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際立つ中国の存在感2009/04/02 08:46

WSJ:Finally, Global Markets Are Going Their Own Ways


重症国と軽症国の色分けマップと言えるかな。

各国は台頭する中国に対する微妙な舵取りが迫られることに。

日本には感情的に中国が嫌いという人が多いようですが、
少しは理論武装しないとお子ちゃま扱いされますよ。

今重要なのは現実を直視することです。
これがどうも日本人は苦手なのかも。


<画像引用記事>

Finally, Global Markets Are Going Their Own Ways
http://online.wsj.com/article/SB123852492193574621.html?mod=article-outset-box#articleTabs%3Darticle

Interactive Graphics
http://online.wsj.com/article/SB123852492193574621.html?mod=article-outset-box#articleTabs%3Dinteractive

コメント

_ K ― 2009/04/02 22:28

感情的に嫌いな方が、現実的に対処出来るのではなかろうか。
感情的に好きで希望的に対処して、失敗した例の方が多いのではなかろうか。

_ ゴンベイ ― 2009/04/02 23:43

商業銀行に子株式投資を認める中国版PKOも発動されていますし、株価の上昇にさほどの意味合いは認めませんが、

中国、アジア共通通貨を本格検討 ドル基軸体制に距離 - 朝日新聞
http://www.asahi.com/business/update/0401/TKY200904010174.html

アジア通貨危機の際の宮沢構想をアメリカとともにつぶした中国が自らアジア共通通貨の主導権をとろうという↑の報道の方が中国の経済大国意識を象徴すると思います。

<おまけ>
G20プレスセンター 日本の存在感低下を象徴?時計は北京時間  - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090402/chn0904022304007-n1.htm

>Kさん
好悪いずれの感情も客観的で冷静な判断の妨げでしょう。

_ 野蛮な来訪者 ― 2009/04/03 04:43

G20直前は日曜のBBCの政治ショー(サンプロよりお堅いノリ)では、豪州首相と駐英中国大使(女性)がゲストでした。
老獪な英国の次世代を見据えた外交軸が伺えた気がします。
それと、今日付のタイムズには、ファーストレディの集合写真が掲載されており、千賀子夫人の位置はトップレフトでしたよ。金融業界的に言うとw
真ん中がブラウン首相嫁で右にスペイン首相夫人、左に千賀子さん。
両手にカソリックでしょうかw

_ Y-SONODA ― 2009/04/03 08:30

★Kさんへ

保守系オピニオン誌を読んでいると、
嫌い人は好き人のことが気になって仕方がないことがわかりますね。

私からすれば両方同じ。
いずれも感情的、情緒的。
よって、ともにうまくいかないのではないかと。

「みんな仲良く」が得意の好き人って幼稚園の先生レベルでしょ。
私は敢えて好き人を相手にしないことにしています。


★ゴンベイさんへ

アジア共通通貨で日本を揺さぶる構図ですね。
また朝日や毎日の連中が騒ぎ出すのでしょうか。

こういうのに簡単に乗っかるとまたまた大変なことに巻き込まれそうで怖いですね。

★野蛮な来訪者さんへ

両手にカソリックでしたか。
これは現在の英国を象徴しているかもしれませんね。

やはりバチカンの動きがどうも気になる。
ロンドン・サミットのサイトにもバチカンネタが掲載されています。

The Prime Minister replies to The Pope's letter
http://www.londonsummit.gov.uk/en/media-centre/latest-news/?view=News&id=15706462

_ ゴンベイ ― 2009/04/07 16:18

米国債の危機??(10年債利回り)と周小川の「SDR構想」@ジャパン・ハンドラーズと国際金融情報と日本も巨額支援―IMF@小林恭子の英国メディア・ウオッチのコメント欄にも書き込みましたが、世界金融危機の最中にもというか最中であるからこそ、中国は人民元の国際化と安定化を着実に進めていますね。人民網日本語版にずばりの記事が出ました。

中国の通貨交換協定、総額6500億元 人民元国際化の土台に
http://j.people.com.cn/94476/6629653.html

対象国・地域は「中国香港・韓国・マレーシア・インドネシア・ベラルーシ・アルゼンチン」とよりすぐりです。

マレーシア・インドネシアは南シナ海からインド洋へ抜ける経路沿岸国ですし、ベラルーシは典型的なロシア・ルーブル圏で獅子身中の虫を住まわせるのに最適かつユーロ圏へのトンネルにもなる。
アルゼンチンはデフォルトを起こして大方の貸し手が躊躇う国ですが、元は南米随一の有力国で潜在力はあなどれませんし、ウォン・カーウァイ(王家衛)監督が映画『ブエノスアイレス』の舞台としたところで、ウィキペディア「アジア系アルゼンチン人」によると中国移民が急増した国とのこと。大穴馬券狙いですね。

香港以外の国は実際に人民元のスワップを使う可能性は低いでしょうが、中国系の血筋を引くユドヨノのインドネシアが実行したらスハルトのクーデターによる失地回復、韓国は再び中華冊封国復帰となって万々歳でしょう。

_ ゴンベイ ― 2009/04/07 17:02

そういえばスワップ協定対象国に中国にとって最友好国であるパキスタンが入っていませんね。
現下の政情では最も紙くずになる可能性が高いので、さすがに手を出しかねているのでしょうか。

_ Y-SONODA ― 2009/04/08 07:24

ゴンベイさんへ

中国は地政学しておりますなぁ。
今中国ではマハンが大人気とか。

その最前線はアフリカとなっているようなので、
その詳細は近日中に取り上げますね。

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