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イレーヌ・ジョリオさんからのお便り2008/05/28 08:28

先日講談社様宛に一通のメールが届きました。
この方も女性のようです。
「言いたかったことがきっちり伝わっていること」
これがなによりも嬉しいです。
また、ヨハネ・パウロ2世の葬儀のことは、
前々から気になっていたので、
私も少し突っ込んで調べてみますね。
それではご本人の許可を得て、以下紹介させていただきます。


新刊の講談社+α新書の
園田義明著「戦後日本をつくり上げた意外な二つの勢力」
(注=『隠された皇室人脈』)の内容についてです。

私は、園田さんのご意見にわが意を得たりという感じでした。
日本の皇室は、日本政府と違って、本当に「賢い」ですね。
ヴァチカンと、堅実な関係を結んで、いい関係ですね。

私は、かつて、ヨーロッパの大家の倉田保雄さんのエッセイを
読んだ事あるのですけど、
ヴァチカンは、CIA・KGBを上回る「情報大国」らしいですね。
世界各地に散らばっている神父・修道士・修道女が、
その地の情報を、ヴァチカン本部に上げるという事を知ったのです。
何か、世界中に、神父・修道士・修道女、100万人とかいうのです。
だから、CIA・KGBを上回る「情報網」です。
本当に凄いです。

ところが、日本政府は、そのようなヴァチカンを軽視しています。
ヨハネ・パウロ2世の葬儀に、なんと「冷たい対応」をしたことでしょう!
世界中の首脳が、あの葬儀に集結したというのに。
本当に「外交オンチ」です、日本の外務省は。

皇室は、皇太子が葬儀に出たいというのに、
当時の首相、小泉さんが、許可しなかったと言われています。
本当に、小泉って、おばかな「首相」でした。

本当に、この本は、「本音」が書かれていて、非常にためになると思います。
歴史を「カトリック」の立場で見ていて、新しい視野を開いてくれました。

園田さん、至高の「良書」ですよ、この本は。

コメント

_ 紫竹庵人 ― 2008/05/28 14:50

園田さん。こういう手紙は嬉しいですね。
たぶん今の識者はこれまで発表されている“定説”に引きずられ、自分の仮説を思い切って公にする勇気を失っています。

_ Y-SONODA ― 2008/05/28 21:47

紫竹庵人様

どうもいつもお世話になっております。

本当にこのようなご意見をいただくとうれしいですね。

私自身はこれからも自由気ままなトリックスターに徹するつもりです。
定説を掻き回して議論が生まれればよし。
その議論の中から新たな定説が生まれればさらによしですね。

いたずら好きのトリックスターを
今後ともご支援いただきますようお願いいたします。

_ ami ― 2008/05/29 11:32

園田さん、こんにちは。
「隠された皇室人脈」拝読させていただきました。
私はかねてから、教祖を拝むとか仏壇、神社に手をあわせるということに抵抗がありました。
もちろん祖先を尊ぶという気持ちはありますし窮地に陥った時に漠然と神に祈ることもあります。
果たしてその「神」とは何だろう?と考えるとそれは「仏様」でも「キリスト様」でもない。 個の教義に則った「祈り」ではなくどこにいても「祈る」「感謝」の気持ちさえあれば救われると信じたい。 園田さんの仰る「八百万の神々を世界に向かって解き放つ」ことこそが日本人の使命であり、未来に受け継いで行くべき「誇り」だと気づかせていただきました。 こんな世の中だからこそ素朴なものに目を向けることは大切ですね。 ありがとうございました。

_ Y-SONODA ― 2008/05/30 06:40

Amiさん、どうもはじめまして。
素敵なコメントありがとうございます。

八百万的な信仰は、
日本に限らず世界中どこにでもあったと思いますよ。
それを今なお大切に守り続けている日本は、
「世界のふるさと」みたいな存在かもね。
ふるさとはふるさとらしく、「堂々」としていればいいのです。
そうすれば、いろんな宗教を結びつけるブリッジになるでしょう。

_ アルルの男・ヒロシ ― 2008/05/30 22:36

渡部昇一の『ドイツ留学記』(講談社現代新書)はカトリックのことについて詳しく書いてありますね~。
カトリック=国際主義というのはポイントだなと思いました。渡部はまあ上智のイエズス会の神父の紹介ということもあるでしょうけど、ドイツ留学中は貴族やロータリーの人と結構仲良くしているんですよね。1950年代でこれは凄いと思いましたね。日本の宗教は、こんな風には留学生を泊めてくれたりしないよな・・・・。これもネットワークですね。
八百万ネットワークとかアミニズムネットワークで、グローカルな交流でもできないものですかね。

_ Y-SONODA ― 2008/05/31 01:13

アルルさんへ

渡部氏は自著でよくカトリックのことを語っていますね。
『ドイツ留学記』は未読だったので、早速注文しました。
どうも情報ありがとう。

渡部氏も実は楠木正成ファンですよ。
そこに日本的精神と日本的美学があると、
『わたしの人生観・歴史観』(PHP)で熱く語っています。

留学生が集まる場所といえば、
真っ先に思い浮かぶのはフィラデルフィアのモリス邸ですね。
ビッグ・リンカー達の宴2シリーズでも取り上げましたが、
ここに新渡戸、内村、津田梅子、野口英世らが招かれていました。

八百万ネットワークの交流拠点を
日本に築くためのヒントがあるのではないか思い、
年内にもこのモリス邸を訪れようかと計画中。

神道&仏教関係者も引っ張って行こうかなーw

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