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旧厚生省狙った連続テロ発生(2)2008/11/20 08:25

東京大学法学部


なにやら昨日も新聞社やテレビ局からお問い合わせをいただいたのですが、
昨日の記事の背景をお知らせしておきます。

私が出版社からの依頼で原稿を書く時は、
一応テーマに沿った新聞記事や雑誌記事をすべて取り寄せます。

気になる出来事なり人物なりをピックアップし、
過去から現在へのつながりの中で仕上げていきます。

確認が必要だと思った時は、最後に取材。
『血に群がるドラキュラ達の因果』を書いた時もそんな感じ。

「薬害エイズ~薬害肝炎から意外にも年金問題へ」という組み立ての中で、
両方に通じていた丸山晴男氏を取り上げたわけです。

吉原健二氏と山口剛彦氏のことを知ったのも単に丸山晴男氏周辺にいたから。

この二人を原稿で取り上げなかった理由は、
山口氏は薬務局経済課長と薬務局企画課長を務めていたことを確認していたものの、
丸山氏ほど薬害エイズ及び薬害肝炎との密接な関係が見出せなかったからです。

そうなると、薬害エイズや薬害肝炎で恨みを持つものの犯行ではなく、
やはり年金問題に絞られてくるのではないかと思います。

現在の基礎年金制度ができた年金法改正(1985年)当時、
吉原氏と山口氏が担当局長と課長の立場にあったことも、
事件発生してから半日以上を経てからようやくメディアが取り上げました。

おそらく報道に関わる人でも
両氏がコンビを組んで年金改革に携わっていたことを知らなかったはず。

手っ取り早く有料記事検索をしたところで、そのような記事は出てこない。
特に重要な点は両氏が揃って登場する記事は1本しかないのです。

その記事とは「再考 破壊神 小泉純一郎 2006/07/03, 日経ビジネス」のこと。

この記事には「88年当時の事務次官だった吉原健二、96年当時の事務次官、山口剛彦が口を揃えるように、厚生大臣時代の小泉に対する官僚の受けはすこぶる良かった。吉原は竹下登から宇野宗佑に首相が代わる際、小泉の留任をわざわざ竹下に頼み込んだほどだ。」と書かれています。

こうしたことを知った上で、
昨日の記事に「年金、天誅、日本年金数理人会、小泉純一郎」を取り上げたのです。

私にしてもたまたま原稿依頼があって初めて両氏が年金改革に携わっていたことを知っただけ。

両氏の住所まで知っていたとなると、
内部事情に通じた人か相当マニアックな人の犯行ではないかと思います。

「犯人は30歳前後」という情報が間違いなければ、
旧厚生省出身者や出入り業者などの可能性はほとんど消えます。
両氏に個人的な恨みを持っている、
あるいは年金逆恨みという可能性も消えてしまう。

そうなると図書館などに足繁く通うようなマニアックな人ではないでしょうか。
頭は相当いいけど、かなり歪んだヒロイズムの持ち主なのでしょう。

<画像引用>
東京大学法学部・大学院法学政治学研究科
http://www.j.u-tokyo.ac.jp/

久しぶりの恐竜ネタ2008/11/20 08:39

Dinosaurs, Congress and the auto industry

自動車産業も時代遅れになるのでしょうか。

“They're a dinosaur in a sense," Alaska Republican Senator Richard Shelby said Sunday as he offered his views on the American auto industry and on how to return the Big 3 to financial solvency.

Dinosaurs, Congress and the auto industry
http://www.freep.com/article/20081118/BLOG24/81118002/1068/opinion
(↑クリックすると「恐竜化石を取り囲む無数のたまゆら写真」も出てくるよw)