近、キューバにあるグアンタナモ米海軍基地に併設するテロ容疑者収容施設にいた新疆ウイグル自治区出身の4人を大西洋上にあるバミューダ諸島に移送したと発表している。

テロ容疑者収容施設には、新疆ウイグル自治区出身者が計17人いる。同じく釈放が認められた残る13人については、受け入れを表明している西太平洋のパラオに行く可能性がある。中国政府は17人全員の身柄引き渡しを求めたが、オバマ米政権はウイグル人勢力を敵視する中国で拷問が加えられることを懸念し、バミューダ諸島などへ移送を決めていた。


「ウイグル族解雇」は誤解=広東の襲撃事件で香港人経営者
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009070700607

 【香港7日時事】7日付の香港紙・明報によると、「香港の玩具王」といわれる実業家の蔡志明氏(旭日国際集団会長)は6日、広東省韶関市にある同社工場で起きた民族対立事件が新疆ウイグル自治区のウルムチで暴動を引き起こしたとされていることについて、工場のウイグル族従業員を解雇して同自治区に送り返したとの説を否定した。

 工場の事件では、漢族の従業員がウイグル族を襲撃し、多数の死傷者が出た。その後、ウイグル族の間で「加害者の漢族は誰も捕まらないのに、被害者のウイグル族がくびになった」とのうわさが広まり、怒りを買っていた。

 蔡氏によれば、この工場はウイグル族800人を雇用しており、1人も解雇していない。襲撃事件は、仕事のミスで解雇された漢族の従業員が扇動して起きたという。工場の事件もウルムチの暴動も、根強い漢族と少数民族の対立を背景に誤解が重なって起きたとみられる。(2009/07/07-16:01)


暴動端緒、ウイグル族死亡事件の容疑者拘束…中国警察
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090707-OYT1T00932.htm?from=navr

 【北京=関泰晴】7日の新華社電によると、新疆ウイグル自治区ウルムチでの暴動の発端となったとされる中国広東省のウイグル族労働者死亡事件で、警察当局はウイグル族3人を含む容疑者15人を拘束した。

 この事件は、先月下旬、同省の玩具工場で漢族とウイグル族の労働者が衝突し、ウイグル族2人が死亡したもの。ウイグル族の住民多数が、自治区政府に事件の真相究明を求めて集まり、警官隊と衝突して暴動に発展したとされる。中国当局は、事件を適切に処理していると宣伝し、ウイグル族の不満を和らげようとしているとみられる。


960人流血事態、解雇恨んだ漢族のデマが発端 英紙報道
JULY 07, 2009 08:23
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2009070739928

大規模流血事態を招いた中国ウイグル族の暴動は、工場から解雇されたある漢族労働者がまいた「デマ」が、漢族とウイグル族の長年の葛藤を増幅させて起こったと、英タイムズ紙が6日付で報じた。

同紙によると、今年5月と6月に、広東省韶関にある旭日おもちゃ工場にウイグル族約800人が就職した際、解雇された漢族労働者のチュ某氏は、自分がウイグル族のために会社から追い出されたと思い、恨みを抱くようになった。

チュ氏は先月16日、「西北から来た(ウイグル族)6人が、工場で漢族女性2人に性的暴行をした」という内容をあるネットサイトに書き込んだ。ネットや人伝えにこのデマは一気に広がり、両民族間の感情は悪化した。このデマを信じた同工場の漢族労働者数百人が先月25日夜、ウイグル族労働者の寮に押しかけ、ウイグル族を暴行した。26日未明まで続いた争いで、ウイグル族2人が死亡し、両民族から計118人の負傷者が出た。

中国当局は、性的暴行のデマを捜査し、事実無根であるという結論を下して、先月28日、チュ氏を逮捕したが、時遅かった。ウイグル族が漢族に暴行されて死亡したといううわさが広がって、ウイグル族を刺激し、今やウイグル自治区の分離・独立問題に飛び火した。


<広東省おもちゃ工場の集団リンチ殺害事件のビデオ(見ないほうがいいかも)>

Video shows Chinese lynch sparking Uighur protests / VIDEO
http://www.worldbulletin.net/news_detail.php?id=44510


<蔡志明(Francis Choi)関連記事引用>

操業停止拡大、倒産懸念も 中国南部の玩具企業拠点
2007.09.03 共同通信 

 米欧で相次いでいる中国製玩具の自主回収。中国広東省の製造元では操業停止の動きが広がり、業界関係者の懸念は強まっている。「メード・イン・チャイナ」への不信がさらに続けば、年末商戦への打撃にとどまらず連鎖倒産につながるとの声も出ている。

 「工場が再開しないなら、新しい仕事を探さないといけない」。操業停止を告げる通知が入り口に張られた広東省仏山の玩具メーカー「利達玩具公司」の工場前で、約四十人の同僚らとたむろしていた二十代の男性従業員が不満げに話した。

 男性は工場で約六年間、ペンキ塗装に携わってきたと話すが、今後の見通しは全く立たない。

 工場は、基準値を超す鉛が含まれていたとして米大手玩具マテルが自主回収した玩具を製造。回収による損失を苦に経営者が八月中旬に自殺し、操業は完全にストップしている。

 工場は「無鉛」と偽った塗料を業者から購入していたとみられ、数千箱の商品は当局が押収。地元紙によると、塗料の卸先業者は逃走中で、警察が行方を追っている。

 仏山のほか深〓(土ヘンに川)や東莞など、中国南部を流れる珠江沿いの地域は世界有数の製造業の集積地。安い労働力を求めて一九八〇年代から中国に進出し始めた香港の玩具メーカーは現在、約五千社に上り、うち約八割がマテル社の製品を作っているとされる。

 香港で回収事件の関心は高く、メディアは連日報道。香港の玩具メーカーは商品の検査強化などの自衛策を打ち出しているが、百以上の工場が生産停止に追い込まれたとの情報や、製品の検査基準が急きょ変更されたことに伴う大量の回収が起きたとの報道もある。

 「われわれは被害者だ」。香港で設立した玩具メーカーで一財産を築き「おもちゃ王」と呼ばれる実業家、蔡志明氏は香港紙に不満をこぼした。同氏の会社の製品もマテルの自主回収により、約百万香港ドル(約千五百万円)の損失を被ったと伝えられている。

 香港政府関係者は「クリスマス向け玩具の対欧米輸出に大きな影響が出る可能性があり、企業の倒産が相次ぐ恐れもある」と憂慮している。(香港、共同=浜口健)


【トラムの窓から】“玩具王”蔡志明、学歴詐称疑惑[社会]
2007.11.23 香港 NNA

“玩具王”の異名を持つ、玩具メーカーの旭日国際(グロリアスサン)グループの蔡志明会長に、学歴詐称の疑いが発覚している。

この疑惑は香港取引所(HKEX)のデビッド・ウェブ取締役が明らかにしたもの。蔡会長が米ニューポート大学と英サセックス・カレッジ・オブ・テクノロジーでそれぞれ修士号と学士号取得と公表していることに対し「米ニューポート大は非公認機関で、しかもすでに閉鎖されており、英サセックス・カレッジも非公認で、有名大のサセックス大とは無関係」とした。

デビッド取締役はまた、旭日は米マテルの玩具に有害物質が含まれていた件は、旭日にも影響を与えるだろうとの見解を示した。22日付香港各紙が伝えた。<香港>


<画像引用>

#29 Francis Choi - Forbes_com
http://www.forbes.com/lists/2009/82/business-hongkong09_Francis-Choi_MTAH.html

Early Light Industrial Co_, Ltd
http://www.earlylight.com.hk/index.htm
http://www.earlylight.com.hk/earlylight_products.htm

日本クリスチャン人脈のバチカン&カナダ外交2009/07/08 10:07

麻生首相、ローマ法王と会談


カナダ公式訪問中の天皇皇后両陛下。
7月13日の午前中にはブリティッシュ・コロンビア大学へ。
当然、ブリティッシュ・コロンビア大学構内にある新渡戸記念公園も訪れることに。

一方で麻生太郎はバチカンでローマ法王ベネディクト16世と会談。

なにやら「隠された皇室人脈」の主人公たちの動きが慌ただしくなってきました。

鈍感な田母神俊雄グループには皇室からの警告も届かないのか。

<関連記事>

両陛下、バンクーバー公式訪問-詳細日程明らかに
http://vancouver.keizai.biz/headline/617/

Nitobe Memorial Garden - the University of British Columbia's Japanese Garden
http://www.nitobe.org/

新渡戸記念公園のビデオはこちらから

「8月6日の田母神俊雄米国講演会」のご提案
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2009/07/03/4410186


<画像引用記事>

カトリック信者の麻生首相、ローマ法王と会談
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090708-OYT1T00054.htm

Taro Aso, Japan's first Catholic prime minister, meets with Pope Benedict XVI
http://www.google.com/hostednews/canadianpress/article/ALeqM5hrWD8dTJkVbxqijg3bY8Y-7xNrfw

天皇皇后両陛下と新渡戸稲造、カナダの地にて (猿田彦さんより)2009/07/09 00:00

天皇皇后両陛下と新渡戸稲造、カナダの地にて


天皇皇后両陛下がブリティッシュ・コロンビア大学構内にある新渡戸記念公園をご訪問されるとのこと。 
そこには「太平洋の架け橋とならん」と刻まれた新渡戸博士の石碑があることを知る人は少ない(画像上)。

「国を思ひ世を憂ふればこそ何事も忍ぶ心は神ぞ知るらん」

その晩年にこう詠んだ新渡戸博士と昭和天皇の心の交流を、今上陛下はきっとご存知なのでしょう。
沖縄へ、サイパンへ、慰霊の旅を続けられる両陛下のお心は、こんなところにも現れておられるのです(画像下ーサイパン)。

しかしながら田母神俊雄氏をはじめとする右よりの方々の言動、行動を見ていると、まさに「親の心子知らず」と言わねばならない。上のような両陛下のお心をきめ細かく学ぼうとする意識はないようにみえるのである。

その様相は、明治維新以降天皇を現人神と奉る一方で、影では天皇を「玉」と呼んでいた心根に相通ずるものがある。その浅薄さが、維新から敗戦までわずか77年という短い間に大きな戦争をいくつも起こすという結果に繋がっていよう。

長い日本の歴史の中でこの77年は極めて異例な状態であったと言わねばならない。日本という国の本来のあり方を深く考えもせず、浅薄な国際関係に流されてしまった結果、危うく国を損なうようなことになったのではないか。

心を鎮めてそのことに思いを致すことが必要である。

リオ・ティントも炎上で土用ドラゴン完成間近?2009/07/09 08:37

ハングリー・ドラゴン炎上中 China Hungry dragon  The Economist


「眠れる巨人がいる。そのまま眠らせておけ。目覚めると世界を動かすことになるだろう。」

今から200年程前、ナポレオンは中国をこう評したとか。

中国を眠らせたままにしておくことが西側戦略の基本。
そのためにアヘン漬けという方法も使われたことも。

日本は変な形で中国を叩き起そうとしたのでコテンパンにやられた。
しかし、戦後復興も中国あればこそ。
米国は対中戦略の足場としての地理的重要性から日本の戦後復興を手助け。

その中国が完全に起きちゃった。
永い眠りから目覚めた巨人は資源をガブ飲み。
世界は熾烈な資源争奪戦を生み出す「欠乏の地政学」という現実に直面。

しかし、この巨人は図体だけがでかくて血のめぐりが悪そう。
中国共産党指導部内の意見の相違や衝突は日常茶飯事。
仕掛けられた地雷の存在にも無頓着。

ロスチャイルド・グループ傘下の仏エドモンド・ロスチャイルド銀行に英豪系資源大手リオ・ティントという地雷。
そして、内部に抱えるウイグルとチベットという地雷。

両方の地雷を同時に踏んだ巨人は今や火だるま。
怒り狂う巨人はリオ・ティントの社員4人をスパイ容疑で拘束。
ウイグル暴動ではなんと1434人が逮捕。

こうした中で胡錦濤国家主席はラクイラ・サミットの開幕直前にイタリアから緊急帰国。
これは極めて異例の事態。
只今胡錦濤自らが先頭に立って獅子奮迅の消火活動が行われている模様。

土用ウナギならぬ土用ドラゴンはいらんかね~。
・・・・土用ドラゴンの独り占めは厳禁ね。


<関連記事>

中国 資源大手の従業員を拘束(動画あり)
http://www.nhk.or.jp/news/k10014142511000.html

スパイ活動などが拘束理由 中国の英豪系資源大手社員の拘束
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200907080023.html

Rio Tinto staff detained by Chinese on suspicion of espionage
http://www.telegraph.co.uk/finance/newsbysector/energy/5776592/Rio-Tinto-staff-detained-by-Chinese-on-suspicion-of-espionage.html

China holds Rio employee on suspicion of spying
http://www.ft.com/cms/s/0/41b4241e-6ba4-11de-9320-00144feabdc0.html

China Accuses Rio Staffer of Spying
http://online.wsj.com/article/SB124704448173410691.html

中国が奏でる「千の風になって」の恐怖
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2009/05/22/4318353

天安門記念日にリオとチャイナルコの提携も破談へ
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2009/06/05/4343357

中国レアメタルWTO提訴と対北朝鮮C作戦(新W作戦)
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2009/06/24/4386687


<画像引用記事>

China Hungry dragon The Economist
http://www.economist.com/displaystory.cfm?story_id=11731432